雀の手箱

折々の記録と墨彩画

今日の習作

2009年10月02日 | すずめの百踊り
 固定具を装着しているので、家事も、水仕事は特に不具合です。それで、明日から上京する夫が一緒に行こうと勧めるので、私も急遽、上京することにしました。

 4泊5日のあるじの留守中、ゆっくり作品つくりをするつもりで、手にも痛みがあるし、このところ筆をとらずに怠けていました。 帰宅予定の次の日が10月の合評会なので作品を作っておかなくてはと、机に向いました。

 突然の留守をするとなると、片付けておかねばならない家事が次々で、途中で思い出しては中断するので、集中が途切れます。1時間の仕事で、何とか本日は2枚を取り留めました。到底批評に耐えるものではありません。しばらくは提出作品なしの、口だけの参加になりそうです。

 切りつめられて哀れな姿のホトトギス一輪を、同じくへたれかけた籠にいれて。わが身につまされる姿です。
 露草ももう残り少ない日々を健気に彩っています。装具をつけての、「できるだけ手を使うな」という夫の目を盗んでの作画です。いつもは不足する”思い切り“と省略が、不自由のせいで少しだけ可能にしてくれたようです。
 お相撲さんが、テーピングをして取り組みに向うのがよく解りました。

 来週は帰宅まで1週間のお休みになります。