麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

小さな手

2019年11月05日 | 身辺雑記
昨日の続きです。
題名は「後編」「続」等とせずに
ブログ内に登場させた曲名にしました。

『小さな手』(作詞作曲/さだまさし)は
2002年6月21日リリースされたシングル曲。
だけれど。
同年2月27日発売のアルバム『夢百合草』
(あるすとろめりあ、と読みます)
の一等最後に置かれたのが先なので、
正確にいえば同盤からのシングルカット。

昨日書いた詞の冒頭のあとには・・・
♪右手には永遠の未来
左手には無限の希望
心は透き通って愛は果てしなく深く
いつかしらぬ間に僕の掌はこんなに
いつか大きく育ったけれど♪
・・・というリリックもあり。

長崎市民劇場の歩みに重なります。
それを、あえてメロディーのみ、
しかも小さいボリュームで流した
奥ゆかしさもまた、長崎市民劇場らしいと。

以上60周年記念パーティーの補足。

そうそう。
九演連代表者会議の会場は、
NBC(長崎放送)別館でした。
二階の会議室を使用したのだけれど
三階「ビデオホール」は、グレープ
(さだまさし、吉田正美のフォークデュオ。
1972~76年。メジャーデビューは73年)の
まだアマチュア時代の初コンサートの
会場でもありますが、会議の主催者は
そんなことを知る由もないだろう……。

場所でいえば。
神奈川演鑑連の会場「てくのかわさき」も
個人的に思い入れの深い場所で、
97~98年に関わった時限演劇講座
「地域を創る川崎演劇座」の
稽古場として何度か使った所。
またフリー時代、制作でついた
ある小劇場の主宰が公演直前に倒れ、
その芝居を打つか打たないのかを
出演者に諮った所でもあった。

役者たちは、主宰のみならず
作、演出、美術、音響を兼ねた
「核」をなくした中、上演を選び、
結果その舞台は高い評価を得た。
2017年のこと。

その芝居で夫婦役だった役者が
来る11月19日、本当の夫婦になる。
稽古中に既に交際していたらしく、
婚姻届の証人を務めたのは、
その主宰と彼のユニットの常連女優
と聞いた。提出直前の14日には
その出演者が集まるという。
「同窓会」と銘打っているが主宰は欠席。
もう完全に二人の御披露目会である。

いずれにしろ、めでたい。

余談だが、その作品は2010年に
栄えある第一回の最優秀賞を受賞。
出版社や都道府県主催ではなく、
文化庁が新進芸術家育成事業として
30年以上開催していた
「舞台芸術創作奨励賞」の流れを
引き継ぎ2010年に創設された大きな賞
(主催は日本劇団協議会に移行)。

11年には別の演出家、異なる配役で
エコー劇場で上演されている。
それを自らのユニットでこしらえる際、
最重要な夫婦役に、私が推した二人が
まさか結婚に至るとは……。

二人にもまた♪右手には永遠の未来
左手には無限の希望♪を持って、
末長く幸せになって欲しい・・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする