麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

バイオリンとマリンバ

2024年10月21日 | 身辺雑記

バイオリンとマリンバ。

どちらも弾くことはできない。

 

 

シンガーソングライターながら

小説家、俳優、社会事業家、

何よりトークの面白さが際立つ

さだまさしといえば、

出世作『精霊流し』でも演奏する

バイオリンが代名詞。

 

彼のソロデビュー以来2011年まで

バックバンドにいた宅間久善の

マリンバも、さだのコンサートの

ひとつのアイコンであった。

宅間の超絶テクニックに加え、

彼自身のキャラクターも相まって。

 

 

さて。

私にとって最初のバイオリン体験は、

小学校の1年から4年まで一緒だった

フルカワケンジ君だ。

彼が蝶ネクタイで弓をくゆらせた

彼の誕生日会になる。

 

我が故郷の柿生の山を切り拓き

誕生した大きな団地の一室に

曲名は忘れてしまったけれど、

響いた音色は鮮明だ。

 

そして、初マリンバ

こちらはヨコテタカオ君。

こどもにとっての楽器といえば、

カスタネットにハーモニカ、

トライアングルにオルガンなど。

木琴も音楽の授業に登場するが

彼はそれをレベチに弾いた。

曰く「わしはマリンバを習ってる」。

……時折彼は一人称にわしを使った。

 

さて、我々が木琴と称するのは

実はシロフォンで倍音構造、

マリンバは属音構造。

どちらも木琴の仲間だが別の楽器

と詳しく知るのはあと。

 

小4の音楽の授業で、

皆が両手に1本ずつのバチで

四苦八苦している中、

片手に2本、計4本で弾く姿に

目ん玉が飛び出た。

 

実際のマリンバは目にしなかったが

そういう楽器が世の中にあると

幼心に刻んだ瞬間。

 

彼もやはり麻生台団地の住人。

二人とも東柿生小学校は卒業せず、

フルは千葉県に、ヨコテは市内の

西生田に引っ越して行った。

 

そうそう、ヨコテんちには一度

仲間数人で遊びに行った。

小田急線で僅か3駅なのに、小5の

がきんちょ達には大冒険だったな。

 

中1で『関白宣言』に衝撃を受けて、

バイオリンとマリンバに

「再会?」する前の遠い昔のはなし。

 

同級生だから還暦間近の二人は、

今どこで何をしているかしら?

中学が異なるから、以前ブログに寄せた

柿生中学還暦同窓会のメンバーでもなく。

エゴサーチしてもヒットせず

 

そーなるとかえって想いは募る。

 

コメント
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