久々に秋田市大町にある、かつてダイエー秋田店などが入っていた商業ビル「秋田ニューシティ」の解体工事についてです。※前回2月24日の記事
地震があってもさほど中断されずに工事は進み、ついに先週辺りに建物がすべて解体されてしまった。今回は角度別に順を追ってご紹介します。
まずは南東側、日銀秋田支店前交差点の竿燈大通りの向かい側から。
(再掲)昨年10月
現在
日銀の向こうに見えていた大きなニューシティがすべて消えてしまった。
西側の茶町通りから見ると、
3月12日
最後は東側(大町通り側)の一面だけが残っていた。
3月20日
それも徐々に解体され、最後は写真右側の南端(日銀側)が残った。
4月10日
ついにすべてなくなり、砂利や鉄くずの山がそびえるだけ。
上の写真、正面の白い建物は大町通りのイーホテル(旧ワシントンホテル)。これが茶町通り側から見えるようになるとは…
大町通りの北東側、通町方向から見ると、
3月27日
解体途中とはいえ、ニューシティが存在感を示している。
地元商店街と共存できていたように、通町や大町にとってニューシティは欠かせない存在だった。それがなくなってしまった。
4月10日(3月27日より少し離れた位置から)
ぽっかりと穴が開いてしまったよう。向こうに竿燈大通り以遠のビルやマンションがひしめくのが見える。
かつてミスタードーナツがあった、北西角(茶町通りと一方通行路の交差点)。
3月20日
4月3日
エレベーターがあった北東角(大町通りと一方通行路の交差点)。
3月20日
4月10日
個人的にはこのアングルがいちばん衝撃的。撮影した画像を見ても、上の北西角の写真と区別がつかないのだ。
かつては、エレベーターや屋根付き通路があり、看板類やショーウィンドーがあり、そして賑わいがあったのに…
3月20日。茶町側から北東方向、エレベーター付近を見る
地階部分が姿を現していた。その後埋められたようだが、地下構造物は撤去したのか、それともそのまま埋めただけなのか。
3月28日。茶町側から南東方向
白塗りで一部に「NEW CITY」とだけ書かれたルーフサインを撤去している途中だった。
4月10日
最後まで残っていた南東付近の装飾の残骸。
4月12日と13日は、秋田市中心部に春を告げる「だるまさん」こと星辻神社の「だるま祭り」。(当ブログで昨年と一昨年に取り上げています)
昨年のまつり最終日が、秋田ニューシティの最終営業日だった。あれから1年。名実ともに秋田ニューシティが姿を消した。
(今後、更地にして囲いを撤去するなど、工程としてはもう少しあると思われます)
※続きはこちら
※だるま祭りでは、福島県白河で作っただるまが売られている(星辻神社オリジナル仕様のだるま)。今年は震災の影響で製作がギリギリだったそうだ。
秋田テレビの夕方のニュースでは、女性アナウンサーが神社からレポート(VTR)して「1年間お世話になっただるまをお返しします」とか言って、古いだるまさんを神社に納めていた。
そのだるまは、片方の目だけが入ったもので、もう片方は白いままで納めていた。
片目のだるまは、願いがかなったらもう片方に自ら目を書き入れるのだが、彼女は願いがかなわなかったってことでしょうか…
【14日追記】14日の朝日新聞秋田版によれば、ダルマは14種類1万個。白河から全部が到着したのは、まつり前日だったとのこと。
地震があってもさほど中断されずに工事は進み、ついに先週辺りに建物がすべて解体されてしまった。今回は角度別に順を追ってご紹介します。
まずは南東側、日銀秋田支店前交差点の竿燈大通りの向かい側から。
(再掲)昨年10月
現在
日銀の向こうに見えていた大きなニューシティがすべて消えてしまった。
西側の茶町通りから見ると、
3月12日
最後は東側(大町通り側)の一面だけが残っていた。
3月20日
それも徐々に解体され、最後は写真右側の南端(日銀側)が残った。
4月10日
ついにすべてなくなり、砂利や鉄くずの山がそびえるだけ。
上の写真、正面の白い建物は大町通りのイーホテル(旧ワシントンホテル)。これが茶町通り側から見えるようになるとは…
大町通りの北東側、通町方向から見ると、
3月27日
解体途中とはいえ、ニューシティが存在感を示している。
地元商店街と共存できていたように、通町や大町にとってニューシティは欠かせない存在だった。それがなくなってしまった。
4月10日(3月27日より少し離れた位置から)
ぽっかりと穴が開いてしまったよう。向こうに竿燈大通り以遠のビルやマンションがひしめくのが見える。
かつてミスタードーナツがあった、北西角(茶町通りと一方通行路の交差点)。
3月20日
4月3日
エレベーターがあった北東角(大町通りと一方通行路の交差点)。
3月20日
4月10日
個人的にはこのアングルがいちばん衝撃的。撮影した画像を見ても、上の北西角の写真と区別がつかないのだ。
かつては、エレベーターや屋根付き通路があり、看板類やショーウィンドーがあり、そして賑わいがあったのに…
3月20日。茶町側から北東方向、エレベーター付近を見る
地階部分が姿を現していた。その後埋められたようだが、地下構造物は撤去したのか、それともそのまま埋めただけなのか。
3月28日。茶町側から南東方向
白塗りで一部に「NEW CITY」とだけ書かれたルーフサインを撤去している途中だった。
4月10日
最後まで残っていた南東付近の装飾の残骸。
4月12日と13日は、秋田市中心部に春を告げる「だるまさん」こと星辻神社の「だるま祭り」。(当ブログで昨年と一昨年に取り上げています)
昨年のまつり最終日が、秋田ニューシティの最終営業日だった。あれから1年。名実ともに秋田ニューシティが姿を消した。
(今後、更地にして囲いを撤去するなど、工程としてはもう少しあると思われます)
※続きはこちら
※だるま祭りでは、福島県白河で作っただるまが売られている(星辻神社オリジナル仕様のだるま)。今年は震災の影響で製作がギリギリだったそうだ。
秋田テレビの夕方のニュースでは、女性アナウンサーが神社からレポート(VTR)して「1年間お世話になっただるまをお返しします」とか言って、古いだるまさんを神社に納めていた。
そのだるまは、片方の目だけが入ったもので、もう片方は白いままで納めていた。
片目のだるまは、願いがかなったらもう片方に自ら目を書き入れるのだが、彼女は願いがかなわなかったってことでしょうか…
【14日追記】14日の朝日新聞秋田版によれば、ダルマは14種類1万個。白河から全部が到着したのは、まつり前日だったとのこと。