青森放送(RAB)は、今年で創立(=開局)60周年。※以前の関連記事
それを記念して、工藤パンとコラボレーションした商品が10月8日から11月30日まで発売されている。
この2つ
記念商品が「イギリストースト」なのは、いかにも青森らしい。
イギリストースト 小倉&マーガリン 435kcal
包装にはリンゴをモチーフにしたキャラクターが大きく配され、「RAB青森放送プロデュース」とある。パッケージ裏面にもキャラクターが。
でも、小倉&マーガリンとRAB60周年の関係って? どうしてこれがRABプロデュースなのか、理由が分からない。名古屋の放送局なら小倉トーストでいいでしょうけど。
そもそも、あんことマーガリンのイギリストーストって、以前にも発売されていたはず。
おいしいのは相変わらずですが…
イギリストースト 青森県産りんごジャム&りんごカスター 325kcal
こちらにはキャラクターのほか、女性の写真、「RABラジオあおもりTODAY 月曜ラジオバザール」「麻生しおりプロデュース」とある。
RABのラジオで、平日昼に「あおもりTODAY」という番組があって、曜日ごとに違うサブタイトルとパーソナリティで放送されているそうだ。
その月曜担当の人がプロデュースしたということか。じゃあ、小倉&マーガリンのほうは、RABが総力を上げてプロデュースしたということなんでしょうか?
こちらは、青森産のリンゴを使ったジャムとクリームということで、青森らしさが出ている。昨年の今頃出ていたりんご娘監修の「フレッシュランチ りんごカスタークリーム」と若干、似ているけれど。
マーガリンは塗られていない
味は、ジャムの酸味が強いのか、やや酸っぱめ。
さて、秋田放送も今年60周年。たけや製パンとコラボしたりは、しないのでしょうかね。
工藤パンに「ダブルサンド」という、コッペパンに2種類のクリームなどを挟んだパンがある。パン生地がしっとりしていて、なかなか好み。その11月の新商品。
ダブルサンド 青森県産牛乳カスタークリーム&ミルクホイップ 389kcal
青森には「萩原乳業(本社・弘前市)」という大手の乳業会社があるから、県産乳やその加工品の入手がしやすいのかもしれない。
クリームやホイップもおいしかったけど、やっぱりパンのあんばいが良かった。
僕が行った店では見かけなかったが、今月は「イギリスフレンチトースト(カスタード) 」という、イギリストーストのフレンチトースト版が発売されているようだ。気になる。
さて、ここで工藤パンではなく、盛岡に本社があって東北地方を中心に展開する「シライシパン(白石食品工業)」の製品から。
以前も紹介したが、東北が地盤の企業ということもあり、東北の食材を使ったパンをよく出している。
11月から「東北っていいなぁ。」というシリーズ名(?)で、東北6県それぞれの食材をメインにしたパン類(各県から1つずつ)を発売している。積極的に営業しているのか、同社の他製品よりも多くの店で扱っている気がする。
青森県産りんご使用・りんごのケーキ 330kcal
パッケージは6商品でほぼ共通。6県のご当地キャラクターが1つずつ並んで、その商品の県のキャラクターが大きく描かれている。
このりんごケーキは「洋菓子」扱い。ヤマザキ系列と違って、菓子扱いでも栄養成分表示がある。
また、「協力企業」として原料供給元と思われる企業名も表示されている。この商品では「青森県産アップルプレザーブ:新化食品(株)、岩手県産ナンブコムギ:JAいわて中央」。
「新化食品」というのは、東京都に本社のある「製パン副原料の専業メーカー」。つまり「なんとかフィリング」の類を作っているようで、シライシパンやもしかしたらヤマザキ系各社もお得意さまかもしれない。盛岡に営業所があり、2つしかない工場の1つが秋田県の鹿角市花輪にある。
大きなリンゴが2切れ
ホームページでは「シナモンを練り込んだ」とあるが、シナモン味はあまり感じず(シナモンはあまり好きではないのでよかった)、甘くてシャキシャキのリンゴが楽しめる。
青森以外の製品はいずれまた。→こちら
この場を借りて、紹介しそびれていた北海道のヤマザキランチパック。
ヤマザキは北海道進出が1992年だそうで、今も本州ほど幅を利かせていないようだ。「日糧製パン」のほうがメジャーのようだが、同社も今はヤマザキ系列。
北海道のヤマザキ製品は、札幌工場(固有記号YSP)で製造されている。そのランチパックは、本州のものと違うという話を聞いていた。
数年前までは、パッケージのデザインがまったく異なっていたのだが、現在は本州と同じようなデザイン。それでも違うのか、「ツナサラダ」を買ってみた。
ヤマザキランチパック ツナサラダ
一見、本州と同じ包装だが違いがある。右上に「北海道限定販売」とあるし、そもそも本州のは「ツナマヨネーズ オニオン入り」という名称。右下の断面写真も似ているけど違うようだ。
じゃあ、本州とは完全な別物かと思えば、色使いは同じだし、「ツナとオニオンを和えたツナサラダをサンドしました。」という説明文は同じ(つまり北海道版にもオニオンは入っている)。
食べてみると、本州のものよりやや「軽く」て「甘く」感じた。たしかに本州のとは違う。
原材料は、
本州版が「ツナサラダ(まぐろ油漬け、ドレッシング、たまねぎ、植物性たん白、食酢、その他)、小麦粉、…」。
北海道版「小麦粉、ツナサラダ(ドレッシング、まぐろ油漬け、たまねぎ、植物性たん白、調味酢、でん粉、卵白粉、その他)、…」。
栄養成分は、
本州版は「熱量:149kcal、たんぱく質:4.5g、脂質:8.2g、炭水化物:14.2g、ナトリウム:290mg」。
北海道版「熱量:102kcal、たんぱく質:3.5g、脂質:3.3g、炭水化物:14.5g、ナトリウム:250mg」。北海道版
となると、北海道版のほうがツナが少なめであっさりということでしょうか。
おそらく、たまごやピーナッツなど定番商品も、北海道版は微妙に異なるということでしょう。
【12月24日追記】ちなみに、秋田ではフジパンの「スナックサンド ツナ&マヨ オニオン入り」という同コンセプトの商品が売られている。パンが柔らかく、味は甘めなんだろうか、個人的にはランチパックよりも気に入った。
これの原材料名は「小麦粉、タマネギ入りマヨネーズ風味ツナフィリング、砂糖、マーガリン、食塩、…」。
1個当り栄養成分は、「熱量:130kcal、たんぱく質:4.2g、脂質:3.7g、炭水化物:20.0g、ナトリウム:301mg(食塩相当量0.76g)」。
それを記念して、工藤パンとコラボレーションした商品が10月8日から11月30日まで発売されている。
この2つ
記念商品が「イギリストースト」なのは、いかにも青森らしい。
イギリストースト 小倉&マーガリン 435kcal
包装にはリンゴをモチーフにしたキャラクターが大きく配され、「RAB青森放送プロデュース」とある。パッケージ裏面にもキャラクターが。
でも、小倉&マーガリンとRAB60周年の関係って? どうしてこれがRABプロデュースなのか、理由が分からない。名古屋の放送局なら小倉トーストでいいでしょうけど。
そもそも、あんことマーガリンのイギリストーストって、以前にも発売されていたはず。
おいしいのは相変わらずですが…
イギリストースト 青森県産りんごジャム&りんごカスター 325kcal
こちらにはキャラクターのほか、女性の写真、「RABラジオあおもりTODAY 月曜ラジオバザール」「麻生しおりプロデュース」とある。
RABのラジオで、平日昼に「あおもりTODAY」という番組があって、曜日ごとに違うサブタイトルとパーソナリティで放送されているそうだ。
その月曜担当の人がプロデュースしたということか。じゃあ、小倉&マーガリンのほうは、RABが総力を上げてプロデュースしたということなんでしょうか?
こちらは、青森産のリンゴを使ったジャムとクリームということで、青森らしさが出ている。昨年の今頃出ていたりんご娘監修の「フレッシュランチ りんごカスタークリーム」と若干、似ているけれど。
マーガリンは塗られていない
味は、ジャムの酸味が強いのか、やや酸っぱめ。
さて、秋田放送も今年60周年。たけや製パンとコラボしたりは、しないのでしょうかね。
工藤パンに「ダブルサンド」という、コッペパンに2種類のクリームなどを挟んだパンがある。パン生地がしっとりしていて、なかなか好み。その11月の新商品。
ダブルサンド 青森県産牛乳カスタークリーム&ミルクホイップ 389kcal
青森には「萩原乳業(本社・弘前市)」という大手の乳業会社があるから、県産乳やその加工品の入手がしやすいのかもしれない。
クリームやホイップもおいしかったけど、やっぱりパンのあんばいが良かった。
僕が行った店では見かけなかったが、今月は「イギリスフレンチトースト(カスタード) 」という、イギリストーストのフレンチトースト版が発売されているようだ。気になる。
さて、ここで工藤パンではなく、盛岡に本社があって東北地方を中心に展開する「シライシパン(白石食品工業)」の製品から。
以前も紹介したが、東北が地盤の企業ということもあり、東北の食材を使ったパンをよく出している。
11月から「東北っていいなぁ。」というシリーズ名(?)で、東北6県それぞれの食材をメインにしたパン類(各県から1つずつ)を発売している。積極的に営業しているのか、同社の他製品よりも多くの店で扱っている気がする。
青森県産りんご使用・りんごのケーキ 330kcal
パッケージは6商品でほぼ共通。6県のご当地キャラクターが1つずつ並んで、その商品の県のキャラクターが大きく描かれている。
このりんごケーキは「洋菓子」扱い。ヤマザキ系列と違って、菓子扱いでも栄養成分表示がある。
また、「協力企業」として原料供給元と思われる企業名も表示されている。この商品では「青森県産アップルプレザーブ:新化食品(株)、岩手県産ナンブコムギ:JAいわて中央」。
「新化食品」というのは、東京都に本社のある「製パン副原料の専業メーカー」。つまり「なんとかフィリング」の類を作っているようで、シライシパンやもしかしたらヤマザキ系各社もお得意さまかもしれない。盛岡に営業所があり、2つしかない工場の1つが秋田県の鹿角市花輪にある。
大きなリンゴが2切れ
ホームページでは「シナモンを練り込んだ」とあるが、シナモン味はあまり感じず(シナモンはあまり好きではないのでよかった)、甘くてシャキシャキのリンゴが楽しめる。
青森以外の製品はいずれまた。→こちら
この場を借りて、紹介しそびれていた北海道のヤマザキランチパック。
ヤマザキは北海道進出が1992年だそうで、今も本州ほど幅を利かせていないようだ。「日糧製パン」のほうがメジャーのようだが、同社も今はヤマザキ系列。
北海道のヤマザキ製品は、札幌工場(固有記号YSP)で製造されている。そのランチパックは、本州のものと違うという話を聞いていた。
数年前までは、パッケージのデザインがまったく異なっていたのだが、現在は本州と同じようなデザイン。それでも違うのか、「ツナサラダ」を買ってみた。
ヤマザキランチパック ツナサラダ
一見、本州と同じ包装だが違いがある。右上に「北海道限定販売」とあるし、そもそも本州のは「ツナマヨネーズ オニオン入り」という名称。右下の断面写真も似ているけど違うようだ。
じゃあ、本州とは完全な別物かと思えば、色使いは同じだし、「ツナとオニオンを和えたツナサラダをサンドしました。」という説明文は同じ(つまり北海道版にもオニオンは入っている)。
食べてみると、本州のものよりやや「軽く」て「甘く」感じた。たしかに本州のとは違う。
原材料は、
本州版が「ツナサラダ(まぐろ油漬け、ドレッシング、たまねぎ、植物性たん白、食酢、その他)、小麦粉、…」。
北海道版「小麦粉、ツナサラダ(ドレッシング、まぐろ油漬け、たまねぎ、植物性たん白、調味酢、でん粉、卵白粉、その他)、…」。
栄養成分は、
本州版は「熱量:149kcal、たんぱく質:4.5g、脂質:8.2g、炭水化物:14.2g、ナトリウム:290mg」。
北海道版「熱量:102kcal、たんぱく質:3.5g、脂質:3.3g、炭水化物:14.5g、ナトリウム:250mg」。北海道版
となると、北海道版のほうがツナが少なめであっさりということでしょうか。
おそらく、たまごやピーナッツなど定番商品も、北海道版は微妙に異なるということでしょう。
【12月24日追記】ちなみに、秋田ではフジパンの「スナックサンド ツナ&マヨ オニオン入り」という同コンセプトの商品が売られている。パンが柔らかく、味は甘めなんだろうか、個人的にはランチパックよりも気に入った。
これの原材料名は「小麦粉、タマネギ入りマヨネーズ風味ツナフィリング、砂糖、マーガリン、食塩、…」。
1個当り栄養成分は、「熱量:130kcal、たんぱく質:4.2g、脂質:3.7g、炭水化物:20.0g、ナトリウム:301mg(食塩相当量0.76g)」。