シベリウスは全部で7曲の交響曲を作曲していますが、どれをベストとするかは人によって違います。後期の5番、7番を評価する人もいれば、ちょっと渋めで6番(私にはイマイチ良さがわかりませんでしたが・・・)を推す人も。ですが、一般的な人気度では初期の第1番と第2番が高いようです。理由はメロディの美しさとわかりやすいまでのドラマチックな展開。標題音楽ではないので決して特定の情景を描写しているわけではありませんが、長く厳しい冬、春の大地に降り注ぐ太陽など北欧の大自然が目を閉じれば浮かんでくるようです。どの楽章も素晴らしいですが、特に第4楽章のフィナーレ部分は感動的ですらありますね。人によっては「ベタ過ぎる」と敬遠する向きもあるようですが、私的には交響曲史上に残る名曲だと思います。
CDはヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルのものを買いました。シベリウスと言えばついフィンランドの指揮者で聴きたくなりますが、組曲「カレリア」の入った本盤が内容も価格も一番手頃だったので選びました。「カレリア」はフィンランド人の心の故郷とも言われるカレリア地方を題材にした組曲で、シベリウス20代の頃の作品だけあって若々しい作風ですね。特に行進曲風の第3曲などは後年のシベリウスにはない勇壮な曲です。最近シベリウス作品を良く聴きますが、交響曲も管弦楽作品も本当に良い曲ばかりですね。引き続きコレクションしていきたいと思います。
CDはヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルのものを買いました。シベリウスと言えばついフィンランドの指揮者で聴きたくなりますが、組曲「カレリア」の入った本盤が内容も価格も一番手頃だったので選びました。「カレリア」はフィンランド人の心の故郷とも言われるカレリア地方を題材にした組曲で、シベリウス20代の頃の作品だけあって若々しい作風ですね。特に行進曲風の第3曲などは後年のシベリウスにはない勇壮な曲です。最近シベリウス作品を良く聴きますが、交響曲も管弦楽作品も本当に良い曲ばかりですね。引き続きコレクションしていきたいと思います。