麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

太宰特集、初日は満々席

2015年12月22日 | 制作公演関連
J-Theater恒例、小屋入りした夜の幕開き。

いわゆる演劇ではあるのだが
今回は初めて「語り芝居」と銘打った。
太宰の朗読に注心する原きよとの
コラボレーション企画だ。

彼女がこれまで読んできた
一般的には太宰らしくないといえる
ユニークな短編を立体化した舞台。
その初日(昨夜)、遠路青森からゲストも招き
アフタートークも開催した。

『失敗園』『尼』『貨幣』からなる本編は
1時間10分……体感はさらに短かったか、
席を立つ方は誰もいなかった。

太宰と並ぶ津軽の雄・寺山修司の
記念館から世良さんを迎え原とのトーク。

憶測だが《暗い》が代名詞の作家・太宰の
意外な作品群を見た方々は
驚きながら、同時に「何故?」を解消したい!
と席を離れなかったのではないかしら。

世良さんからお誉めの言葉も頂いて、
まぁ社交辞令を差し引いても自信を得ての二日目朝。

あ、既報の通り今回の『失敗園』は
毎日異なるキャスティング……つまり
全日全ステージ“初日”となる、
この新鮮さはマックス70の小屋で
良い緊張感を出演者・観客が共有する。

そんな空気も受けてのアフタートーク
……だったと確信すらする。

いや(-_-;)憶測だの確信すらするだの
書いたのは、その時間に制作は
初日乾杯の酒等を買い出しにいって
話を聞けてないのですε=┏( ・_・)┛

感謝を込めて、少し宣伝・・・
正式には「三沢市寺山修司記念館」。
寺山の母・はつさんから寄贈された
遺品の保存公開を目的に平成9年開館。

テラヤマ芸術はもとより、
三沢市の総合芸術発信基地の
一翼も担っているそうです。
コメント
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