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【八丈島郷土料理】ブドの作り方

2022年07月26日 10時59分00秒 | 島料理/島の幸
みなさま、こんにちは!海風おねえさんです。
八丈島の今日のお天気は、南の風はじめやや強く、曇り、波2.5メートル後2メートルうねりを伴う、気温は25~30℃の予報です。
※濃霧注意報が出ています。定期船とANA1便は到着しました。2便は強風で条件付き、3便は天候調査中です。

風が少し吹いてますね。7月25日(火)です。強風注意報はとれたので、2便も大丈夫と思いますが。

今日の2便で妹夫婦が来島します。コロナ患者が増えてるので(おまけにサル痘のニュース)、ギリギリまで迷ってましたが、所用での来島なので来ることになりました。お互いに気を使いますね。


八丈島郷土料理 ブド

来ることが決まったので、妹の大好物のブドを昨晩作っておきました。画像はわたしの味見用です。😊

*カギイバラノリ陸上養殖の取り組み (八丈島の郷土料理「ブド」の安定供給に向けて)|東京都島しょ農林水産総合センター
八丈島では、お祝い事や集会の席で食されるブドという郷土料理があります。ブドはカギイバラノリという海藻を煮溶かして、貝や魚のほぐし身などの具を加え固めた料理です。カギイバラノリは、春から初夏にかけて島の沿岸に繁茂します。しかし、生える時期が限られていること、また年によって生える量も大きく差があることから、島内で安定した供給が望まれています。そこで、カギイバラノリ安定供給のための手段の一つとして、養殖技術の開発研究を実施しました。

農水センターのホームページに書かれてあるように、ブドはカギイバラノリをに溶かし固めて作る郷土料理です。年々お店に出る量が減ってるように思います。


今年の3月のツイートです。ブド(カギイバラノリ)が採れるのは春先の短い期間ですから、こときに買って冷凍しておきます。わたしが今回使ったのも冷凍のブドです。


ブド 八丈島 郷土料理レシピ - 八丈町

基本的な作り方は八丈町ホームページ内【八丈島 郷土料理レシピ】に掲載されています。


こんな感じに海藻を煮ていきます。煮る前にゴミを取り除きますが、アクを取りながら更に他の海藻類等が混ざっているのを菜箸で取り除きます。


海藻がけっこう煮溶けてきてから他の材料を加えて調味します。



今回は、サバ缶、刻んだつぶ貝、長ねぎみじん切りを加え、味噌に醤油少々とだしの素も少し入れて調味しました。



バットなどに流し入れて粗熱がとれてから冷蔵庫で冷やし固めます。



レシピはとっても簡単なのですが、おいしいブドを作るにはやはり経験が必要です。水加減やどのくらい海藻を煮溶かすか、具材は何を使い、調味料は何を加えるかなど、自分の好みの味に作るには、何度か作ってみて調整する必要があります。


3月の梁山泊さんのツイートを見て、海藻の溶け具合を確認して、やっぱり今回は少し煮過ぎたかな~などど思うわけです。

今回は味噌の他に醤油とだしの素も使いましたが、シンプルな島風味噌だけにするか、いつも迷います。具材は昔は飛魚やシタダミを入れて作りましたが、近年は入手が難しいので、(これも昔から使われている)サバ缶を入れました。でもサバ缶入れると色が濁るんですよね。この辺も迷うポイントです。以前に(シタダミの代わりに)つぶ貝だけで作ったら、色が濁らずにきれいなグリーンのブドができました。今回もつぶ貝は入れてますが、やはり貝はとても合うので、つぶ貝代用はおすすめです。刻んで使います。



いつも迷いながら作りますが、まあまあ、おいしいブドは出来上がります。妹がきっと大喜びすることでしょう。😊

※この季節には販売はありませんので、作ってみたい方は来春に忘れずゲットして、冷凍しておいてくださいね!

【関連記事】
*【八丈島のおいしいもの】ブドの煮方とお客様への差し入れ(2021年04月11日)
*卵のマーブルぶど(2021年04月06日)


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