麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

呉将軍の足の爪

2011年12月17日 | 制作公演関連
『呉将軍の足の爪』
作/パク・ジョエル、翻訳/石川樹里
演出/中野志朗
来年1月22日13:00と17:00
あうるすぽっとinホワイエ

【文中敬称略】

創立五十周年が近い新劇の劇団
青年劇場が2008年4月に上演した
『呉将軍~』(僕も拝見)
に今回は高校生が挑む。

第二回日韓演劇フェスティバル、
主催のひとつである「豊島区」。
ということもあって……
区内の中学高校の演劇部から
選抜された30名弱をプロが指導する
企画は第一回に続いて行われる。

『呉将軍の足の爪』
なかなか魅力的な題名だ。

寓話的な運びながら、描くのは
戦争に巻き込まれえる庶民の姿。
検閲により14年間上演禁止処分を
受けた戯曲は、今や多くの国で
翻訳され上演に至っている。

そんな作品だけに、若者たちが
瑞々しい感性で演じることが
作品のテーマが観る者に、
むしろ深く突き刺さる可能性大。

四本中、この『呉将軍~』だけは無料。
是非、将来の日本演劇界を背負う
……かもしれない中高生の公演に
足をお運びくださいませ。
      
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