※本記事の写真はE-520でなくコンパクトデジカメで撮影したものです※
2008年7月の広島旅行で宮島に行った。
観光スポットが多い宮島だが、動物園・水族館好きとして、時間を空けて宮島水族館にも訪れた。
かつては宮島町立であったが、合併して廿日市市となったので、現在は同市が運営しているようだ。
場所は、連絡船の桟橋から厳島神社の裏を通って、観光客が行くエリアのおそらく最西端、いちばん外れに位置する。桟橋から歩いて20分くらいだろうか。
全面改築のため、2008年12月で休館し、2011年8月にリニューアルオープンする予定になっている。
この記事で取り上げるのは、リニューアル前の施設であることをご了承いただきたい。
入館料は1050円と、水族館としては一般的な価格。
今回は宮島島内のホテルに泊まったが、フロントで申し出ると割引券がもらえた。
館内はあまり大きくなく、一通り見るだけ(ショーやイベントを見ずに)なら、30分もあればよさそう。
だが、大水槽やスナメリ、秋田の男鹿水族館ではリニューアル後にいなくなってしまった、タカアシガニもいる。
コツメカワウソはチョコチョコ動いてかわいい。
宮島らしいのが、これ。
アナゴ(マアナゴ)。狭い管にくっついて入っていた。
屋外には、ステージがあって、カリフォルニアアシカのショーが行われる。
その脇ではゴマフアザラシ数頭とオタリア(アシカの仲間)の夫婦が同じ場所で飼育されている。アザラシは泳ぎ続け、オタリアは陸に上がったり泳いだりを繰り返していたが、互いに喧嘩などはしていない。ただ、狭くてかわいそうだ。リニューアル後はどうなるだろうか?
趣向を凝らしたイベントがあり、見せ方の工夫がいろいろされていた。
実施時間が決まっているので、可能なら事前に調べて合わせて入館するとよい。
各イベントは時間が重ならないように調整されていた。
「実験」と称して、飼育員が解説をしながら、実際にテッポウウオとピラニアの餌の採り方を見せてくれる。
フンボルトペンギンのプール前でも説明があり、幼鳥の抜けた羽毛に触らせてくれた。
フンボルトペンギンは温帯(ちょうど日本の地球の反対側)に生息するので、日本では冷房なしで飼育でき、繁殖もしやすく、同館にもたくさんいる。秋田の大森山動物園と同じくらいの規模。
そして、同館で有名なのが「ペンギンのお散歩」。
ぞろぞろと屋外を行列するのかと思っていたが、この日は2羽だけで屋内の水槽の間を歩く。
僕は、極力フラッシュを使わないで撮影する主義なので、水族館のような暗いところでの撮影は苦手だ。目で見た雰囲気を写真に残したいし、水族館のような場所ではその場にいる人や動物への影響も考えてのことだ。実際、フラッシュ使用を禁止している水族館もある。
この時は、水族館側からフラッシュ禁止のアナウンスはなく、多くの入場者はペンギンに向けてフラッシュをたいていた。
夏の屋外のアスファルト上を歩かせるのもペンギンには酷だろうが、暗い中を歩かされ(鳥目じゃないのか?)、フラッシュをたかれるのとどちらがいいのだろうかと考えてしまった。
ペンギン2羽に職員が4名くらい付いて歩き、カメラを構えた人の前では、立ち止まらせ、撮影の時間を取ってくれる。
2羽のうち、1羽はお散歩にまだ慣れていないそうで、この写真はおそらくそのコ。「ひなた」と名札が付いている。
飼育員さんが手を添えて顔をカメラに向けてくれ、カメラ目線になった!
館内を一回りすると、途中のやや広い場所で立ち止まり、最後に「ペンギンとのふれあい」が行われる。
ここでは、ペンギンとの記念撮影とペンギンに触ることができる。
首より上は触らないこと(つつかれるから)。触った後は、手を石鹸で洗うかアルコール消毒するかのどちらかをすること(後ろに流しがあり、アルコールを持った職員も待機)。という注意がされた。
ペンギンの背中をなで、翼と握手する形で触ることになるが、硬かった。
北海道でアザラシに触った時も硬いと思ったが、あちらは毛が硬い剛毛。ペンギンは羽毛が硬くなった“剛羽毛”という感じ。
最後に、僕が最近気に入っている、ゴマフアザラシ。屋内でも2頭が飼育されていた。
彼らは本当に泳ぐのが好きだ。そして、好奇心も旺盛。
持っていた白いレジ袋を動かすと、興味を示し寄ってきてくれた。
動きが素早いが、デジカメの感度を上げ、ホワイトバランスを調整して、なんとか撮影する。
館内は空いていたから、彼らも他のお客に気を取られず、ずっとそばにいるし、こちらも気兼ねなく撮影できる。おかげで何枚かはうまく撮れた。
現状では、ハードは恵まれていないが、小規模なのを生かしてがんばっているという感じだった。
リニューアル後、どんな建物・展示内容になって、どんなイベントが行われるのか、期待したい。
2008年7月の広島旅行で宮島に行った。
観光スポットが多い宮島だが、動物園・水族館好きとして、時間を空けて宮島水族館にも訪れた。
かつては宮島町立であったが、合併して廿日市市となったので、現在は同市が運営しているようだ。
場所は、連絡船の桟橋から厳島神社の裏を通って、観光客が行くエリアのおそらく最西端、いちばん外れに位置する。桟橋から歩いて20分くらいだろうか。
全面改築のため、2008年12月で休館し、2011年8月にリニューアルオープンする予定になっている。
この記事で取り上げるのは、リニューアル前の施設であることをご了承いただきたい。
入館料は1050円と、水族館としては一般的な価格。
今回は宮島島内のホテルに泊まったが、フロントで申し出ると割引券がもらえた。
館内はあまり大きくなく、一通り見るだけ(ショーやイベントを見ずに)なら、30分もあればよさそう。
だが、大水槽やスナメリ、秋田の男鹿水族館ではリニューアル後にいなくなってしまった、タカアシガニもいる。
コツメカワウソはチョコチョコ動いてかわいい。
宮島らしいのが、これ。
アナゴ(マアナゴ)。狭い管にくっついて入っていた。
屋外には、ステージがあって、カリフォルニアアシカのショーが行われる。
その脇ではゴマフアザラシ数頭とオタリア(アシカの仲間)の夫婦が同じ場所で飼育されている。アザラシは泳ぎ続け、オタリアは陸に上がったり泳いだりを繰り返していたが、互いに喧嘩などはしていない。ただ、狭くてかわいそうだ。リニューアル後はどうなるだろうか?
趣向を凝らしたイベントがあり、見せ方の工夫がいろいろされていた。
実施時間が決まっているので、可能なら事前に調べて合わせて入館するとよい。
各イベントは時間が重ならないように調整されていた。
「実験」と称して、飼育員が解説をしながら、実際にテッポウウオとピラニアの餌の採り方を見せてくれる。
フンボルトペンギンのプール前でも説明があり、幼鳥の抜けた羽毛に触らせてくれた。
フンボルトペンギンは温帯(ちょうど日本の地球の反対側)に生息するので、日本では冷房なしで飼育でき、繁殖もしやすく、同館にもたくさんいる。秋田の大森山動物園と同じくらいの規模。
そして、同館で有名なのが「ペンギンのお散歩」。
ぞろぞろと屋外を行列するのかと思っていたが、この日は2羽だけで屋内の水槽の間を歩く。
僕は、極力フラッシュを使わないで撮影する主義なので、水族館のような暗いところでの撮影は苦手だ。目で見た雰囲気を写真に残したいし、水族館のような場所ではその場にいる人や動物への影響も考えてのことだ。実際、フラッシュ使用を禁止している水族館もある。
この時は、水族館側からフラッシュ禁止のアナウンスはなく、多くの入場者はペンギンに向けてフラッシュをたいていた。
夏の屋外のアスファルト上を歩かせるのもペンギンには酷だろうが、暗い中を歩かされ(鳥目じゃないのか?)、フラッシュをたかれるのとどちらがいいのだろうかと考えてしまった。
ペンギン2羽に職員が4名くらい付いて歩き、カメラを構えた人の前では、立ち止まらせ、撮影の時間を取ってくれる。
2羽のうち、1羽はお散歩にまだ慣れていないそうで、この写真はおそらくそのコ。「ひなた」と名札が付いている。
飼育員さんが手を添えて顔をカメラに向けてくれ、カメラ目線になった!
館内を一回りすると、途中のやや広い場所で立ち止まり、最後に「ペンギンとのふれあい」が行われる。
ここでは、ペンギンとの記念撮影とペンギンに触ることができる。
首より上は触らないこと(つつかれるから)。触った後は、手を石鹸で洗うかアルコール消毒するかのどちらかをすること(後ろに流しがあり、アルコールを持った職員も待機)。という注意がされた。
ペンギンの背中をなで、翼と握手する形で触ることになるが、硬かった。
北海道でアザラシに触った時も硬いと思ったが、あちらは毛が硬い剛毛。ペンギンは羽毛が硬くなった“剛羽毛”という感じ。
最後に、僕が最近気に入っている、ゴマフアザラシ。屋内でも2頭が飼育されていた。
彼らは本当に泳ぐのが好きだ。そして、好奇心も旺盛。
持っていた白いレジ袋を動かすと、興味を示し寄ってきてくれた。
動きが素早いが、デジカメの感度を上げ、ホワイトバランスを調整して、なんとか撮影する。
館内は空いていたから、彼らも他のお客に気を取られず、ずっとそばにいるし、こちらも気兼ねなく撮影できる。おかげで何枚かはうまく撮れた。
現状では、ハードは恵まれていないが、小規模なのを生かしてがんばっているという感じだった。
リニューアル後、どんな建物・展示内容になって、どんなイベントが行われるのか、期待したい。