麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

噛みんぐ、顔合わせ。

2016年06月28日 | 制作公演関連
昨日はJ-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『三好十郎+宮沢賢治』の
三好作『噛みついた娘』の顔合わせ。

全キャストに演出、音響、衣裳、
舞台監督、制作にプロデューサー
という面々がスペース早稲田に集結。

演出の小林七緒が所属する
流山児☆事務所のアトリエで
来月25日の初日に向けて船出した。

賢治組は既に稽古を始めていて
そちらは、週三ペース。
遅れてスタートのこちらは
がっつり週六で積み上げてゆく。

で、昨日は読み合わせ。
幾通りか試しつつ、最後には
配役を発表して、交流会へ。

睦子役の田嶋真弓の誕生日もお祝~い
\(^o^)/



突然電気が消え、本人は元より
プロデューサーと制作も知らない
サプライズだったので、慌てて写メ。
見事なピンボケです(・・;)

でも、これは戯曲のあるシーンと
リンクしているのだな(^-^)v

さて。キャストは14人。
うち新国立劇場演劇研修所4期の
4人を筆頭に他の期も居て、
新国出身が最大派閥という、
なかなか珍しい座組である。

演出が講師を務める関係からだが、
珍しいといえば、小林が三人もいる。
前述の七緒、プロデューサーが小林拓生、
舞監は小林岳郎。
さらにいえば音響は小森広翔だから
小さい林と森でマイナスイオンに満ちた
稽古場と言えなくもない。

『噛みついた娘』は三好作品ながら
手書き原稿のみが現存し、
新国の研修所のテキストとして
初めて活字化された〈幻の戯曲〉。

そして『浮標』『廃墟』など
硬質なイメージの強い作家だが、
本作は珍しく喜劇タッチ。

演出もそこを際立たせたい狙いだ。

で、今日は賢治組の稽古へ。
先月の黒田玄事務所の本番日と
稽古初日が重なり、以来、
タイミングを逃して、漸くの顔出し。

こちらでは演出を務める拓生以下、
J-Theater常連の座組なので、
つい、ほったらかしてしまった。
ごめんなさいm(__)m
コメント
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