広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

JR関連の話題

2012-10-02 22:44:00 | 秋田のいろいろ
JR関連の話題をいくつか。
●生鮮いちばん
JR東日本秋田支社の子会社が経営する食品スーパー「秋田生鮮市場」。
秋田市内に2店舗あったうち、土崎店が7月から「生鮮いちばん 土崎店」となった。(保戸野店は生鮮市場のまま)

どうも、経営者が替わって、JRから離れたようなのだが、折込チラシは引き続き「~市場保戸野店」と「~いちばん土崎店」共同のもので、分離した意味がないような状態だった。
再掲)7月から9月までのチラシ

そして今日、生鮮いちばん土崎店単独のチラシが折り込まれてきた。おそらく初めて。
赤くて細かい
インクの色は従来の青に対して、赤。中身の情報量(掲載される商品数)はこちらのほうが多い。
登場する商品も、生鮮市場とはだいぶ異なるように見受けられた。
~市場保戸野店のほうのチラシを見ていないので分からないが、分離から3か月間は“移行期間”としてチラシや特売は共同で行い、10月から完全に別の道を歩んでいくことになった(なっていた)のだろうか。
【5日追記】5日には、今までと同じ、青印刷の市場といちばん共同のチラシが再び折り込まれた。この赤チラシが特別だったようだ。【11月23日追記】さらにその後も、共同チラシばかり。
【2013年12月23日追記】2013年に気がついてみれば、保戸野店は従来と同じ形式ながら単独のチラシになった。

「旧生鮮市場 土崎店」と書いてある
青果会社など、4つの企業名が出ているが、そこが生鮮いちばんに関与しているということなのだろうか?

ところで、このチラシが折り込まれた我が家は、生鮮いちばん土崎店から相当な距離がある。ほとんど広告効果はなさそうに感じるのですが…


●土崎工場公開
土崎といえば、JR東日本秋田総合車両センター(旧称・土崎工場)。例年なら、10月中旬の土曜日に一般公開が行われるはず。
今年はなかなか告知がなく、やっと今日付けで秋田支社のサイトに「JR秋田総合車両センターフェア2012開催!」として掲載された。(略地図には「生鮮いちばん土崎店」もちゃんと掲載)

予想通り10月13日・土曜日で、チラシを見る限り、例年並みの内容(ただし、どんな車両が検査に入っているか分からないので、それ次第では貴重なイベントとなる可能性もある)。
それにしても、10日前になって告知とは、遅すぎませんか?

青森の弘南鉄道では、10月13・14日にイベントを開催するけれど、開催日などは9月初めの時点で既に明らかになっていますよ…
※そういえば、13日・14日には、本番1週間前なので「SLあきた路号」の試運転も行われるような予感がする。(←責任は持てません)


●アルファ列車
9月3日から、JR奥羽本線の普通列車が1往復増えた。(これは8月23日告知で、やっぱり余裕がない)
夜に秋田-追分間を1往復(列車番号9691M~9692M)する短距離のものだけど。
なお、追分駅で折り返す列車としては、従来から朝の秋田方面の列車がある。

リーフレットが作られ秋田駅に置かれていたが余り気味(サイトの告知もこれと同じ)
リーフレットには、途中駅も含めて「のりば」(ホーム)が示されている。
踏切を挟んで上りホームと下りホームが対角線上に向かい合う無人駅・上飯島駅も「上りホーム」「下りホーム」とご丁寧に書いている。(線路の構造上逆に使うことはできない)
追分駅では、下り列車が使う1番線で折り返すようだ。(朝の追分折り返し電車も1番線)

前後の列車とともに時刻表を見ると、([太字]が新設列車)
秋田発下り:19時12分男鹿行き、[20時05分追分行き]、20時11分大館行き、20時27分男鹿行き
追分発上り(いずれも秋田行き):20時01分、[20時29分]、21時13分

以前1度だけ、秋田20時11分発の大館行きに乗ったら、勤めや部活帰りの人でけっこう混雑していた記憶がある。下りの新設列車はその混雑分散の目的もあるのかもしれないが、大館行きのわずか6分直前を走ることになり、どうせならもう少し間隔を広げたほうがよかったようにも思う。

上りは、1時間強間隔が空いていた中に増発される形。
2つの高校や県立大の最寄り駅である追分駅からは、その帰りの利用や、途中の土崎駅からの利用もあるが、増発するほどの需要だろうか。
もちろん、本数が多いほうが利用者としてはありがたいから、この増発が無駄とは言わないが、どうせ増発するなら別の時間や区間にこそ必要なケースがあるようにも感じてしまう。

そういえば、わりと最近、列車間隔が2時間空き、1本も運行されていなかった20時台に、奥羽本線・湯沢発横手行きの短距離普通列車が新設されたことがあった。これは、高校生の帰宅用とのことだった。
それと同じような事情で増発されたのだろうか。


リーフレットにある通り、この追分往復の新設列車は、臨時列車の扱い。
リーフレットでは「当分の間」「毎日運転」となっている。一方、市販の時刻表などでは「11月30日まで運転」。
要は曜日にも関係なく毎日運転なのだが、いちおう、臨時列車のシーズン区切りには、次期も運転されるか確認したほうがいいでしょう。
【12月21日追記】秋田-追分の列車は、2013年3月16日から定期列車に昇格することになった。秋田発19時50分と繰り上がり、追分発は20時30分。【2013年5月11日追記】定期列車昇格後は、2両編成・車掌乗務で運転。平日に乗ってみたら、下りはぎゅうぎゅうではないが立ち客がけっこういる状態。上りはガラガラだが、追分の2高校の部活帰りを中心にそれなりに乗っていた。

こういう「毎日運転の臨時列車」は、けっこう存在する。利用状況を見て、その後どうするか決めるのだろう。
最近では、一昨年の新青森駅開業時に設定された、大館以北で運転される特急「つがる」と普通列車の各2往復。
丸2年、臨時列車のままで毎日走っていることになるが、いつまでこの状態が続くのだろうか。→2014年春で廃止(短縮・普通列車化)されることになった

また、10年ちょっと前に大館-弘前間に毎日運転の臨時列車として設定された午前中の普通列車1往復は、長らくその状態を続けた後、いつの間にか、晴れて定期列車に昇格していた。


思い出したのだけど、昔、こういう運転形態の列車のことを「アルファ列車」と呼んでいた。
今はそう呼ばないようだが、Wikipediaによれば国鉄時代の1985年3月14日のダイヤ改正において大量に増発され、時刻表に「α」マークが付けられたのが由来だそうだ。(なんで「α」なのかは分からない。当時は「アルファー」と伸ばしていたかな)
当時、新聞折り込みの秋田駅の時刻表にも、四角で囲った「α」マークが付いた列車があった。僕はこれで、「α」を「アルファ」と読むことを覚えたのだった。
コメント (4)
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