スーパーとかレジとかそんな話。
●遅れたnanacoポイント
セブン&アイの電子マネー「nanaco」をセブン-イレブン開店時に作った。作ってみれば、セブン-イレブンでの利用よりも、秋田駅前のスーパー「ザ・ガーデン自由が丘西武」での利用のほうが多い。
nanacoのポイントは、イトーヨーカドー、西武、セブン-イレブンで使った時は即時付与されるが、ザ・ガーデンなどそれ以外の店では、翌月10日に一括して付与されるという。(建前上は、「もれなくポイントプレゼント!nanacoでイコイコあのお店♪キャンペーン」という長い名前のキャンペーンで、「当面の間、継続」することになっている。)
ザ・ガーデンでnanacoを初めて使ったのは4月に入ってからだったので、5月10日に初めてポイントが付くはず。
ところが、5月11日にネットでチェックしても、付いていない。
どうしたんだと思っていたら、nanaco公式ホームページに「お知らせ【お詫び】「もれなくポイントプレゼント!nanacoでイコイコあのお店♪キャンペーン」2013年4月ご利用分ポイント加算日一部遅延について」というのがアップされていた。
それによれば「弊社の不手際により、2013年4月ご利用分のポイント加算が一部遅延もしくは誤ったポイント数で加算されていることが判明いたしました。」「5月14日(火)までに、順次加算いたします。」という。
※「弊社」とは「株式会社セブン・カードサービス」
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原因は分かったけれど、情報をホームページにしか掲載しないのは、不親切。
店舗でnanacoを購入した場合は、各カードとメールアドレスがひも付けされないので、該当者に個別にメールで連絡するというわけにもいかないのだろうけれど。
14日にはちゃんとポイントが付いていた(9日の1ポイントって何だ?)
セブン-イレブン開店時には、プレゼント300ポイントのうち100ポイント分が遅れて付与されるという事態もあった。しっかりお願いしますよ。
●買物袋持参割引
今度はイオン。
全国的にはレジ袋を有料化している自治体が多い。イトーヨーカドーでは、今年2月頃から(自治体に関わらず)全店舗でレジ袋を1枚2円の有料にした(青森県の店舗では以前は1枚5円だったので、これによって実質3円“値下げ”されたことになる)。
秋田県内では一部の市を除いてレジ袋は無料のままなので、レジ袋を辞退すれば値引きしてくれる店が多い。
イオンリテールの店舗では2円引きなのだけど、ある日、レシートを見てみると、
2回引かれて4円引き!
※「ダブルマーコット」という柑橘を買ったのだけど、レシートでは「ダブルマーコっ」と小さい「っ」がひらがなになっている。
イオンリテールではレジ袋を断ると、それ用のバーコードが印刷されたカードをスキャンし、それによって2円引きの処理が行われるようだ。スキャンするタイミングは、精算前であればいつでもいいらしく、レジの人によって商品を読み込む前に行ったり、途中で行ったり、全商品の読み込みを終えてから行ったりまちまち。
この時はレジの人が、最初と最後に2回スキャンさせていた。
最近のレジというのは賢くて、同じバーコードを連続してスキャンした時は二重にスキャンしたことを疑って警告音が出たり、「よりどり2点で○○円」みたいなのもできる。
だったら、レジ袋辞退のバーコードは、1会計につき1回限りという制限をかけられそうなものだが、できないのだろうか。(「おひとりさま2点限り」なんていう商品はどうしているんだろう?)
【2016年3月28日追記】2013年10月から、イオンリテール全店で買い物袋が有料になったので、上記のような持参割り引きはなくなった。
一方、マックスバリュ東北(秋田市など有料化されていない自治体の店)では継続。上記と同じ方式で、レジの改善もされていないようで、2016年3月でも同様に二重に割り引かれた。
●滑り止め
もう1つイオン。
レジの電子マネーのカードリーダーは、店舗によって形が異なる。
ローソンのものは平らでカードを「置ける」ようになっているが、スーパーなど多くの店舗は読み取り面に角度が付いていることが多い。セブン&アイグループは特に急角度で、イトーヨーカドーは垂直に近かった。置き忘れを防止するためかと思う。
イオングループのリーダーは、水平に近いものの置くことはできない微妙な角度。(JR東日本メカトロニクス製らしく、駅の売店にあるものに似ている)
イオンでは、顧客が小さなボタンを押して使う電子マネーの種類を選択する必要があり、しかもその処理のためか若干のタイムラグがあるので、感覚としては「カードをリーダーに数秒間押さえつける」ことが必要。手に荷物を持っている時などは、ちょっと大変。
店舗によっては、この対策を取っていて、実質的にカードをリーダーに「置く」ことが可能になっている。
イオン土崎港店ではだいぶ前から、カーペットなどの滑り止めに使う網状のシート(黒いもの)を、3センチ四方くらいにカットして読み取り面中央部に貼り付けている。(やはり角度が付いてるイオン銀行ATMにも貼っていた)
初めて見た時は驚いたが、これなら「置く」ことが可能になる。
高齢者のお客が多く、30年以上に渡って地域に根づく土崎港店ならではの配慮かと、感心した。
それに触発されたのか、今年の4月頃から、今までは何もやっていなかったイオン秋田中央店でも対策が取られた。(食品売場だけかもしれない。ATMは不明)
方法は土崎港店とは違う。
ドアのすきま風防止のスポンジテープを、V字状に読み取り部下部に貼っている。【21日訂正】正確には「10センチ弱程度に切ったスポンジテープを、読み取り部下部のカーブに合わせて少し曲げて貼って」いました。逆「へ」の字状。
スポンジが出っ張ってカードを「受け止める」形になり、この方法でも「置く」ことが可能ではある。
でも、カードを置く角度が限定されることになり、土崎港店の方法よりは置きづらい。スポンジテープが厚すぎて、邪魔に感じることもある。それに、スポンジテープって時間が経つと劣化してぽろぽろ崩れることがあるし、黒いリーダーにグレーの出っ張りがあるのも、あまりスマートじゃないし…
【21日追記】秋田中央店のイオン銀行ATMには、特に対策なし。食品以外の売り場では、リーダー本体の下に紙か何かを挟んで(噛ませて)リーダー自体の角度を調整して、読み取り面が水平になるようにしていた。コロンブスの卵的というか…
【2014年9月11日追記】その後、2014年頃には、土崎港店、秋田中央店とも、滑り止めがなくなっている。
イオンでWAONを使うお年寄りの一部には、カードが折れるんじゃないかと心配になるくらい強く押さえつけたり、リーダーとカード両方が壊れるんじゃないかと思うくらい勢いよく“叩きつける”人を見たこともある。「置ける」ようにすることでこれらは防止できるかもしれない。
●WAONのチャージ
ついでにちょっと迷惑なのは、レジでチャージする人。
早く順番が回ってきそうなレジに並んでいると、前の人が1万円札を出して「1000円チャージ」とかして、遅くなってしまうのにたまに遭遇する。
たいして遅れるわけでなく目くじらを立てるべきでもないが、電子マネーの本来の導入目的の1つであろう「スムーズな決済・スムーズなレジの回転」に反するし、レジや店舗で現金を扱う手間やリスクも増えてしまう。機械でのチャージに誘導する方策を立てたり、レジではお釣りの出ない額のチャージに限定するとかしてもいいと思う。
マックスバリュ東北の特定日に5000円チャージでティッシュペーパープレゼントキャンペーンは、そういう意味での解決策の1つかもしれない。
もう1つ、イオンで現金チャージするには、レジ、イオン銀行ATM、チャージャー(イオンリテール店舗を中心に設置される、チャージ専用装置)の3つの方法が主に存在する。
しかし、そのそれぞれで、手順、特にカードをタッチするタイミングが違うのが戸惑う。例えばレジやセルフレジでは最後に1回だけだが、ATMでは最初と最後に2度のタッチが必要になる。機械に不慣れな人はそれが嫌で(混乱して)、人が対応してくれるレジでのチャージに回ってしまうのかもしれない。
それぞれの製造メーカーや画面・ボタンの構造が違う(ユーザーインターフェイスの不統一。これも不親切)ことに起因すると考えられるが、統一できないものだろうか。
【19日追記】nanacoの現金チャージは、レジとセブン銀行ATMの2つの手段がある。ATMでは、電子マネーを置いたままで操作を行う。機器の種類、操作方法という点では、nanacoのほうが単純で分かりやすい。
●遅れたnanacoポイント
セブン&アイの電子マネー「nanaco」をセブン-イレブン開店時に作った。作ってみれば、セブン-イレブンでの利用よりも、秋田駅前のスーパー「ザ・ガーデン自由が丘西武」での利用のほうが多い。
nanacoのポイントは、イトーヨーカドー、西武、セブン-イレブンで使った時は即時付与されるが、ザ・ガーデンなどそれ以外の店では、翌月10日に一括して付与されるという。(建前上は、「もれなくポイントプレゼント!nanacoでイコイコあのお店♪キャンペーン」という長い名前のキャンペーンで、「当面の間、継続」することになっている。)
ザ・ガーデンでnanacoを初めて使ったのは4月に入ってからだったので、5月10日に初めてポイントが付くはず。
ところが、5月11日にネットでチェックしても、付いていない。
どうしたんだと思っていたら、nanaco公式ホームページに「お知らせ【お詫び】「もれなくポイントプレゼント!nanacoでイコイコあのお店♪キャンペーン」2013年4月ご利用分ポイント加算日一部遅延について」というのがアップされていた。
それによれば「弊社の不手際により、2013年4月ご利用分のポイント加算が一部遅延もしくは誤ったポイント数で加算されていることが判明いたしました。」「5月14日(火)までに、順次加算いたします。」という。
※「弊社」とは「株式会社セブン・カードサービス」
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原因は分かったけれど、情報をホームページにしか掲載しないのは、不親切。
店舗でnanacoを購入した場合は、各カードとメールアドレスがひも付けされないので、該当者に個別にメールで連絡するというわけにもいかないのだろうけれど。
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セブン-イレブン開店時には、プレゼント300ポイントのうち100ポイント分が遅れて付与されるという事態もあった。しっかりお願いしますよ。
●買物袋持参割引
今度はイオン。
全国的にはレジ袋を有料化している自治体が多い。イトーヨーカドーでは、今年2月頃から(自治体に関わらず)全店舗でレジ袋を1枚2円の有料にした(青森県の店舗では以前は1枚5円だったので、これによって実質3円“値下げ”されたことになる)。
秋田県内では一部の市を除いてレジ袋は無料のままなので、レジ袋を辞退すれば値引きしてくれる店が多い。
イオンリテールの店舗では2円引きなのだけど、ある日、レシートを見てみると、
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※「ダブルマーコット」という柑橘を買ったのだけど、レシートでは「ダブルマーコっ」と小さい「っ」がひらがなになっている。
イオンリテールではレジ袋を断ると、それ用のバーコードが印刷されたカードをスキャンし、それによって2円引きの処理が行われるようだ。スキャンするタイミングは、精算前であればいつでもいいらしく、レジの人によって商品を読み込む前に行ったり、途中で行ったり、全商品の読み込みを終えてから行ったりまちまち。
この時はレジの人が、最初と最後に2回スキャンさせていた。
最近のレジというのは賢くて、同じバーコードを連続してスキャンした時は二重にスキャンしたことを疑って警告音が出たり、「よりどり2点で○○円」みたいなのもできる。
だったら、レジ袋辞退のバーコードは、1会計につき1回限りという制限をかけられそうなものだが、できないのだろうか。(「おひとりさま2点限り」なんていう商品はどうしているんだろう?)
【2016年3月28日追記】2013年10月から、イオンリテール全店で買い物袋が有料になったので、上記のような持参割り引きはなくなった。
一方、マックスバリュ東北(秋田市など有料化されていない自治体の店)では継続。上記と同じ方式で、レジの改善もされていないようで、2016年3月でも同様に二重に割り引かれた。
●滑り止め
もう1つイオン。
レジの電子マネーのカードリーダーは、店舗によって形が異なる。
ローソンのものは平らでカードを「置ける」ようになっているが、スーパーなど多くの店舗は読み取り面に角度が付いていることが多い。セブン&アイグループは特に急角度で、イトーヨーカドーは垂直に近かった。置き忘れを防止するためかと思う。
イオングループのリーダーは、水平に近いものの置くことはできない微妙な角度。(JR東日本メカトロニクス製らしく、駅の売店にあるものに似ている)
イオンでは、顧客が小さなボタンを押して使う電子マネーの種類を選択する必要があり、しかもその処理のためか若干のタイムラグがあるので、感覚としては「カードをリーダーに数秒間押さえつける」ことが必要。手に荷物を持っている時などは、ちょっと大変。
店舗によっては、この対策を取っていて、実質的にカードをリーダーに「置く」ことが可能になっている。
イオン土崎港店ではだいぶ前から、カーペットなどの滑り止めに使う網状のシート(黒いもの)を、3センチ四方くらいにカットして読み取り面中央部に貼り付けている。(やはり角度が付いてるイオン銀行ATMにも貼っていた)
初めて見た時は驚いたが、これなら「置く」ことが可能になる。
高齢者のお客が多く、30年以上に渡って地域に根づく土崎港店ならではの配慮かと、感心した。
それに触発されたのか、今年の4月頃から、今までは何もやっていなかったイオン秋田中央店でも対策が取られた。
方法は土崎港店とは違う。
ドアのすきま風防止のスポンジテープを、
スポンジが出っ張ってカードを「受け止める」形になり、この方法でも「置く」ことが可能ではある。
でも、カードを置く角度が限定されることになり、土崎港店の方法よりは置きづらい。スポンジテープが厚すぎて、邪魔に感じることもある。それに、スポンジテープって時間が経つと劣化してぽろぽろ崩れることがあるし、黒いリーダーにグレーの出っ張りがあるのも、あまりスマートじゃないし…
【21日追記】秋田中央店のイオン銀行ATMには、特に対策なし。食品以外の売り場では、リーダー本体の下に紙か何かを挟んで(噛ませて)リーダー自体の角度を調整して、読み取り面が水平になるようにしていた。コロンブスの卵的というか…
【2014年9月11日追記】その後、2014年頃には、土崎港店、秋田中央店とも、滑り止めがなくなっている。
イオンでWAONを使うお年寄りの一部には、カードが折れるんじゃないかと心配になるくらい強く押さえつけたり、リーダーとカード両方が壊れるんじゃないかと思うくらい勢いよく“叩きつける”人を見たこともある。「置ける」ようにすることでこれらは防止できるかもしれない。
●WAONのチャージ
ついでにちょっと迷惑なのは、レジでチャージする人。
早く順番が回ってきそうなレジに並んでいると、前の人が1万円札を出して「1000円チャージ」とかして、遅くなってしまうのにたまに遭遇する。
たいして遅れるわけでなく目くじらを立てるべきでもないが、電子マネーの本来の導入目的の1つであろう「スムーズな決済・スムーズなレジの回転」に反するし、レジや店舗で現金を扱う手間やリスクも増えてしまう。機械でのチャージに誘導する方策を立てたり、レジではお釣りの出ない額のチャージに限定するとかしてもいいと思う。
マックスバリュ東北の特定日に5000円チャージでティッシュペーパープレゼントキャンペーンは、そういう意味での解決策の1つかもしれない。
もう1つ、イオンで現金チャージするには、レジ、イオン銀行ATM、チャージャー(イオンリテール店舗を中心に設置される、チャージ専用装置)の3つの方法が主に存在する。
しかし、そのそれぞれで、手順、特にカードをタッチするタイミングが違うのが戸惑う。例えばレジやセルフレジでは最後に1回だけだが、ATMでは最初と最後に2度のタッチが必要になる。機械に不慣れな人はそれが嫌で(混乱して)、人が対応してくれるレジでのチャージに回ってしまうのかもしれない。
それぞれの製造メーカーや画面・ボタンの構造が違う(ユーザーインターフェイスの不統一。これも不親切)ことに起因すると考えられるが、統一できないものだろうか。
【19日追記】nanacoの現金チャージは、レジとセブン銀行ATMの2つの手段がある。ATMでは、電子マネーを置いたままで操作を行う。機器の種類、操作方法という点では、nanacoのほうが単純で分かりやすい。