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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

コスモスロード(秋田市草生津川)

2008-09-22 17:22:06 | 秋田の季節・風景
ここ数年、秋田市の「コスモスロード」がローカル番組の“季節の風景コーナー”などで名が知れ渡ってきた。
桜並木がもとからある草生津川(くそうづがわ)の堤防に、流域の住民がナノハナやコスモスを植えて手入れをしている。
草生津川は雄物川の支流(現在は秋田運河に流れ込むのか?)なのでいちおう一級河川だが小さな川。地図上では、秋田市内の田んぼの中が源流のように見える。山間は流れず、田園から住宅地を経て工業地帯に至る川で、秋田市内の他の川に比べて「汚い川」のイメージが強い。
草生津というのは、石油にちなむようで、流域一体はかつて秋田油田として有名であり、現在でも、住宅の間でポンピングユニット(原油の汲み上げ機)がせっせと稼動しているのを見ることができる。

コスモスの時期に来たのは初めて。
「コスモスロード」の看板が出ている、東(八橋運動公園)側のコスモスは、花は咲いているが、日当たりのせいか、草丈が低くて迫力がない。こちらはオレンジ色の花でコスモスと別種の「キバナコスモス」も多い。
対岸のショッピングモールの八橋パブリ裏の桜並木が途切れている辺りでは、堤防上から土手まで、背が高くこんもりとコスモスが咲いていて、ちょうど見ごろ。
こちらにはキバナコスモスはなく、ピンクのコスモスがメイン。

プログラムオート F/7.1 1/320

昔はあまり見なかったと思うが、こんなエンジ色のコスモスも多く、きれい。白い花よりも多く咲いていた。

プログラムオート F/8 1/400 露出-0.3

何枚か撮影してみるが、花が多くて、どれにピントを合わせればいいか迷ってしまうので、この種の撮影はニガテ。コンパクトカメラと違ってピントがしっかりと1点に合ってしまう一眼レフだから余計にそうだ。
日が照ったり曇ったりの天気もあって、露出合わせも難しい。
E-520は前のコンパクトカメラと比べて、シャッタースピードが遅めになる気がしていたが、初めて、1000分の1秒という高速シャッターが出た。

絞り優先 F/5.6 1/1000 露出-0.3


プログラムオート F/8 1/400 露出-0.3

川の流れは淀んでいて、悪臭などはしないがやっぱりきれいじゃない。堤防上はきれいだが、河川敷には雑草が生えていて、立ち入りできる状態ではない。
でも、コスモスが有名になり、多くの市民が訪れるようになったのは、住民のみなさんの尽力の賜物だろう。
10月4・5日にはイベントが行われるそうで、見ごろはこれからが本番のようだ。
コメント (3)
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