🌸新井と荻生1(時代と正対した2人の儒学者)
☆江戸時代を支配した思想は「儒学」
*林羅山以来、林家が幕府の正学朱子学を統治の基軸とした
☆朱子学とは
*明・清を通して中国王朝の正統な思想であった
*四書(大学、論語、孟子、中庸)を重んじる
☆日本でも、幕府の統治理念となる
☆日本でも、幕府の統治理念となる
*江戸期の支配層たる武士の基本的教養となった
☆江戸期日本の儒学の世界に件立する存在
*新井白石と荻生 徂徠(おぎゅう そらい)
*同時代を生きた二人の儒学者の生き方と思想
*相容れないまま、各々が真剣に自らの時代と関わり、時代を動かした
☆戦後時代を生きた日本人は「和漢洋の教養」などといつても
☆戦後時代を生きた日本人は「和漢洋の教養」などといつても
*戦後教育を投影して、大概は漢籍の素養に欠け
*半知半解の洋と薄っぺらな和の学識によって知性を装っている
☆儒学など「古い」というのが大方の印象だろう
*我々自身の知の所在地を確認するためにも深い考察が求められる
⛳新井白石の幕府での活躍
☆幕政に関与し、六代将軍家宣、七代家継を支えた
⛳新井白石の幕府での活躍
☆幕政に関与し、六代将軍家宣、七代家継を支えた
*財政・貨幣制度の改革から
*長崎貿易の制限、皇室のありかた、朝鮮通信使への待遇まで
*自らの思想に基づく正論を進言
☆世に「正徳の治」といわれる政治改革に影響力を行使した
⛳新井白石の歴史的意味
☆戦時下日本の「近代思想の先駆者」として
*合理主義、個我の自覚、ヒューマニズムを評価されている
☆フランス文学研究者の桑原武夫
*白石の位置付けを視界の広さと思考の独創性を高く評価する
*「白石は近代主義者」と位置付ける
☆白石こそまさに「国際人」の先駆者といえる存在
*当時の日本においては外国ともいえる沖縄や北海道に関し
*『琉球国事略』や『蝦夷史』といった地理書を著している
*その視界の広さは驚嘆すべきものがある
⛳新井白石の世界認識(国際人の限界)
☆『西洋紀聞』では、白石は儒学者らしい総括する
☆『西洋紀聞』では、白石は儒学者らしい総括する
*西洋の科学技術には敬意を払うが
*内面の精神性で日本、東洋の優位
*意識する「和魂洋才」の淵源を見るとしている
☆西洋思想がそれほど浅薄でないことはいうまでもない
☆「正徳の治」を冷静に見つめれば
☆「正徳の治」を冷静に見つめれば
*100年以上続いていた徳川支配体制を儒学の理念に よって
*再形成する強い意思が感じられる
☆白石は、徳川幕府の権威付けへの腐心した
*将軍の国交上の地位について、「日本国王」にすべしと建言
*江戸の中心部に入る多くの御門の建設など
☆「武家諸法度」改訂、儀式・服装に関する規定、孔子廟へ将軍参拝等
*白石流の儒教的正当性によって改革が強行された
☆こうした改革への一途な情熱と思い入れが多くの敵を作り
*吉宗からは「文飾過ぎしもの」と評され遠ざけられる
(敬称略)
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⛳出典、『人間と宗教』
新井と荻生1(時代と正対した2人の儒学者)
(ネットより画像引用)