雀の手箱

折々の記録と墨彩画

趣味の表装展

2011年05月23日 | 日々好日
 まだ始めて1年余の初心者の夫ですが、稽古に通っているグループが、北九州市立美術館の市民ギャラリーを会場に展覧会を開催しました。

 以前から興味があったようで、緊張感を持って指先を使うから老化防止になると始めたものです。
 稽古用になら丁度いいからと、つたない私の絵を、色紙サイズを中心に色々渡しています。その中から自分が選んで出品したものです。軸先は弟のところの窯で焼成して使用しています。

 長く稽古を続けている方は、屏風や、余りの紙を利用した一閑張りなども手がけておられました。

 小倉織や、古い着物、帯などを上手に利用したものから、本格的な表装の掛軸まで変化があって、趣味のグループ展らしい華やいだものでした。
 最期の秋草と蟹の表装が夫の作品です。




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2 コメント

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すてきですね ()
2011-05-25 23:08:23
 表装は作品を引き立てて、寄り添っていますね。とことん吟味して色や柄を決めるのでしょう。蟹も生き生きとしています。軸先にも神経を使って美しい! 全て芸術ですね。
 一閑張もなつかしく、古い小さな筥をいらないと言うのでいただいてきました。朱漆のうえに金泥の牡丹と蝶があしらわれ中に仕切りがあって、何を入れようか愉しく迷っています。
 心のこもった表装に、詩情がただよう。ご夫妻から風雅を学びました。ありがとうございました。
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道のり (ふくら雀)
2011-05-26 07:19:39
何によらず長く継続することが大事とわかっていても、86歳は持ち時間が問題です。気楽に出来る範囲で、のんびりと、のようですが、意欲を持つことのほうが今は大切と割り切って傍観しています。

素人の集まりだけに、発想も自在できまりごとに拘束されないのが面白い作品につながるようです。
みなさん活き活きと積極的に楽しんでいらっしゃいます。

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