雀の手箱

折々の記録と墨彩画

柿三題

2009年10月24日 | すずめの百踊り
 従兄の法要のため先月は欠席した合評会でした。久しぶりに出席した私の手には固定装具が掌の半分を占めています。

 指導をしてくださるN先生の言「ホー。これで期待がもてるかな?一番の欠点の、小器用な仕事ができなくなると絵がどう変わるか。マチスも手が利かなくなって絵がよくなったから。」といわれてしまいました。

 まさか、マチスはないにしても、確かに手の自由が利きにくい分、省略せざるをえないし、仕方がないかと思い切らざるを得ない勢いも出るようです。

 転じた福がやってくることをせめて願って、諦めずに無理せずに画き続けるつもりです。

 今月の提出作品の中から柿三題をUPします。落款はまだ押せないのもありますが、同情票も入って好評でした。