箱根駅伝の区間エントリーが発表に。
注目の神野大地(青学4年)は5区山登り。
また、激戦の時代に色濃くなった
エントリーでの闘いは今年も激しく、
青学は久保田和真(4年)らを、
東洋は服部兄弟の弟・弾馬(3年)らを、
他校も馬場翔大(駒沢4年)や
横手健(明治4年)といった看板走者を
補欠に回して腹の探りあいだ。
「学生史上最強」と原晋監督自身が言い、
自らを鼓舞するフレッシュグリーン軍団を
マスコミはじめ誰もが一強に推す。
28分台11人は確かにモンスターだ。
蛇足ながら28分は一万メートルの記録で、
普通ならエースと言われる持ちタイムである。
つまり10区間の箱根では1人走れない過酷さ。
そしてこのチーム内での競争が
青学の力の源である。しかも!
所在地の表参道、サザンなどOBOG等
明るいイメージの校風そのままに
《その一瞬を楽しめ》を標榜する。
出雲を制した際、東京で見守る神野に向かい、
全員でカメラにおちゃらけた姿は
その象徴的な画であった。
とどめかのよーに、連覇を狙う箱根で
掲げたテーマは《ハッピー大作戦》。
我が母校の《一秒を削り出せ》とは
余りにも、あまりにも対照的。
まさに駅伝的な「忍耐」そのままの
二文字を心にひたむきに走る東洋。
重ねてスクールカラーが鉄紺と
これまた地味極まりないのだ(汗)。
そんな我が校のポイントは復路の
山を下る6区・口町亮(3年)と考える。
服部兄弟は当たり前に走って貰わないと
モンスターと戦う以前の話になる。
柏原らを擁した黄金時代ですら
優勝できなかった全日本を初めて制した、
そのレースの最優秀選手の口町は、
独特のフォームで走る大型ランナーだが
あの走りで、あの坂を下り切れるのか
素人ながら心配この上ない。
勿論、試走含めシミュレーションも重ねての
酒井俊幸監督の指名とは思うけれど……。
前置き(?)が長くなったが、
「箱根」には、母校の応援とともに
おのおのの地元出身選手を応援する
甲子園と同じような楽しみがある。
出場20校と学連選抜から334名が
今年はエントリーしていて、
その内訳は兵庫県25人をトップに、
千葉県23人、愛知県22人と続き、
奈良県を除く23都道府県2国となる。
ちなみに2国はエチオピアとケニア。
ケニアは北海道、山形、新潟、京都と
並ぶ5人を輩出している。
ただ国内でいえば、この数字は
高校単位で計上している。
例えば兵庫は西脇工11、須磨学園6
等を足した数字になる。
学校単位だとトップの西脇工以下、
豊川(愛知)と伊賀白鵬(三重)の9人、
西京(山口)8人、浜松日体(静岡)7人と続き、
なるほど駅伝名門校がずらりと並
……ん?、…伊賀白鵬?
知らないなぁと思いきや、上野工が
上野農と上野商の三校統合で
2009年に生まれた三重県初の
「総合専門高校」なのだそうだ。
1000文字を超えたので〈中〉に続きます。
注目の神野大地(青学4年)は5区山登り。
また、激戦の時代に色濃くなった
エントリーでの闘いは今年も激しく、
青学は久保田和真(4年)らを、
東洋は服部兄弟の弟・弾馬(3年)らを、
他校も馬場翔大(駒沢4年)や
横手健(明治4年)といった看板走者を
補欠に回して腹の探りあいだ。
「学生史上最強」と原晋監督自身が言い、
自らを鼓舞するフレッシュグリーン軍団を
マスコミはじめ誰もが一強に推す。
28分台11人は確かにモンスターだ。
蛇足ながら28分は一万メートルの記録で、
普通ならエースと言われる持ちタイムである。
つまり10区間の箱根では1人走れない過酷さ。
そしてこのチーム内での競争が
青学の力の源である。しかも!
所在地の表参道、サザンなどOBOG等
明るいイメージの校風そのままに
《その一瞬を楽しめ》を標榜する。
出雲を制した際、東京で見守る神野に向かい、
全員でカメラにおちゃらけた姿は
その象徴的な画であった。
とどめかのよーに、連覇を狙う箱根で
掲げたテーマは《ハッピー大作戦》。
我が母校の《一秒を削り出せ》とは
余りにも、あまりにも対照的。
まさに駅伝的な「忍耐」そのままの
二文字を心にひたむきに走る東洋。
重ねてスクールカラーが鉄紺と
これまた地味極まりないのだ(汗)。
そんな我が校のポイントは復路の
山を下る6区・口町亮(3年)と考える。
服部兄弟は当たり前に走って貰わないと
モンスターと戦う以前の話になる。
柏原らを擁した黄金時代ですら
優勝できなかった全日本を初めて制した、
そのレースの最優秀選手の口町は、
独特のフォームで走る大型ランナーだが
あの走りで、あの坂を下り切れるのか
素人ながら心配この上ない。
勿論、試走含めシミュレーションも重ねての
酒井俊幸監督の指名とは思うけれど……。
前置き(?)が長くなったが、
「箱根」には、母校の応援とともに
おのおのの地元出身選手を応援する
甲子園と同じような楽しみがある。
出場20校と学連選抜から334名が
今年はエントリーしていて、
その内訳は兵庫県25人をトップに、
千葉県23人、愛知県22人と続き、
奈良県を除く23都道府県2国となる。
ちなみに2国はエチオピアとケニア。
ケニアは北海道、山形、新潟、京都と
並ぶ5人を輩出している。
ただ国内でいえば、この数字は
高校単位で計上している。
例えば兵庫は西脇工11、須磨学園6
等を足した数字になる。
学校単位だとトップの西脇工以下、
豊川(愛知)と伊賀白鵬(三重)の9人、
西京(山口)8人、浜松日体(静岡)7人と続き、
なるほど駅伝名門校がずらりと並
……ん?、…伊賀白鵬?
知らないなぁと思いきや、上野工が
上野農と上野商の三校統合で
2009年に生まれた三重県初の
「総合専門高校」なのだそうだ。
1000文字を超えたので〈中〉に続きます。