麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

吉祥寺とモモ

2014年05月16日 | 身辺雑記
火曜日に来たばかりの吉祥寺に昨日も。

来週月曜に幕をあけるJ-Theater
『溟い海』で葛飾北斎を演じる
石鍋多加史さん出演の舞台のゲネ観劇。

作品はエンデの『MOMO』。
世界に冠たる児童文学名作と
世界に冠たる前衛芸術家・
岡本太郎の融合に挑んだ意欲作。

吉祥寺シアターに昨夜初日。日曜日迄。
全ステージ完売だそうです。


13日夜の吉祥寺は、山彦の会の
『母さん』『山彦ものがたり』に
関わったキャストスタッフの
同窓会的な飲み会でした

二作品で音楽を担当した沖縄在住の
新垣雄さんが東京に来たのを機に、
やはり二作品で舞台監督を務めた
角野偵さんが幹事となり、
大いに盛り上がりまくったのだが……。


日本の昔話をたくさん盛り込んで
一つの壮大なロマンを築きあげる
有吉佐和子の傑作『山彦~』には、
うさぎとかめ、浦島太郎に
さるかに合戦……、勿論桃太郎も登場。

その桃太郎を演じた荒木真有美(俳優座)
の姿も洒落たイタリアンにはあって、
ブログタイトルが「吉祥寺とモモ」に。
かなり強引

もう一作品の『母さん』は、
サトウハチローの生涯を描いた
堀江安夫の筆による音楽劇。
その堀江氏最新書き下ろしの
『先生のオリザニン』はまもなく
三越劇場で始まる。
奇しくも俳優座の舞台。

始まるといえばKirarinaが
先頃オープンした吉祥寺。
京王グループの威信をかけた
駅直結のテナント



来るものあれば去るものがあり、
映画館ながら、演劇、音楽の
発信地として長く愛された
バウスシアターが今月閉館となる

去る……『山彦~』で猿を演じた
柳瀬亮輔は遅れて参戦につき、
もうテーブルの椅子がなくて、
カウンター用の高いのに座り、
まるでプールの監視員みたいだった。

ここまで書いたら役者は全部書こう
蟹役の金村瞳(イッツ・フォーリーズ)

『母さん』組はSTEPSの女優二人。
大嶋奈緒美、岡村佳代子。
(大嶋さんは二作品とも出演)

素敵な舞台を上記二作品以外にも
たくさん創った演劇プロデューサー
片山忠彦率いる「山彦の会」も
その活動に終止符を打った。

片山さんお疲れ様でした。




コメント
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