広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

夜霧

2013-11-04 21:11:17 | 秋田の季節・風景
昨夜から今朝にかけて、秋田市内は霧に覆われた。
秋田では、年間で今頃がいちばん霧が発生する時期ではあるが、発生する時間としては朝が多く(以前の雄物川の朝霧)、「夜霧」はあまりないと思う。
秋田市中央部で、これほど濃い夜霧になるのは、記憶(感覚)では年に1回あるかないかだと思う。

国土交通省の河川情報カメラの映像によれば、秋田市茨島の雄物川、由利本荘市の由利橋では、昨夜20時頃から今朝8時頃まで断続的に霧が出ていた。(両河川ともそこより上流ではほとんで出なかった模様)
気象庁のアメダスの秋田市のデータでは、昨夜20時から今朝8時頃まで、湿度97~98%を観測している。
秋田地方気象台の観測では、昨夜21時は天気が「霧により天空不明」で視程0.20km。(4日のデータは現時点では未掲載、3時は曇で3.00km、6時は霧で0.70km)

昨日は弘前へ行っていた。帰りの電車が八郎潟駅に着いた時、霧が出ているのに気づいた。電車の運行に影響があるほどではなかったが、20時過ぎの秋田到着までずっと夜霧の中だった。
夜霧の秋田駅

夜霧の中、E6系が到着
もちろん、駅の外も夜霧の中。夜霧の秋田市中心市街地は、いつもに増して寂しげに感じなくもないが、幻想的ではある。
 夜霧の西口バスターミナル

夜霧の広小路。ビューホテルが見えない!

夜霧の新しい県立美術館
千秋公園外堀とか旭川は、水があるためか、あるいは空間が広いためか、霧がより濃い気がした。
夜霧の広小路西交差点。右側が旭川

 夜霧の旭川沿い。奥に通町橋やアパホテルが見えるはずのアングル
霧の中って、独特の「におい」がして好きだけど、特に夜霧は見通しが悪いので歩くにも運転するにしても、いっそうの注意が必要。

秋田駅前へ戻って、ぽぽろーど西端・フォンテAKITA前では、恒例のクリスマスツリーが設置されていた。フォンテが閉まると、灯りも消えるようだ。
大屋根の下にも霧が流れ込んでいる

今日4日は以前の予報では雨模様の一日のはずだったが、午前中を中心に晴天。昼過ぎには、雷を伴った激しい雨が降り、しかも天気雨というメチャクチャな天候。アメダスのデータでは、1ミリに満たない降雨量だったようだが。
もうすぐ、初雪も降ることでしょう。

【16日追記】この後、11月15日の夜(秋田市中心部では18時頃から)にも濃い夜霧が発生し、飛行機が欠航するなどした。
コメント (10)
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