カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの聖者】 ~ クリシュナムルティ ~

2007年01月16日 21時20分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
1895~1986、南インド・タミルナードゥ州の
チャンナイ(マドラス)近郊のヒンドゥー教徒の家の、
8番目の子供としてに生まれる。
ヴィシュヌ神の8番目の化身がクリシュナ神である事から
クリシュナムルティと名付けられた。

14歳の時に神智学教会の幹部リードビーターにより、
偶然に見出された。クリシュナムルティは、
外見的には泥と垢にまみれていたが、
 オーラは神々しいまでに清浄だったため、
リードビーターは恍惚状態となったそうだ。

神智学教会とは1985年にアメリカで創立された秘教結社で、
堕落腐敗した世界を救うためにマイトレーヤ(弥勒)が到来するとし、
その候補者を捜していたのだった。

クリシュナムルティは、神智学教会の会長の養子となり、
救世主としての教育を受け、
25歳で「東方の星の教団」の教主となった。

しかしクリシュナムルティは、教団の思惑とは別に、
自分の内面の声に従い、教団を解散してしまった。

          
  
「真理は道なき道であり、
  どのような組織体とも無縁である。」


人間は特定の教義や修行法に固執する事なく、
心理をありのままに見つめる事によって開放される。

クリシュナムルティは、既成の宗教や組織を一切捨て、
人間の生きる道を求めた。

あなたは世界だ

UNIO

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今日のカレー(No.65) ~ディヤ~(六本木)

2007年01月15日 20時52分59秒 | カレー / CURRY
普段は行かない六本木だが、
ヨガスタジオへ行った帰り道に、
六本木ヒルズにあるインド料理店へ行ってみた。

          

住 所:東京都港区六本木6-10-1
     六本木ヒルズ ヒルサイドB1F
電 話:03(6438)1177
最寄駅:東京メトロ日比谷線等 六本木駅

<食したメニュー>

 ビンディ・マサラ   1480円
 タンドリー・ロティ    430円
 マサラ・チャイ     480円   
     
<店内の雰囲気>

4人×7席、2人×17席、カウンター10席

照明を落とした落ち着いた店内、高級店の雰囲気。
暗すぎて料理がよく見えないのが残念。

ウェイターのサービスも上品でスマート。
しかし私を緊張させるものではない・・・。
つまり顧客にプレッシャーをかけるものではなく、
顧客に応じた「もてなし」を心得ている。

音楽はPOPSだったが、JAZZも合うかも。

<感想と評価>

大き目にカットされたオクラは、程よいスパイスの配合で、
コクのあるカレー炒めに創りあげられている。
しかし私には、ちょっと辛さが足りない。

玉ねぎも大きめにカットされているが、
量がす少ないかなぁ・・・。
まぁ「ビンディ・ドゥ・ピアジャ」 (オクラと玉ねぎカレー)
ではないので、こんなものかなぁ。

食べきれないと思ったので、ナンではなくロティを選択。
チャイは濃い目であった。

 評価は◎
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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№85 THE BEST FORTUNE

2007年01月14日 21時27分59秒 | 日記 / DAIRY
遅ればせながら、初詣に行ってきた。
元来、私には初詣と言う習慣がないので、
大晦日の夜に出かけていくとか、
元旦や三が日のうちにお参りに行くと言う事はない。

従って、毎年決まった場所に行く事もなく、
適当に見かけた神社仏閣の類に、
行っているだけだった。

 今日、久しぶりに昔の会社の友人に会った。
その友人が、東京生まれの東京育ちにもかかわらず、
「浅草に行った事がないので、行ってみたい。」と言った。

たまたま会ったのが池袋だったので、
都バスで行こうと言う事になり、
 (私が言い出したのだが・・・。)
記憶を頼りに三越裏のバス停へ行ってみたら、
これがまたちょうど良く5分後にバスがあった

 私はかなり運命を信じる方なので、
これはきっと浅草の観音様が呼んでいるに違いない
と、初詣に行ったのであった。

          

浅草寺の始まりは・・・・
昔々・・・628年3月18日未明、
隅田川で投網漁をしていた漁師兄弟の網に一体の仏像がかかった。
豪族の土師真中知(はじのまなかち)が、
尊い観音像であることを知り、
自宅を寺としその観音像を奉安した事が起原である。

そして、645年、勝海上人がこの地に留まり観音堂を建立、
夢の中のお告げでご本尊は秘仏と定められ観音信仰の中心地となった。

            

参拝の後、お約束のおみくじを引いたのだが、
私にしては珍しく大吉だった。
  待ち人も現れるようだし、
     (未だ現れた例はないが・・・。)
  旅行も良いようだし、
  病気も治ると書いてあった。 

 しかし油断せず謙虚で柔和な気持で行動しよう。

私達は、年間の参拝客が日本一と言う浅草寺の仲見世で、
揚げ饅頭(抹茶:150円)を、ほおばり、
友人はお土産の人形焼を購入し、満足して帰路に着いた。
つかの間の東京見物であった。

◆豆知識◆

 一般的なおみくじを良い順番から並べると下記のようになる。
 「大吉→中吉→小吉→吉→半吉→末吉→末小吉→
  凶→小凶→半凶→末凶」
 でもさすがに「小凶・半凶・末凶」は見た事がない。
 逆に確率から言うと、当りかもしれないが・・・・。

 なお、凶が出た場合にはご加護を祈り、
 境内の指定場所におみくじを結んで、ご縁をつなぐのが心得。
 
 浅草寺のおみくじは、1~100番まであり、
 「大吉→小吉→吉→半吉→末吉→末小吉→凶」の7種類ある。
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【インドの聖者】 ~ シャンカラ ~

2007年01月13日 21時24分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
シャンカラ

清水書院

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700~732。インド最高の哲学者の一人。
ヴェーダ聖典の権威を認める正当バラモン系の
ヴェーダンタ学派に属する。
南インドのバラモン階級に生まれた。
(異説もあり。)

 なんと!既に2歳で読み書きができた天才児であった。
8歳の時に、病の母に飲ませる為に、
手中からガンジス河の聖水を取り出した。

それを見た通りすがりの行者が言った。
「この子は大賢者になる。しかし若死にはさけられない。」
シャンカラはそれを聞いて出家しようとしたが、
母が許さなかった。

ある時、川で沐浴をしていた時にワニに噛みつかれた。
シャンカラは母に向かって叫んだ。

「僕が出家する事を認めてくれれば、
 ワニも許してくれるでしょう

しかたなく母は出家する事を認めた。
その瞬間ワニは離れていったが、
シャンカラは無傷であった。

           

シャンカラは、ゴーヴィンダパーダという聖者の弟子となり、
世界原理ブラフマンと各個体に内在するアートマンが、
一体であると言う「不二一元論」を説いた。
「不二一元論」は、ヴェーダ聖典の権威を認める、
正統バラモン系のヴェーダンダ学派の中で最大。

32歳で死ぬまでにインドに4つの僧院を建てた。
南インド・カルナータカ州のシュリンゲーリの総本山は、
シャンカラを名乗る累代の法主によってえ護持されている。
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【インドの聖者】 ~ ジュニャーネシュヴァラ ~

2007年01月12日 22時27分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
13世紀後半に実在した苦行者。(1275~1296)
ヴィシュヌ派のバラモンの家系に生まれた。

父親は家庭の事情で結婚させられたが、
修行僧への志願を捨てきれず、バラナシへ行った。
しかし既婚者であることがばれ、バラモン社会から放逐された。
絶望した両親は入水自殺を遂げた。

残されたジュニャーネシュヴァラと3人の子供達は、
乞食をしながら苦行に精進した。
やがてジュニャーネシュヴァラは宗教的に高い境地に達し、
超能力を発揮し始めた。

   牛にヴェーダを唱えさせたり、
   レンガを空中に浮遊させたり、
   死者をよみがえらせたりした。

そして東インドのマハラシュートラ州のプーナに近い、
アーランディーにある地下の岩窟に閉じこもり、
断食をしたまま21歳で入定した。
今でもその岩窟で瞑想していると言われている。
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【インドの聖者】 ~ ヴィヴェーカーナンダ ~

2007年01月11日 20時26分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
1863~1902。
写真は南インドのタミルナードゥ州
カニャークマリにあるヴィヴェーカーナンダの像。

なぜこの地にヴィヴェーカーナンダの像があるのか

それは・・・彼がこの地で瞑想している時に、
母なるインドの永遠の遺産に目覚め、
ラーマクリシュナの使命を完遂する計画を描いたからだそうだ。

        

そして・・・ラーマクリシュナの意思を継いで、
ラーマクリシュナ・ミッション(伝道会)を創設した。
また、シカゴで行われた世界宗教会議に出席し、
ラーマクリシュナの思想を初めて世界に宣布した。

ラーマクリシュナ自身は、
極めて自由闊達な方法で信仰に勤しんだのだが、
近代的な教養を身につけたヴィヴェーカーナンダを、
自分の後継者に指名した。

このように世間にその思想を知らしめたのは、
ヴィヴェーカーナンダの功績が大きい。

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【インドの聖者】 ~ ラーマクリシュナ ~
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【インドの聖者】 ~ ラーマクリシュナ ~

2007年01月10日 22時08分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
1836~1886。ラーマクリシュナ・パラマハンサ。
西ベンガル州カマールプカルの
貧しいバラモンの息子として生まれ、
18歳でコルカタ(カルカッタ)の
ドッキネッショル寺院の僧侶となった。

宇宙の大生命力、根元造化力を神格化したカーリー女神を愛慕し、
職務や食事も忘れて熱烈に崇拝した。
その絶頂で燦然と輝くカーリー女神を見神した。
すると同時に全身が法悦状態となり、
2日間、意識不明状態となった。

その後、カーリー女神の神像を見たり、
名前を聞いただけで反射的に全身が硬直し、
トランス状態に陥ったり、
宗教上の観衆を無視し神に酔いしれた。
その為、悪魔が憑依していると疑われた事もあった。

           

赤子のようにカーリー女神に使える信仰とは別に、
ヒンドゥー教のシヴァ神クリシュナ神の他に、
仏教の釈迦、イスラム教のアッラー、キリスト教のイエス等、
他宗教の神を見神し実感したと言う。

こうして自身を通して、
「どの宗教を通っても、神の所へ行ける。」
と言う結論に達した。
これは、ヴェーダーンタ哲学の奥義である「万教同根」。
宗教の枠や垣根を取り払った先駆者であった。

ヴェーダーンタ思想の展開―インド六派哲学

春秋社

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神を愛する事が人類愛につながり、
いつしか自我は空となり、
神人一体の妙境に達する・・・それが、
「解脱の境地」であるとした。

後継者としてヴィヴェーカーナンダが意思を継いだ。

なおベンガル人はラーマクリシュナを、
ヴィシュヌ神の12番目の化身として崇めている。

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【インドの聖仙】 ~ チャイタニヤ仙 ~

2007年01月09日 21時18分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
15~16世紀に実在した聖仙で、
クリシュナ信仰を広めた。

18歳で結婚し倫理学者であったが、
クリシュナの熱烈な信者となった。

東インド・オリッサ州プリーに移り、
全てをクリシュナ神に捧げる運動を展開し、
(クリシュナの名前を唱えながら熱狂的に歌い踊る。)
クリシュナ信仰をベンガル地方に広げた。

最終的には入水して昇天し、
クリシュナ神と一体化したと信じられている。

人間は神の前では皆兄弟であると言う主張で、
カースト制度を批判している。
 カーストを批判しながらも、
ヒンドゥー教徒であるのが不思議ではあるが、
イスラム教や他宗教にも門戸を開放している。

なおベンガル人はチャイタニヤ仙を、
ヴィシュヌ神の11番目の化身として崇めている。

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【ヴィシュヌ神の化身】 ~ナラシンハ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~ブッダ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~カルキ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~ヴァーマナ~
【ヴィシュヌ神の化身】 ~斧を持ったラーマ~
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今日のカレー(No.64) ~ティルマ~(池袋)

2007年01月08日 21時10分59秒 | カレー / CURRY
池袋に新しいインド料理店がOPEN

 12月のホットペッペーに載っていたので、
早速行って見た時には、
なんらかの事情で開店が遅れていた。
年末になってようやくOPENしていた。

1月10日までは、ランチタイム=50%OFF

          

住 所:東京都豊島区東池袋1-13-10
      第一坂田ビル5F
電 話:03(6907)8207
最寄駅:JR山手線等 池袋駅

<食したメニュー>

  Bランチ    880円
    (カレー2種類、ナン、サフランライス、サラダ、ヨーグルト)
  チャイ    100円
    (ランチタイム・サービス)   
     
<店内の雰囲気>

ビルの外見は古く、入りやすい雰囲気ではない。
クラブやお見合いパブ等が入っている。

店内はさすがに新開店なので、ピカピカ。
インド料理店と言うよりはバー風。

カウンター9席、
テーブル4人×6席、6人×1席。

音楽はなぜかガムラン。

<感想と評価>

カレーは、チキン、キーマ、マトン、エビ、ベジタブル、
ダル、日替わりの中からダルとキーマを選択。

キーマ(写真右手中央)はチキンキーマかと思っていたら、
珍しくチキンとマトンのコンビネーション。
辛さよりしょっぱさが気になる。
臭みは少なくはないが、食べられないほどではない。

通常ダル(写真右手前)はマイルドな味付けであるが、
思ったより辛らめであった。
やはり・・・しょっぱさが気になる。

サラダは、レタス、キャベツ、コーンにサザンドレッシング。
ヨーグルトは柔らかめで、缶詰の桃と梨が入っていた。
ナンは、小さめで塩味。チャイは普通であった。

食べ始めた時は美味しいと思うのだが、
食べ終わって、再訪したいかと言うと・・・。

 評価は○ (池袋なら、サフランA・RAJ
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。
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日本スーパーフェザー級タイトルマッチ

2007年01月07日 20時00分59秒 | スポーツ / SPORTS
日本スーパーフェザー級チャンピオン小堀佑介(角海老)
       18勝(9KO)2敗1分
               

              同級1位 大之伸くま(FUKUOKA)
                 31勝(13KO)2敗

                 

写真右側:ゴールドのトランクスの小堀選手の3回目の防衛戦。
前回11月5日の防衛戦からわずか2ヶ月、
肩の負傷もあったし・・・大丈夫だろうか?

写真左側:紫色のトランクスは、福岡が生んだヒーロー、
元日本フェザー級チャンピオンの大之伸選手。
こちらも11月11日以来の試合となる。
過去の2敗は共に角海老宝石ジムの榎選手と本望選手、
3度目の挑戦で角海老超えを果すか

             

1ラウンド、大之伸選手がいきなり仕掛ける。
ゴングと共に行きよい良く飛び出し、連打を浴びせる。
しかし小堀選手は落ち着いている。
 (小堀選手:9-10:大之伸選手)

2ラウンド、大之伸選手は嵐のように連打を繰り出す。
小堀選手はかわしながら正確なパンチを当てる。
終了のゴングと同時に小堀選手の右クロスがヒットして、
大之伸選手がダウン・・・カウントが進む。
やっとのことで立ち上がるがかなり効いている。
 (小堀選手:10-8:大之伸選手)

3ラウンド、明らかにダメージが残る大之伸選手は、
前進するが小堀選手の距離だ。
最後は、右フックが当たりダウン。
ここで青コーナーよりタオルが投入された。
1分10秒だった。

バレロ選手とスパーリングをした効果があらわれたのか、
小堀選手また強くなっていた。

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日本スーパーフェザー級王座決定戦 真鍋戦
日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 三上戦
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坂本博之 引退試合

2007年01月06日 22時59分59秒 | スポーツ / SPORTS
坂本博之 不動心

日本テレビ放送網

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  ファンの熱い声援に支えられ、戦いつづけた男がいる
  恵まれない子供たちの夢を背負い、戦いつづけた男がいる
  坂本博之36歳、ラストファイト
  2007年1月、彼は最後の戦いへ挑む
                  (坂本選手のHPより引用)
                    

これほどまでに心をうつ選手がいただろうか・・・・
元日本ライト級、元東洋太平洋ライト級チャンピオンの
坂本博之選手が引退する。(写真左側:白色にゴールドのベルトライン)
今夜は、その男の生き様を・・・最後のその雄姿を見に行った。

世界タイトルに4回挑戦するも、夢は実現できなかった。
しかし・・みんなの記憶の中で、
坂本選手はいつまでも鮮明に生き続けるだろう。
  私は決して忘れない。

■ 世界タイトル挑戦の記録 ■
   1997年7月 対 スティーブ・ジョンストン (米国) WBC 判定負け 
   1998年8月 対 セサール・バサン (メキシコ) WBC 判定負け 
   2000年3月 対 ヒルベルト・セラノ (ベネズエラ) WBA 5回TKO負け 
   2000年10月 対 畑山隆則 (横浜光)WBA 10回KO負け


                  タイ国ライト級1位
坂本博之(角海老)     カノーンスック・シットジャープライ
  39勝(29KO)7敗           6勝(2KO)4敗   

                     


入場曲のドボルザークの「新世界」が流れ始めたと同時に、
私の涙腺はゆるみ始めた・・。
坂本選手が登場すると、超満員の場内に大歓声がこだました。

なんたって・・・引退試合である。
3回くらいに坂本選手の右フックが炸裂して、
タイ人がダウン・・・・見事なKO勝ち・・の予定だった。
間違いなく大多数の人がそう思っていたに違いない。
・・・ビックリした。
シットジャープライ選手はやる気満々だった。
さすがはタイのライト級1位だった。

1~2ラウンドは、坂本選手も身体にキレがあり、
左右のフックで追い込んで優勢だった。
                 
3ラウンドになって、スタミナ切れか坂本選手の動きが鈍った。
シットジャープライ選手の右アッパーを食って、
ロープにつまり連打を浴びる・・・。

5ラウンド、坂本選手はバッティングで左目を切ってしまった。
ますます動きが鈍り、手も出なくなってしまった・・。
危ない・・・。大ピンチ
「ガンバレ坂本」 

7ラウンド、シットジャープライ選手が、
プッシングの反則で減点1。
このラウンドは坂本選手が力を振り絞って、
左右のフックとボディーでポイントを奪った。

ラウンド終了後、坂本選手の左目の傷が広がっていたため、
浦谷レフェリーが試合をストップした。

ここまでの私の採点は、66-66のドロー。
公式採点は、ジャッジ吉田68-67(シットジャープライト選手)、
福地と島川が67-67。かろうじて引き分けた。

このマッチメイク・・・どうしたのだろう。
坂本選手が強い相手を望んだのか?
それとも坂本選手の体調が思ったより悪かったのか
最後の試合は、47戦で1度もなかった引き分けだった。

              

坂本選手、感動をありがとう。
坂本選手、勇気をありがとう。

今夜26:20より、日本テレビで放送があるので、
坂本選手を知っている人も、知らなかった人も、
一緒に感動しましょう!

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「不動心」
ボクシング名勝負 その②
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BOXING GP 2007

2007年01月05日 22時36分59秒 | スポーツ / SPORTS
1月の3日に戦うという事は・・・
クリスマスも、大晦日も、そして正月もないと言う事だ。
 まずは、この日に登場した全ての選手に拍手を贈りたい。

日本とメキシコの対抗戦として5試合が組まれた。
先鋒戦~中堅戦までは、勝者に1ポイント、
引き分けは両者に0・5ポイント、与えられる。
副将戦と大将戦は勝者に2ポイント。
5試合の合計ポイントで団体戦の勝敗が決まる
 (結果は、日本の3勝1敗1分 4.5P2.5P)

先鋒戦 細野 悟(大橋)  マリオ・ガルシア
      5勝(4KO)        6勝(6KO)6敗1分

次鋒戦 日本スーパーバンタム級2位   WBCスーパーバンタム級31位
      宮 将来(ヨネクラ)   ルーベン・エスタニスラオ
      16勝(12KO)         18勝(3KO)9敗2分

中堅戦 日本ウェルター級チャンピオン
      大曲 輝斉(ヨネクラ)  アレハンドロ・ルイス・ガルシア
       17勝(16KO)4敗3分       7勝(3KO)2敗

副将戦 WBAスーパーフェザー級チャンピオン  WBAスーパーフェザー級12位
      エドウィン・バレロ(帝拳)   ミチェル・ロサダ
       20勝(20KO)           21勝(14KO)3杯1分

大将戦 WBCスーパーフライ級2位  WBCスーパーフライ級チャンピオン
      川嶋 勝重(大橋)  クリスチャン・ミハレス
       30勝(20KO)5敗      28勝(10KO)3敗分

              

まずは、先鋒戦の細野選手は、アマチュアで全日本選手権と国体を制し、
プロ入り後は5勝無敗。

1ラウンドと2ラウンド、細野選手は動きが硬い。
ガルシア選手は左の使い方が上手く、手数で圧倒。
ここまではガルシア選手優勢。

3ラウンド、ようやく細野選手のボディブローが聞き始めるが、
ガルシア選手の手数は減らず、互角。
4ラウンド、細野選手の左ボディブローが効き、
ガルシア選手は身体を丸める。細野選手優勢。

5ラウンド、細野選手はボディブローでダウンを奪うと、
6ラウンド2分38秒、細野選手がボディから顔面へ
右ストレートを当てて、鮮やかなKO勝ち。

              

次鋒戦は、16連勝で日本バンタム級2位の宮選手が登場。

1~3ラウンド、宮選手は前進するが手数が少ない。
エスタニスラオ選手が手数で圧倒。
4~5ラウンド、宮選手がロープに押して行くが、
有効打はない。エスタニスラオ選手の手数と互角。

6ラウンド、宮選手がロープまで押して行くが、
逆に連打をもらう。エスタニスラオ選手優勢。
7~9ラウンド、宮選手は攻めきれない、
エスタニスラオ選手は足を使って逃げる。互角。

10ラウンド、手数ではエスタニスラオ選手だが、
パンチの強さで宮選手優勢。

私の採点では、99-96でエスタニスラオ選手の勝ち。
しかし・・・公式採点は、
ジャッジ福地95-97(エスタニスラオ選手優勢)、
サラサスと杉山が96-96でドロー。

ジャッジとレフェリーが日本側と言うのは、
国別対抗戦のこの場合、いかがなものだろうか

                     

中堅戦は、日本ウェルター級チャンピオンの大曲選手が登場
そのパンチ力は怪物である。早く見たい

1ラウンド、大曲選手は落ち着いて左ジャブから右フック。
終了間際に右アッパーで、早くもダウンを奪う。
2ラウンド、今度は右フックで2度目のダウンを奪う。
ガルシア選手は、前のめりにダウン。
3ラウンド、壮絶な右フックがカウンターとなり、
もんどりうってガルシア選手がダウン。
53秒、ここでレフェリーが試合をストップ。

勝利者インタビューで、
相手を気絶させる程のパンチ力を身につけたい。と語った。
凄まじいまでの自らのパンチ力で、
肩を故障した事のある男・・・。
凄~い 大曲選手
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WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

2007年01月04日 21時48分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン エドウィン・バレロ(帝拳・ベネズエラ) 
           20勝(20KO) 
                  
             同級12位 ミチェル・ロサダ(メキシコ)
                  22勝(15KO)3敗1分

                 

写真右側:黒色のトランクスのバレロ選手・・
凄すぎる・・・20勝20KO無敗・・・・
しかもデビュー以来18回連続1ラウンドKO勝ち・・・・。

対するロサダ選手(写真左側:白いトランクス)は23歳。
一度もダウンしたことがない。
その上、逆に1ラウンドKO宣言。

           

1ラウンド:バレロ選手の迫力に圧倒され、
ジリジリと後退するロサダ選手。
まさに「蛇に睨まれた蛙」のごとし・・・。
バレロ選手は、小刻みに身体を振りながら前進し、
まずは左ストレート一発、
まともに食らいロサダ選手がダウン。

ロサダ選手はかろうじて立ち上がるが、
全くなにも出来ない。
再び、バレロ選手の左ストレートでダウン。
ここでレフェリーは試合をストップ。
わずか、1分12秒だった。
「カミナリ・バレロ」の名前の通り、
稲妻のような電光石火の勝利だった。

正直言えば・・もっと見たかったなぁ~!

            

バレロ選手はベネズエラ出身の25歳。
7歳の時に父親が失踪し、家族は貧困に陥った。
12歳で働き始め、同時にボクシングを始めた。
オリンピックを目指すが交通事故で断念。
2002年にプロ転向。

なんとベネズエラでは、レストランやディスコを経営し、
家も3軒所有しているが、ハングリー精神は失っていない。

 「やっぱり、アイツは凄かった!」
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WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

2007年01月03日 22時44分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン                 同級2位
クリスチャン・ミハレス(メキシコ)   川嶋 勝重(大橋) 
     29勝(10KO)3敗2分         30勝(20KO)5敗

                    

行ってきました 初有明コロシアム
 (周りに何もなく・・・寒かったです。)
 無骨で不器用、不屈の精神を持つ男、
「ラスト・サムライ」川嶋選手の挑戦は続く。

川嶋選手(写真左側、ガンメタのトランクス)は、
前回9月の対戦で2-1のスプリット・デシジョンで敗れた。
これでは、納得して引退できるはずもなく現役続行を表明。

しかもライバル徳山昌守選手がタイトルを返上したため、
この試合は正式なタイトルマッチとなった。

ミハレス選手(写真右側:黒色のトランクス)は、9月に勝利した後、
なんと11月17日に初防衛戦を行い判定勝ちしている。
25歳とは言え、疲れとダメージは残っていないのか?
それとも川嶋選手を舐めてるのか?

なおこの試合は、オープン・スコアリング・システムで行われた。

                   

1ラウンド:川嶋選手は左右を大きく振り回しながら前進、
ミハレス選手は右ジャブからコンパクトに連打する。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

2ラウンド:川嶋選手は前進しロープにつめるが手が出ず、
逆にミハレス選手の連打をもらう。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

3ラウンド:川嶋選手はプレッシャーをかけ続けるが手数が少ない、
終了間際にミハレス選手に左フックから右フックを当てる。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

4ラウンド:川嶋選手がミハレス選手をロープに追い詰めるが、
ミハレス選手は左アッパーを連打し逆転、手数で圧倒。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

 ここまでの私の採点は、39-37でミハレス選手。
公式採点は39-37、39-37、40-36でミハレス選手。

5ラウンド:ミハレス選手は左アッパーを効果的に当てる。
終了間際に川嶋選手は右フックを当てるが、相変わらず単発。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

6ラウンド:川嶋選手がミハレス選手のボディーを狙い始める。
下から上へ狙い、左フックでポイントを奪う。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

7ラウンド:ミハレス選手は、足を使い距離を取り逃げるが、
接近するとは左アッパー、川嶋選手はボディーから左フックを当てる。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

8ラウンド:ミハレス選手は相変わらず手数が多く細かく連打するが、
川嶋選手の力のあるパンチがやや有利。
 (川嶋選手:10-9:ミハレス選手)

 ここまでの私の採点は、76-76でイーブン。
公式採点は77-75、79-73、76-76でミハレス選手。

9ラウンド:ミハレス選手の連打は止まらない。
打ち合いでも手数で圧倒。
 (川嶋選手:9-10:ミハレス選手)

10ラウンド:ミハレス選手の連打で川嶋選手がダウン
と思われたが、スリップ・ダウンの判定。
 (TVで確認したが、パンチが当っていたようだが・・。)
川嶋選手は立ち上がるが、
ミハレス選手の連打でコーナーにつめられ、
全く手が出なくなったところで、レフェリーが試合を止めた。
1分5秒、TKOでミハレス選手が勝った。

        

ミハレス選手は、暫定が取れて正規のチャンピオンになり、
防衛戦もこなした事ですっかり自信を持っていた。
ポイントを稼ぎ逃げるだけでなく、
時には好戦的に打ち合いに応じた。

 前半失ったポイントを中盤に挽回し始めた川嶋選手、
これからと言うところで攻め込まれた。
細かいパンチ・・特に左アッパーかな・・をもらいすぎて、
思ったよりダメージが蓄積していたようだ。

「ラスト・サムライ」最後まで勇敢でした。
ゆっくりお休みください。お疲れさまでした。
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【インドの聖仙】 ~ ヴァシシュタ仙 ~

2007年01月02日 22時30分59秒 | 神様・聖仙・聖者 / GOD & SAINT
インドには伝説の七聖仙と言って、7人の聖仙(リシ)がいる。

もともとは「ヴェーダ」の天啓の言葉に関わった詩人の事で、
「シャタパ・ブラフマーナ」によると、
ゴータマ、バラドバーシャ、ヴィシュヴァーミトラ、
ジャマド・アグニ、ヴァシシュタ、カシュヤパ、アトリ。

「マハーバーラタ」では、マーリチ、アトリ、アンギラス、
プラハ、クラトゥ、プラスティヤ、、ヴァシシュタ

このように文献によって違う7人だったり、
8人であったりするのだが、その辺りもインドらしい。
なおこの七聖仙はあまり有名ではないので、
これと言ったエピソードも少ない。

今では、宗教的な悟りに達した修行者や、
神と同等かそれ以上の超常的な力を持った人を、
聖仙とか聖者と言うようになった。
そして近代の聖者の方が有名だったりする。

             

さて上記の2つに出てくる、
ヴァシシュタ仙(絵の右側の白い色で描かれている。)は、
司法神ヴァルナと契約神ミトラの間に生まれたとされる。
「リグ・ヴェーダ」の製作で重要な働きをしたらしい。

「シャタパ・ブラフマーナ」では、
ヴァシシュタ仙がトリツス王スダースの助言者になった所、
前任者のヴィシュヴァーミトラ仙が解雇された事から、
激しい確執を起こして何世代にもわたって争ったそうだ。
 (別の神話もあり。)
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