ニュース スポーツコーナー。
旭化成のユニフォームが映り、
「お! 相澤やったか!!」と
画面を凝視したら、葛西潤。
5月3日の日本選手権10000mの話。
その日に五輪代表選考レースの
あることは重々承知していた。
冒頭の、前大会覇者にして
元日本記録保持者でもある
相澤晃(東洋大〜旭化成)は
そう、鉄紺黄金期の韋駄天の一人
現日本記録保持者・塩尻和也
(順大〜富士通)は3000m障害の
世界ランカーでもある。
さらには歴代2位のタイムを持つ
太田智樹(早大〜トヨタ自動車)
らに注目が集まったレースを
日本歴代4位となる27分17秒46で
制したのは葛西だった。
創価大から旭化成に進んだ社会人2年目。
大学最終学年での箱根7区区間賞は、
大会3週間前に疲労骨折が判明した中の
根性の走りで、前年1区15位に沈んだ
リベンジも果たしたのだった。
その3年次もまた怪我で苦しんだ、
名古屋出身の苦労人の快挙だった。
そんな彼を検索する時に油断すると……
「狂猿」「クレイジー・モンキー」と
称されるFREEDOMS所属のプロレスラー
葛西純。北海道帯広市出身に
ヒットしてしまうのでご用心。
あるいは、自主制作映画『バンドワゴン』
企画・監督・脚本の1990年函館生まれの
葛西純。生業としては映画やドラマの
演出部・助監督と自ら言うカサイジュンも。
ダーツの刺さった地を歩く某番組で
彼の祖母がインタビューに
「孫はディレクター」と答えて
SNSがその放送時にざわついた。
〈ディレクターとプロレスラー間違ってる?〉
〈いや確かに映像作家、います〉などと。
話を陸上に戻します。
3日のレースでは代表は決まらず、
世界ランキングでの決定に持ち越し。
さて、誰がパリ切符を手にするだろう。
個人的には、相澤に東京五輪に続く
連続出場と、17位より上の順位を願う。
追記 画像に意味はありません。
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