秋田市北部の土崎地区(正確には“土崎港=つちざきみなと”かな)での各種工事の話題などを。
冒頭の写真は土崎駅前から海の方を撮影。港のセリオン付近に光が差していた。
●“キタスカ”できたすか?
秋田市では「市民協働」と「都市内地域分権」を目的として、市内各所に7つの「市民サービスセンター」を設置することにしている。
市役所の出先機関の「支所」と教育委員会管轄の「公民館」機能を統合して、効率化する狙いもあるのだろう。
その第1弾として、一昨年春、南西部の新屋地区に西部市民サービスセンターがオープンしている。
さらに第2弾として今年春に、3つができる。
ただし、うち2つ河辺と雄和(ゆうわ)は、旧両町役場→「市民センター」となっていたものを「市民サービスセンター」化するもの。
唯一、新築・新設されるのが、土崎地区にできる「北部市民サービスセンター(仮称)」。5月開所予定で、土崎支所と土崎公民館が統合される。
(残りは南部・東部・中央地区かな。中央地区は市役所新庁舎に併設する計画だとか)
西部市民サービスセンターの「ウェスター」ように、愛称が公募で決まっている。
河辺は「カワベリア(河辺とエリアから)」、雄和は「ユービス(雄和とサービスから)」だそうだ(いずれもカナ表記が正式らしい)。
そして、北部は「KITASKA(キタスカ)」に決定。
対象地域である「金足(K)、飯島(I)、土崎(T)、下新城(S)、上新城(K)、外旭川(S)、寺内(T)、将軍野(S)の全ての頭文字と秋田市の(A)を組み合わせたもの。北部のKITA(北)も掛けている。」とのこと。
秋田弁で「来ましたか」という意味合いの「来たすか」も意識しているだろう。
昨年末にはシンボルマークも決定した。(それでもなお、「北部市民サービスセンター」の名は「仮称」らしい)
まず、その設置場所について。
土崎駅から海の方へ500メートルほど進むと、国道7号線との交差点に出る。
国道を(渡ってから)左へ100メートルほど進んだところにあるのが、「土崎支所」。
国道を渡って海の方へ200メートル直進すれば、「土崎公民館」。
建設中の北部市民サービスセンターは、公民館からさらに北(駅から見て右)へ250メートルほど進んだところにある。所在地としては土崎港西五丁目。
すぐ裏を、貨物線(「秋田臨海鉄道」だと思っている人が多いと思うが、厳密にはこの部分は「奥羽本線の貨物支線」。セリオン付近以降が臨海鉄道)が走っている、住宅地の中。
土崎駅からの距離は700~800メートルほどになるが、歩いても車でも場所がやや分かりにくいし、センターのエリア内各地からのアクセスもいいとは言えない。立地としてはどうなのかなと思う。
北東角から。左奥が貨物線の踏切方向、右手前が7号線方向
建設地の北東角は、以前は信号機のない交差点だったが、昨年あたりに信号機が新設されたはず。
建物は既に外観を現していた。
正面入口は東側の狭い道(写真右奥)側の方のようだ。バス停もここに設置されるそうだが、路線は?(昨年新設された土崎循環線を延長して通るという話だが)
それにしても、外観は西部市民サービスセンターにそっくり。黒っぽくて細かいタイル張りで、カキッとしていて。
西部市民サービスセンターより若干明るい色合いのような気がしたが、写真で見ると同じようにも見える。
昨今の流行りだろうし、汚れが目立たなくていいのだろうが、もっと明るい色の方がいいような気もする。秋田の冬の暗い空に負けないような。
ちょっと離れて
大きさは西部市民サービスセンターより少し大きいか。西部では「多目的ホール」しかないが、北部ではアリーナ(体育館)とホールが分かれている分かな。
※セリオンから見下ろした様子はこちら
●またまた緑看板
さて、ここでも例の謎の緑色の「建築工事の表示」の看板が設置されている。※緑色の看板の前回の記事
その数、実に6枚。
色合いや文字は統一されている
小さな改修工事などの場合、それぞれの工事(電気とか水道とか)ごとに契約し、それぞれの業者が看板を設置するから、色合いや文字が異なるのだろう。
ここの場合、工事全体を一括して請け負う業者がいて、そこから下請けみたいな形で電気やガスの工事を発注しているらしい。看板は直接請け負った業者が設置したようなので、統一されているのだろう。
でも、いちばん端、建築工事そのものの看板を見てびっくり。
デカイ!
他の5枚と色・書体は同じだが、サイズは倍以上ある。
右のが標準サイズ
●建築計画のお知らせと緑看板
近くでは、民間の老人福祉施設の新築工事が行われていた。
一定の条件の建物を造る場合、「建築計画のお知らせ」という看板を設置しなければない。
今まで見た限り、「建築計画のお知らせ」がある建物には、例の緑色の「建築工事の表示」看板は設置されなかったが、
ここでは両方並んで設置!
この緑看板、なんなんだ?
やっぱり気になる。
ほかにも、国道7号線では歩道の工事が行われており、一部の信号機が茶色い信号柱と一体化したものに更新途中だった。
前は「土崎公民館入口」という表示がついた交差点があったのだが、表示がなくなっていた気がした。信号機の更新と公民館閉館を踏まえてのことだろう。
5月になれば、その1つ北の交差点に「キタスカ入口」とか名前が付くのかな?
●土崎駅跨線橋工事
土崎駅構内の跨線橋の新築工事。
現在の跨線橋の北側(秋田駅寄り)に新しいものを造っており、年末は骨組みができ上がりつつあった。
土崎駅正面から。左端が現跨線橋・その右が新跨線橋
駅正面の西側は足場とシートで覆われていた。
駅構内、現跨線橋から(通過中の列車が貨物支線への直通列車)
既に屋根・壁・窓が付いたようだ。
利用者の動線は年末と変わっていない。改札口と2・3番線を行き来する際に通る、1番線の一部が狭くなっている(上の写真右側)。
東側から
東側は足場がなくなっていて、新しい壁が見えていた。
※続きはこちら
冒頭の写真は土崎駅前から海の方を撮影。港のセリオン付近に光が差していた。
●“キタスカ”できたすか?
秋田市では「市民協働」と「都市内地域分権」を目的として、市内各所に7つの「市民サービスセンター」を設置することにしている。
市役所の出先機関の「支所」と教育委員会管轄の「公民館」機能を統合して、効率化する狙いもあるのだろう。
その第1弾として、一昨年春、南西部の新屋地区に西部市民サービスセンターがオープンしている。
さらに第2弾として今年春に、3つができる。
ただし、うち2つ河辺と雄和(ゆうわ)は、旧両町役場→「市民センター」となっていたものを「市民サービスセンター」化するもの。
唯一、新築・新設されるのが、土崎地区にできる「北部市民サービスセンター(仮称)」。5月開所予定で、土崎支所と土崎公民館が統合される。
(残りは南部・東部・中央地区かな。中央地区は市役所新庁舎に併設する計画だとか)
西部市民サービスセンターの「ウェスター」ように、愛称が公募で決まっている。
河辺は「カワベリア(河辺とエリアから)」、雄和は「ユービス(雄和とサービスから)」だそうだ(いずれもカナ表記が正式らしい)。
そして、北部は「KITASKA(キタスカ)」に決定。
対象地域である「金足(K)、飯島(I)、土崎(T)、下新城(S)、上新城(K)、外旭川(S)、寺内(T)、将軍野(S)の全ての頭文字と秋田市の(A)を組み合わせたもの。北部のKITA(北)も掛けている。」とのこと。
秋田弁で「来ましたか」という意味合いの「来たすか」も意識しているだろう。
昨年末にはシンボルマークも決定した。(それでもなお、「北部市民サービスセンター」の名は「仮称」らしい)
まず、その設置場所について。
土崎駅から海の方へ500メートルほど進むと、国道7号線との交差点に出る。
国道を(渡ってから)左へ100メートルほど進んだところにあるのが、「土崎支所」。
国道を渡って海の方へ200メートル直進すれば、「土崎公民館」。
建設中の北部市民サービスセンターは、公民館からさらに北(駅から見て右)へ250メートルほど進んだところにある。所在地としては土崎港西五丁目。
すぐ裏を、貨物線(「秋田臨海鉄道」だと思っている人が多いと思うが、厳密にはこの部分は「奥羽本線の貨物支線」。セリオン付近以降が臨海鉄道)が走っている、住宅地の中。
土崎駅からの距離は700~800メートルほどになるが、歩いても車でも場所がやや分かりにくいし、センターのエリア内各地からのアクセスもいいとは言えない。立地としてはどうなのかなと思う。
北東角から。左奥が貨物線の踏切方向、右手前が7号線方向
建設地の北東角は、以前は信号機のない交差点だったが、昨年あたりに信号機が新設されたはず。
建物は既に外観を現していた。
正面入口は東側の狭い道(写真右奥)側の方のようだ。バス停もここに設置されるそうだが、路線は?(昨年新設された土崎循環線を延長して通るという話だが)
それにしても、外観は西部市民サービスセンターにそっくり。黒っぽくて細かいタイル張りで、カキッとしていて。
西部市民サービスセンターより若干明るい色合いのような気がしたが、写真で見ると同じようにも見える。
昨今の流行りだろうし、汚れが目立たなくていいのだろうが、もっと明るい色の方がいいような気もする。秋田の冬の暗い空に負けないような。
ちょっと離れて
大きさは西部市民サービスセンターより少し大きいか。西部では「多目的ホール」しかないが、北部ではアリーナ(体育館)とホールが分かれている分かな。
※セリオンから見下ろした様子はこちら
●またまた緑看板
さて、ここでも例の謎の緑色の「建築工事の表示」の看板が設置されている。※緑色の看板の前回の記事
その数、実に6枚。
色合いや文字は統一されている
小さな改修工事などの場合、それぞれの工事(電気とか水道とか)ごとに契約し、それぞれの業者が看板を設置するから、色合いや文字が異なるのだろう。
ここの場合、工事全体を一括して請け負う業者がいて、そこから下請けみたいな形で電気やガスの工事を発注しているらしい。看板は直接請け負った業者が設置したようなので、統一されているのだろう。
でも、いちばん端、建築工事そのものの看板を見てびっくり。
デカイ!
他の5枚と色・書体は同じだが、サイズは倍以上ある。
右のが標準サイズ
●建築計画のお知らせと緑看板
近くでは、民間の老人福祉施設の新築工事が行われていた。
一定の条件の建物を造る場合、「建築計画のお知らせ」という看板を設置しなければない。
今まで見た限り、「建築計画のお知らせ」がある建物には、例の緑色の「建築工事の表示」看板は設置されなかったが、
ここでは両方並んで設置!
この緑看板、なんなんだ?
やっぱり気になる。
ほかにも、国道7号線では歩道の工事が行われており、一部の信号機が茶色い信号柱と一体化したものに更新途中だった。
前は「土崎公民館入口」という表示がついた交差点があったのだが、表示がなくなっていた気がした。信号機の更新と公民館閉館を踏まえてのことだろう。
5月になれば、その1つ北の交差点に「キタスカ入口」とか名前が付くのかな?
●土崎駅跨線橋工事
土崎駅構内の跨線橋の新築工事。
現在の跨線橋の北側(秋田駅寄り)に新しいものを造っており、年末は骨組みができ上がりつつあった。
土崎駅正面から。左端が現跨線橋・その右が新跨線橋
駅正面の西側は足場とシートで覆われていた。
駅構内、現跨線橋から(通過中の列車が貨物支線への直通列車)
既に屋根・壁・窓が付いたようだ。
利用者の動線は年末と変わっていない。改札口と2・3番線を行き来する際に通る、1番線の一部が狭くなっている(上の写真右側)。
東側から
東側は足場がなくなっていて、新しい壁が見えていた。
※続きはこちら