【京花、遠足。中野の田中邸へ】
前回書いたように、2月21日は田中千禾夫ゆかりの場所へ。
遠足といっても、お菓子も持たずリュックも背負わず
(ひとり撮影班の制作部・霜垣はリュックだったが)
中野駅に集合して、テクテクと。
そしてまず、ともに劇作家の千禾夫、澄江夫妻の旧居跡。
閑静な住宅街のなかに突然あらわれたのが冒頭の写真。
その後、記念碑からほど近い田中邸にお邪魔して、読み合わせ。
それから、千禾夫・澄江の写真や本、関連の品も見せていただき、
積み上げてきた稽古に、沢山のいろどりを各々が取り込んだ。
立ち稽古なかば。
もう一度じっくり戯曲を読むことで得る発見は大きいのだが、
ましてや作家に連なる空間から戴くことの深さといったらない。
ご子息の奥様の趣味で猫のステンドグラスをはじめ、
置物や絵画・・・(そういえば今日は猫の日)
猫好きだから本物の猫ももちろん居る。
暖炉のある部屋で過ごす豊かな数時間でした。
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劇団俳優座LABO38
『京時雨濡れ羽双鳥』『花子』
2022年3月16日~27日、全12ステージ
好評発売中