教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ある喧嘩大将の思い出

2006年10月26日 20時08分00秒 | 受験・学校

私が、高校2年生時梅田のN予備校の高校生本科の夜の講習会に通っていた頃の話です。同じ学校のY君の友達で詰め入りの学生服を勝って変えないできっちり着ていました。数学の出きる私よりずつと頭の良い生徒でした。良く教えて貰いました。自分は、喧嘩好きで自分より強い相手とだけ一対一で喧嘩をするのが、俺流やと言うのです。自分より弱いもんとはせへんねんと言いました。普段は温和でやさしい顔をしていました。私の学校の文化際に来て僕より喧嘩の強い奴はいてへんやろか言い顔を見回しているのです。私の学校は、私立の男子高校でやんちゃもゴンタもいましたが、たいした相手がいないと言っていました。小さい頃からがき大将だったのでしょうが。ゴンタでも頭も良かったですね。今のこどもは、喧嘩下手で喧嘩の仕方を知らないと良く言われ、いじめの原因になっているとも指摘されています。一対一で、自分より強い喧嘩相手に立ち向かう彼は、男のなか男です。弱い者と喧嘩をしない彼は立派でした。今は、一人の相手に集団でいじめたり、殴ったりする男らしくない喧嘩道になってしまつています。私は、喧嘩や人を殴るのは大嫌いです。子供の頃から弱虫ですから。彼とその後分かれましたが、数学好きの彼は持ち前の根性で志望大学に合格したと思います。私は高校3年の9月末に亡き父が交通事故で、大怪我をし再起不能と言われ、勉強不足で翌年大学入試に不合格になり落ちこぼれました。最近のいじめ事件も小さい子供の頃から友達同士で遊んだり、喧嘩もしたことない子供が増えたのも原因との指摘もあります。喧嘩の経験が無く大人になり、自分の子供を虐待で大怪我するまで殴ったり、死なせたりする事件も有ります。今の若者は、手加減と殴り方を知らんねと言ったお年寄りも居られました。もつと若者らしく、日々男らしく生き抜いて欲しいと思います。今日から卑怯ないじめや喧嘩は止め、自信を持って日本男子ここに有りと正々堂々と行動して下さい。武士道精神も地に落ちた今日この頃の日本です。

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