ラジャスタン州の州都ジャイプルの中心部から、
北東11Kmにあるアンベール城は16世紀に建設された。
そもそもはラージプート族のカチワー家が、
この地にアンベール王国を築いた。
1592年頃からもともとあった城に、
マハラジャ・マン・シンが大規模な増築を開始し、
1792年にジャイ・シン2世がジャイプルに遷都するまで、
この地にマハラジャが居住していた。
この城の名物は「象のタクシー」である。
城の麓から、マハラジャ気分で象に乗り城まで登って行く。
インドと言えば象~!!
と言うわけで私的にはかなりミーハーなアトラクションだと思っていた。
でもやはり旅行者は乗りたいようで・・・・
今回、初めて象に乗るためにわざわざ1泊して早朝アンベール城へ向かった。
象乗り場に8時半に行ったらもちろん一番乗りだった。
数頭の象と象使いが来ていた。毎日、近所の村からやってくるそうだ。
貸し切り状態だったので象使いの言うがままに記念撮影。
予想通りやっぱり撮影料を請求された(100Rs)。
そうこうしているうちに元締め登場。
1頭2人乗りで1100Rs(約1680円)。
象のスピードでえっちらおっちら登って行くので、
所要時間は20分程度。
アグラで乗った馬車もそうだけどお姫様気分で、
なかなかいいものであった。
注意事項としては、
① 象との撮影にはお金が必要(インドでタダはない)。
② 物売りが、ずーーーーっとついてくる。、
③ 坂の途中に勝手にカメラマンがいて、後で写真を売りつけてくる。。
1枚50Rs程度だが写真を確認する事、買わなくてもよい。
④アンベール城に到着すると降りる前に象使いがチップを請求してくる。
降り場にもチップを渡さないようにと言う注意書きがあるが、
渡さないと降ろしてくれない。100Rs程度でよい。
少ないと文句を言われるけど。
仕事を終えた象がお家へ帰って行く所。
平地と違って高低差があるのと、
山を背にして象に乗るので見晴らしも良く、
1回は乗ってみる事をお勧めする。
これは王族気分が味わえますね。
高い位置からの眺めは良かったことでしょうね。
一瞬ではありますが・・・
その時代の王族たちの気分に浸れました。
その場所でしか味わえないものは、
味わってみる事をお勧めします。
以前は4人乗りでしたが、現在は2人乗りで、
山を背にして横並びに乗ります。