麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

演劇のまつり

2012年02月18日 | 制作公演関連
日韓演劇フェスティバル
明日、大阪と福岡が閉幕する。

第二回にして、東京一都市開催から
三都市へ拡大

大阪は一心寺シアター倶楽と
ドーンセンターで。
福岡は大博多ホールと青年センター。
さらにサテライト会場として
北九州芸術劇場という複数の
会場から発信したが。
東京も、あうるすぽっとでの
14日間に続き、2/24から『荷(チム)』
がブレヒトの芝居小屋で始まる。
(3/4迄。全12公演)

新劇の老舗・東京演劇アンサンブルと
社会派演劇の旗手・坂手洋二が
韓国戯曲に挑む話題作だ。

二月といえば……
演劇祭として歴史の古い
「下北沢演劇祭」が22回目を迎えて
絶賛開催中。

今夜、区民公募のAグループを観る。
演目はワイルダーの名作『わが町』。
個人的に演劇祭並びに区民Aに
十年ほど関わっていたので楽しみだ。

六月
ピタパタで使わせていただく
せんがわ劇場では、今日明日と
「第三回せんがわ劇場/演劇コンクール」
という催しがあるようだ。
選考された八団体が30分の作品で
競い合う。しかも無料。

あ。
前述の下北沢の、区民AとBは無料。
(他の二十を超える演目は有料)
また下北沢演劇祭は授賞などはなし。

目を凝らすと「演劇」のお祭りは
結構数があることがわかる。
僕も以前実行委員に名を連ねた
杉並演劇祭。
僕が今住んでる街を中心にして、
大塚はまだしも王子まで包括した
池袋演劇祭。
来週たぶん見に行く
サニーサイド演劇祭などなど。

そーいえば。
レコード大賞に歌謡大賞、
メガロポリスや横浜に新宿等々
音楽の賞レース華やかな時代があった。
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ばったり会う。

2012年02月16日 | 身辺雑記
三越劇場へ向かうため
丸の内線に乗ろうと歩いていたら
鳥畑洋人さんにばったり。
お母さまとご一緒。

昨年夏、音楽劇『母さん』で
サトウハチロー役を演じた鳥畑さん。
一緒に神奈川を巡演して以来。
その頃、体調を崩されていた
お母さまはすっかり元気になられ、
偶然の再会とともに喜びあう。

三越劇場では、東憲司さんと。
ミュージカル『パルレ』の客席で。
12日に福岡で別れたばかりで、
ばったり。

夜、ゴールデン街の某飲み屋。
勝手に人生の師・沖野隆一さんの
ボトルを出してもらったら量がなく
新しいのを入れたところに
本人到着。結局ごちになった。

そもそも、その呑みは。
『トンマッコルへようこそ』出演の
女優の一人と、それを観に来た
大学時代の僕の友人が、
ごった返した劇場で会えなかったので
一席設けようと。
「ちなみに何年ぶり?」
「悟空が出てくる芝居以来だと…」
「ええ、20年は経ってるぞ」
でも、まるで一週間ぶりな体で
大いに盛り上がった、二軒目での話。
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ラヴィニア、バレンタインに歌う。

2012年02月15日 | 鑑賞
昨日はバレンタイン・デー

高田馬場のライブハウス「四谷天窓」で
ラヴィニアのライブを聴いた。

橋本千佳子、宮内彩地、辻奈緒子の
トリオで長年活動してきたラヴィニア。
辻の脱退後、初のステージは、
メゾソプラノに小川恵梨を迎え、
バックには安藤巧(ベース)と
国竹遥平(キーボード)。

フォワード宮内、司令塔に橋本は
そのままに。
長身センターバックの辻から
長友タイプのサイドバック小川を
投入するフォーメーション。

これまで築いた一体感を見ることは
勿論出来なかったが、
小川の切れのある振りが
メリハリになり。。。
ちなみに都市対抗野球。
グランドの戦いとは別に応援(チア)が
その優劣を競ってもいて、小川は
そのグランプリメンバーの一人。
。。。新たな魅力を感じられる
温かく楽しい時間であった。


「バレンタインデイキッス」、
「ロックンルージュ」と可愛く(?)
アイドル・ポップスでスタート。

韓流主題歌「別れられない別れ」、
洋楽「Close To You」ほか二曲と続き、
一部は「言葉に出来ない」で締めた。

二部、幕開けは宮内と橋本で
「Yesterday Once More」。
ラヴィニアの舞台公演でおなじみの
キャラクターで登場。
(宮内は淡谷先生、橋本はベルバラ)
さらに小川も鬼の格好で
恥ずかしそうに入ってきて、
「東京の屋根の下」。
小川ソロ「ろくでなし」のあとは
シックに泣かせるナンバーが続く。
「たそがれのビギン」「藍」「糸」。

アンコールは、辻最後の舞台の
ラストソングでもあった
「明日は来るから」を、
まさにラヴィニアの新たな出発
「明日」への思いを込めて熱唱。
相変わらず高品質のライブだった
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『トンマッコルへようこそ』巡演で学んだこと。

2012年02月13日 | 制作公演関連
多くの方々の力をお借りして、
第二回日韓演劇フェスティバル
『トンマッコルへようこそ』は
東京~大阪~福岡、三都市を巡る
公演を無事終えることができた。

個人的に多くのことを学べた旅だった。

大阪は幅広い年齢層と劇団層から
実行委員会が構成されていて。

先輩演劇人から、大阪の政治状況や
それと連関した文化行政のあり方。
さらには今や日本を代表する劇団、
しかもミュージカル劇団と思われている
「四季」が台詞劇を中心にしていた頃の
話をお聞きした。
文献ではなく、そんな初期の四季を
生で見ている方の言葉は実にリアル。

福岡の先輩からは、いくつかの劇団は
今、アジアをターゲットに活躍していると。
距離が近いばかりでなく、その国の言語で
台詞を発する努力で上演を実現していると。

福岡は全体としては若いメンバー。
演劇への関わり方も「へぇ」と思わされる
新しさで目から鱗だった。例えば。

長野にアトリエを置き、避暑の時期
ワークショップや公演を行い、
今は福岡の家で充電中なんです、と
飄々と語る演出家がいたり。

どれもほんの一握り。
またゆっくりと書くことが出来たらな。

高密度の一週間のことを
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『トンマコッル』帰還する。

2012年02月12日 | 制作公演関連
博多の、いや日本を代表する祭りの一つ
「山笠」は、ここ櫛田神社の氏子による
お祭りです。その鳥居がこちら。



さて。
日韓演劇フェスティバルin福岡は
2月11日開幕
オープニングセレモニーのあと
『トンマッコルへようこそ』は幕を開けた。

東京、大阪と巡った最後の公演会場・
大博多ホールへは早くから
お客様にお運びいただき、あっと言う間に
客席が埋まりました。

スミスが村を去り、舞台から客席に降り
去っていく場面で拍手が起きるなど

反応がもっとも良く、また温かかった。

       

搬入口が小さく搬出に時間を要すると
懸念されていたけれど何とか零時前に完了し
本日午後一のANA便で帰京。

三都市、本当に異なる空気感で、其処から
役者(とスタッフ)は学ぶことも多く、
また新たな発見もあり「また、やりたいね」と。

ま、はねた時多くの作品で、そう思うけど

      

前述のように、全て終わるのが深夜遅くと
想定されていたため打ち上げ会場は抑えなかった。
三々五々、夜の街に繰り出したり、
部屋呑みしたり・・・。
最後の夜を噛み締めました。
ちなみに僕は某男優陣と朝五時まで

子供のように純真な村で巻き起こる
ファンタジー『トンマッコルへようこそ』
そんなこんなで、無事全日程を終えました。

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ホークス

2012年02月11日 | スポーツ
博多に来ています。
……福岡といえば、やはり
悲願の日本一を達成した
福岡ソフトバンクホークス。

野手では川崎が、投手では
和田、杉内、ホールトンと
主力流出で2012シーズンの
戦力ダウンは否めない。

現実の世界では投手は三人だが、
『あぶさん』という水島新司さんが描く
長期連載の漫画では、
さらに景浦景虎(かげうらかげとら)が
故障をしているようだ。
左の豪腕も欠けると
まさに先発陣総入れ替えの様相だ。

ちなみに景虎は、主人公あぶさんの
実の息子で近鉄や阪神を経て、
親父のいるホークスに来た……
んじゃなかったかな、たぶん

新人王獲ったり、オールスターで
江夏以来の九者連続三振を樹立したり
……もしてるんじゃなかったか???
これも自信はないが


そんな今年のチームをまとめる
新主将は「ポン」こと本多雄一。

背番号46。そのリストバンド。
かみさんがファンで購入したようだ。
日本シリーズも見に行ったほど。

その応援フラッグを背景にパシャ

頑張れ、ホークス!
我がヤクルトと、日本シリーズを戦おう
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108番のふだ

2012年02月10日 | 身辺雑記


朝アップしたブログにちょいと書いた
DocomoShop淀屋橋店のくだり。
渡された待合札108番・・・
煩悩の数で有名です。

が、僕が三歳から二十歳くらいまで
過ごした家の、住所が
川崎市多摩区王禅寺108だった。
途中、麻生区になった)

今では「X丁目Y番地Z号」という
表記に変わって存在しないのだが……
とにもかくにも思い入れのある数だ。

前夜に『トンマッコルへようこそ』が
盛況に終わり、その日のばらしも順調。
そんな心持ちに加えての108。
福岡の盛況が約束されたように感じた。

おかげさまで、今のところ順調。

夜には劇場に知人が訪ねてきて
十年(いやもっとか…)ぶりの再会も
予定されている。


そして明日
2月11日18:00~オープニングセレモニー
同19:00~『トンマッコルへようこそ』開演。
大博多ホールにて。
当日券もご用意できます。
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大阪から福岡への移動。

2012年02月10日 | 制作公演関連


昨日「昼過ぎまで」と書いたが
『トンマッコルへようこそ』のバラシは
昼前に終了。
お世話になったドーンセンターを後にして
各自、大阪から福岡入り。

僕は携帯WiFの調子が悪くなり
ドコモショップを求めて淀屋橋へ。

そしたら橋の向こうに
大阪支庁があった。(冒頭の写真
その隣には歴史を感じる建物。


図書館なんだとか。

てなわけで無事、博多へ入る。
今日仕込んで、明日11日、
「日韓演劇フェスティバルin福岡」の
オープニングを飾る作品として
19時、大博多ホールにて開演です。



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ダブルカーテン。大阪は拍手が鳴り止まず。

2012年02月09日 | 制作公演関連
ドーンセンター。500席の会場。
最後列まで埋まったお客様から
終演後、拍手が鳴りやまず・・・
  
ダブルカーテンコールに、
役者たちが照れくさそうに応じ、
そこにスタンディングオベーション。

正直、売れ行きの良くなかった大阪。
心配しておりましたが、お陰さまで
『トンマッコルへようこそ』は
熱い熱気でロビーからいつまでも
人が引かない、そんな公演となりました。
     
9日、昼過ぎまでバラしてから
福岡に向かいますが、大きな自信を鞄に詰め
関門海峡を越えることができます。

さて、日韓演劇フェスティバルin大阪は、
まだ二演目が終わったばかり。

10日からドーンセンター一階・
パフォーマンススペースで
劇団タルオルム『チョゴリの地』
ノリペハルラサン『4月儀式』の
二本立て公演(~12日)が。

『トンマッコル~』に続き、
ドーンセンター七階ホールでは
11日から劇団太陽族『異郷の涙』が
(こちらも12日まで)上演されます。

さらに会場を一心寺シアター倶楽に移し、
2月19日まで四作品が控えます。

近畿圏の皆様、お運びください。
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大阪城のほとりで『トンマッコル』

2012年02月08日 | 制作公演関連


昨日、大阪都構想について
ちょびっと触れたけど。
上は「大阪府庁」です。

いよいよ本日上演の
『トンマッコルへようこそ』
(作/チャン・ジン、翻訳/洪明花、
演出/東憲司)の会場
ドーンセンターから目と鼻の距離。

演劇の演出効果を高めるため
劇場では煙を焚くことがよくあるけど、
この行為には消防署の許可が必要だ。
(液体が油性の場合のみ)

その許可証を取りにいく途中に
上掲の府庁や、やたら巨大な大阪府警
などなど、さすがお城の周りだけに
お堅い建物がた~くさんあった。

ちなみにドーンセンターの隣には
『トンマッコル…』を翻訳した
洪明花さんの母校もあったりする。
ちなみに彼女は女優でもある)

そんでもって、下掲は、府庁の前、
お堀端に建つ像です。

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