麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

BENT-END-SNS

2011年11月14日 | 制作公演関連
所沢演劇をみる会
例会『BENT』
(はすいけタイムス+
オーガニックシアター)は
そぼ降る雨の中、
一並びの2011年11月11日に。

久しぶりの、かつ配役を
一部入れ替えてのたった一回。

当日劇場に入り、仕込んで
場当たりが終わったのが17:58。
開場二分前だった。

かなりバタバタでしたが、
幕が開けば、「演鑑」らしく
はなっから反応良く、
役者を乗せてくれた。
    
そして圧巻は終演後の交流会。
ロビーで、演出と役者三人、
会員さんは四~五十名いたかしら。
活発な、それも作品の本質に迫る
厳しさの中に温かな意見が
たくさん出て、それに対して異論も。
どちらが良い悪いではなく、
「嗚呼、そういう解釈かぁ…」って
創った我々も勉強になる約30分。

やはり演鑑の例会は面白い。

さて『BENT』は終わり、
今日から『三人姉妹』劇場入り。
一昨日は『ジョマクノギ』の
オーディションがあった。

ちなみにSNSは
San-Nin-Shimaiのことです
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こうしえん(ENT)

2011年11月11日 | 身辺雑記
A、K、Bときて48じゃなく
BからENTで「べント」。

本日「所沢演劇をみる会」で
夜6:30より

甲子園が高校球児の憧れなように
我々演劇人が「演鑑」の舞台に立つのは
一つの誉れである。

一般公演から、演劇鑑賞会での例会まで
最低二年を要するのが通例だが、
ある事情から、今年五月六月に
上演したばかりの『BENT』が
11月11日、その晴れ舞台に立つ。
繰り上げ出場だが甲子園で
プレーすることにかわりはない。

憧れの地は予選より大きな球場になる。
同様に、高円寺の250から
所沢の800キャパへ。

物理的に、観客との距離ができるから
芝居が崩れない範囲で、役者たちは
工夫を凝らして、演技を大きくした。
大袈裟に、ではなく、拡張とでも言おうか。

また、役者からの自発的演技を引き出す
ナガノユキノの演出は益々効力を発揮。
稽古を重ねた今回の『BENT』は
深みが出て、作品全体のスケールが
大きく、いや豊かになった!
寝かせた料理が美味くなるように。

そんな座組を牽引する、
主演とプロデュースを兼ねた
蓮池龍三の、この作品に賭ける凄味は
中でも抜きん出ている。

・・・開演まであと30分。
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こうしえん(B)

2011年11月11日 | 身辺雑記
ここで漸くこのシリーズ冒頭
(こうしえんA)に話が戻るが、
AKB48に密着した
ドキュメント番組で
高橋みなみを、他のメンバーが
次々と褒めまくる。

彼女のキャプテンシーの高さが
世に知らしめられる……。
たかみなの見事なまとめっぷりが。
仲間を支える能力が。

良い支援、、、
好支援(こうしえん)が浮き立つ。
     

彼女に負けずとも劣らない
リーダーシップを発揮している
男がいる。
はすいけタイムスの主宰
蓮池龍三だ。

『BENT』の主演にして、
プロデューサーの「はすりゅう」。
彼が強い想いで創り上げた
舞台が、今日、まもなく開演する。

駄洒落のあとは宣伝?
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こうしえん(K)

2011年11月09日 | 身辺雑記
甲子園という、夢の舞台に出る
天文学的確率の中で、
主将という重責を担うのは、
エースピッチャーだったり
本塁打量産の四番打者だったり
気合満点の斬り込み隊長etc…
或いは、背番号二桁の、
主に三塁ベースコーチャーや
更にはスタンドで応援に回ることも。

これはあくまで位置の問題。
それとは別に。。。
(或いは大いに隣接するが)
。。。「花」という概念がある。

甲子園繋がりで話を接げば。
例えば『ドカベン』の、
土井垣将は、花のある4番打者
(途中で主人公山田に打順も、
捕手というポジションも譲るが)
翌年のキャプテン・山岡は
地味な外野手。
打順は三番ながら、
1岩城-2殿間-4山田-5微笑
という並びの中で
まるで花がなかった。

今をときめくAKB48の
不動のリーダー・たかみな
こと高橋みなみも、
タイプとしては山岡だ。

(つづく)
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こうしえん(A)

2011年11月09日 | 身辺雑記
男前の同業者の話が続いたが
おとこまえではない「制作」が
「小田和正さまの番組と思ったら
一日間違えてAKBだった」と
宣ったことから、
このシリーズは始まる。



僕の良く知る人は、
《甲子園》が大好きだ。
プロに進み大した成績を残さず
引退したとしても
「え、××年の春の準決勝、
サヨナラ打ったショートの子
辞めちゃうんだ」と、
すぐデータが出てくるほど
詳しい。

そんな彼女の凄いのは。
活躍した、または注目された
選手は言うまでもなく、
主将の重責を担いながら、
コーチャーだったり、更には
ベンチ入りすらできなかった
丸坊主の名前すら
覚えていることだ。



そんな主将の相似点は
「花がない」だったりする。

唐突だが僕は高橋という姓だ。
達磨大臣・高橋是清、
金メダリスト・高橋尚子、
などなど高橋姓は多い。
(現在、日本で三番目)

そんな中で、今、一番有名なのは
恐らく(?)たかみな、こと
高橋みなみなのではないか・・・。


つづく
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タイツウーマンズ

2011年11月08日 | 身辺雑記
数日前に、をとこ前の女子
について書いた。(11/5付)
他にも男前の女子は沢山いる。

[文中敬称略]

さて。
タイツを履いた女性が
矢鱈に目につきます。
季節柄というより、ここ何年
見続けてる気がする。

そんなタイツウーマンズから
某有名劇団の制作
鈴木庸子を思い出した。

彼女が古くからの
タイツ愛用者って訳じゃない。

三宅祐司率いる、その劇団の
座内劇団というか、何と言うか、
とにかく全身タイツでの
パフォーマンス=「タイツマンズ」
の一連の作品を
彼女が手掛けているからだ。

見たことはないが。
謳い文句は・・・全身総タイツ
・ミュージカルアクション
・オムニバスコメディー

・・・と賑々しい。全身一色、
かつ原色のインパクトある
タイツに身を包んで舞台狭しと
暴れまくる……らしい。

さて。女性の単色は良いとして
花だの何だの色とりどりのそれを
如何なもの、と思うのは
僕だけなのか。

いや全体のバランスとして
ありな人も勿論いない訳じゃない。
が、えぇ上がそれなのに
足がそれって方が・・・
しまった。
タイツの話じゃなく、鈴木が
いかに男前かを書くつもりだった。

『三人姉妹』稽古場、
休憩が終わるので、続きはまた。



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24位と4900位。

2011年11月07日 | スポーツ
男子プロテニス
錦織圭が、世界ランク24位に。

素晴らしい。

11/6プロ野球。
我がヤクルトは力尽き、
中日がセを制した。
ま、落合最終年、譲りましょ。
来年は燕が優勝だ。

二位といえば。同日。
全日本大学駅伝
出雲初優勝で、
三冠を目指した母校
東洋大が柏原の追い上げ及ばず
駒沢の後塵に・・・。
これで箱根の
東洋、駒沢、早稲田の争いが
ますます面白くなったわい。

やや苦しい口調だと我ながら思うが。

11/5、このブログはgooの中ながら
4900位と、僕的にはわりと上位に。
昨日は書かなかったから
一気に圏外ですが・・・。

と今日は順位にこだわって、
さらりと。
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くっつきの「を」

2011年11月05日 | 身辺雑記
「を」は、芝居観る
などの助詞として使われるのが主だ。

第二回日韓演劇フェスティバルは、
日本演出者協会、あうるすぽっと、
豊島区のほか韓国の二つの団体が
主催となって開催される。

あうるの担当が、同劇場の
チーフプロデューサー
ヲザキ浩実氏。

珍しく「を」のつく名前だ。

昨日は新百合ヶ丘の
アルテリオ小劇場で
エイチエムピー・シアターカンパニー
『最後の炎』を観た。

秋津ねを氏が関わっているので。

東京を拠点に演劇活動を続けていたが
三年ほど前、大阪に移り、
水が合ったのか腰を据えた。

なので会うのは久しぶりだ。

この「を」のつく名前の二人は、
それが戸籍の名前とは異なる点と
どちらも「をとこ前」の女子という
共通点を持っている。

をとこ前の逸話については
長くなるので割愛するけれど。

あ、そうそう学年も一緒だった。
僕とヲザキとねをは・・・。
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三人姉妹、幕開き二週間前(後編)

2011年11月04日 | 制作公演関連


稽古場自身の白が
『三人姉妹』のエッセンスと
うまく干渉している、
そう前編で書いたが。

浦和という歴史ある街の空気も
この作品にフェットしている。

ご存知の方も多いと思うが。
『三人姉妹』は、幼少時代を過ごした
モスクワに想いを馳せる姉妹の話、
でもあるわけで。

決して東京が都会で埼玉が田舎
ということではなく。
例えば、稽古を終えた22時の、
繁華街は程近いけれども
ちゃんと夜の静かさを湛えている
そういう点が、登場人物の
心のうちに合致すると感じた。

    

さて。あくまでテキストに則して、
創り手がロシアをイメージする作業はする。
ただこれは過程だ。

グルッポ・テアトロ版は
中板橋の劇場にての上演となる・・・。
かのチェーホフ先生の世界観とは
一線を画した下町情緒溢れる場所だ。

そこを十二分に計算した演出も
ふんだんに凝らされているのだが、
それは見てのお楽しみ。
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三人姉妹、幕開き二週間前(前編)

2011年11月04日 | 制作公演関連
グルッポ・テアトロの
『三人姉妹』が公演初日まで
二週間となった。

何度も書いてきたが、
じっくりと稽古を積み上げてきた。
ここでは省く。
興味のある方は・・・
劇団のHPやツイッター等を
是非覗いてくださいませ。
      
昨日は、二幕を当たった。
場面毎に切っては返しながら。

登場人物の交流があるようで、
各々がてんでばらばらなのが可笑しい。
その意味で《喜劇》と呼ばれる戯曲。
故に未だ上演が絶えない
チェーホフの代表作。

これが難しい。

さて。浦和駅から10分かからない
県庁手前の、診療所だった場所。
全てが白い(天井も壁も床も)
空間は『三人姉妹』に隠された
あるエキスと化学反応を起こして、
見えない力で俳優を押し上げていた。



人間関係のずれを表現するには
全部ずれっぱなしじゃ駄目なのは
言うまでもない。

そのあたりの匙加減に、演出が
粉骨砕身しているところ。

続く。




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