麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ビザールでござ~る発送deびざ~る

2017年05月12日 | 制作公演関連
演劇集団ア・ラ・プラス『ビザール』は
今日も稽古。……役者達は「も」だが、
制作はやっとこさ顔出し二度目。
(^_^;)

その稽古のあたまの時間を戴き、
皆でチラシの発送作業を。

この手の事務的なことは、
事務所や稽古場を持つ劇団なら
稽古の前後、或いはオフに
別途時間を取れるわけだが、
(常勤の制作スタッフがいれば
役者はこの手の仕事はスルー)
「場」を持たない小さなカンパニーは
メンバーが個々「夜なべ」するのが
普通だったりするわけである。

ア・ラ・プラスもメンバーは二人きり。
けれども、昨夏の『かもめ』公演、
それを引っ提げてのベトナム公演
(国際フェスで7冠をゲット)と
苦楽をともにしたキャストが
5人中4人いて、ほぼ家族!
と言えなくもない格好なので、
チラシをある枚数に分ける人、
宛名シールを貼る人みたいに
分担しての「家内制手工業」。



社会の授業に出てきた中でも
何故か妙に覚えている単語。
あぁ懐かしい(#^.^#)
その流れの「マニュファクチャー」
とともに・・・。

「はい、テストに出ま~す」と
先生が黒板を叩いたからだろうか。
はたまた、学校生活全般において、
やたら班で作業させられて
(まぁ思えば、勉強以外の、てか
勉強より寧ろ大切な社会性を
身に付けるためと今は判るけど……)
概ねそれは「家内制手工業的」で
愚痴まじりによく口にしたせいか、
忘れられない者は多いのでは?

と。まるで過去完了として書いた。
が、しかし。
演劇を生業にして幾星霜・・・
未だ「家内制~」で芝居を創っている。

そして、我々演劇人はそれを誇りに!
……まっ、それほど力むことはないな。
ε=ε=┏(・_・)┛

力説する話ではないけれども。
こんな小さなヒトコマが、
芝居に厚みを増したりはするのだ。

昔いた劇団は少々歴史もあって、
上は七十超、下は二十代と
幅広い年齢の劇団員が芝居のこと、
近々のニュースのこと、故郷のこと、
とワイワイガヤガヤやりながら
関係性を深めていったものだ。

さて、呑気な話題に終始した。
けれど『ビザール』の物語自身は
正反対に、とてもシビアだ。
紛争後のセルビアのおはなし。

それは次に詳しく。

※※※

ただ、暫く先にはなります。
何故かは明日以降のブログで
あからさまになるでしょう・・・
コメント
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