カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

陰陽海

2024年06月29日 21時45分59秒 | 台湾/TAIWAN

十三層遺跡の反対側にある海が陰陽海である。

陰と陽。相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない、
森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、
相反する陽と陰の二気によって消長盛衰し、
陽と陰の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。
と言うのが陰陽思想である。

陰は受動的な性質である:闇・暗・柔・水・冬・夜・植物・女
陽は能動的な性質である:光・明・剛・火・夏・昼・動物・男。

タイチーマークはご存じだろう。

陰陽海は金色と青色の二色の海水が見られるのであるが・・・
天気が悪すぎてハッキリ映らなかった。

海のそばには道路が走っており、 
荒々しい波が飲み込んでしまうのではないと思った。

 

 

近くにある金瓜石山は大量の黄鉄鉱が含まれており、
水に溶け出し水酸化鉄となり、土砂に付着し黄褐色の浮遊物になる。
それが海に流れ出して黄金色になる。
もともと海水は青色なので金色と青色の二色の海水が見られる。

褐色と灰色に見えたのだが、
言葉では表せないようなエネルギーを感じた。
まさに陰と陽の同じ力がぶつかり合い合体した1つの大きな力が
それほど大きくはない海岸に現れていた。

晴れていればこんな色らしい。

でも褐色と灰色だったけど押し迫って来るような海だった。

九份だけでなく金瓜石と水湳洞も行く価値は十分にある。
十三層遺址と陰陽海をお忘れなく。

 


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