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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

山科から

2018年09月16日 | 制作公演関連


9月15日、骨髄バンク推進全国大会
(於:和邇文化センター)

14日、京都の新京極近くに泊まった
・・・ああ懐かしや、中学の修学旅行。
でも風情はまるで違っていたが・・・
ので、前日の京都駅からではなく、
地下鉄東西線の三条駅から山科駅へ、
そこで湖西線に乗り換えてみた。
この日も小雨模様の和邇。



駅から歩いて5分ほどで琵琶湖。
そのほとりには駅名と同じ
和邇さんのお宅があった。



大将軍神社も駅ちかに。

前々回のブログに書いたように、
この辺りは、古代豪族・和邇氏から
派生した小野氏の地盤。
篁神社、道風神社など小野氏縁の
名所旧跡が多いのだが、検索したら
少々時間を要するとあり、挫折した。
が。
帰りの電車で観た方から声が掛かり、
会話の流れで、そんな遠くないと
知った…残念。

その方は、和邇在住。
「売り込み隊ビーム」時代からの
横山さんのファンとのこと。
勇気を出して我々にアプローチ。

会場でも多くの方々が作家や演出、
役者を捕まえて熱く感想を!
凄い手応えであった


第三部の講演のコーナー。
壇上の眞鍋(演出)、横山(作)

このあと、地元出身のピアニストの
演奏などあって終演。
骨髄バンクの活動を応援する団体
(なぜかスターウォーズの格好)
のダースベーダー以下の面々が
ロビーで送り出すという演出。

『~カマキリ』チームも記念撮影
それが、一等最初の一枚。

下は、作家、演出家、キャスト
(安藤、保、後藤)のみ。


お疲れさまでした。
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和邇で

2018年09月15日 | 制作公演関連
和邇。わに、と読む。
・・・で始まる駄文を書いたのは14日。

滋賀県大津市にある琵琶湖の畔へ
10時東京発「のぞみ」で向かった。
(乗ったのは品川から10:07)

日本骨髄バンク全国大会は今日。
昨日はバンクと劇場のスタッフによる
準備日だったのだが、お願いして
「前乗り」させて頂いた。

トークなら当日入りで良いのだが
短いながら芝居もあるので、
いわゆる「場当たり」のために。





京都から湖西線。新快速だったので
大津京で各停に。時折、右手に湖面。
けれどすぐ風景は山の中。
比叡山坂本という駅もあった。
トンネルを抜けると再び湖。

……そんな中、安藤、保、後藤の
女優陣はボックス席で台詞合わせ。

小雨模様で霧の掛かった風景を掠めて
30分電車に揺られ走って、和邇。



話が前後するが。
俳優座『首のないカマキリ』
(作/横山拓也、演出/眞鍋卓嗣)
の作家と演出の対談に、女優三人の
『~カマキリ』の一場面上演が
主たる滋賀行の理由なのだ。

昨日も書いたように「小野氏」
ゆかりの土地ゆえ街灯はこんな。



宿泊は京都。
場当たりに私は不要なので、
挨拶だけ済ませたあと一人京都へ。
「新劇」を支えてくれている
演劇鑑賞団体のひとつ「京都労演」へ。

思えば「はすいけタイムス」の
『BENT』公演でお世話になって以来
不義理をしている((T_T))

2013年5月だったから、5年も経った。



(一枚目、二枚目ともホテル近く。
上下のの二枚も、京都…。
大通りに面した側の「本能寺」は
駐車場が勝っていてちょい切ない)



たぶん、つづく。
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和邇へ

2018年09月14日 | 制作公演関連
和邇。わに、と読む。
滋賀県大津市にある。
今日、そこに向かう。



唐突だが。
日本対がん協会の広報が凄い。

《がんは、
 万が一じゃなく
 二分の一》

地下鉄の中吊りを少し遠目に見た。
細かい文字の文までは読んでいない。
ただ、最近のニュースなどで
二人に一人が癌にかかると
聞いては知っている情報。
にしても、なかなか大胆なキャッチ。

※※

俳優座『首のないカマキリ』という
演劇作品に関わったのは四月から六月。

お陰様で好評いただき、な、な、
なんと、日本骨髄バンク全国大会に、
作家、演出、俳優が招かれた。

「宜しければご覧になりますか?」
と観覧にお呼ばれしたわけではない。
第三部のゲストによる講演・・・
例えば昨年は、元ドナー登録者で
実際骨髄を提供された俳優の
木下ほうかさんのトークだった。

その枠で作家の横山拓也と
演出を務めた眞鍋卓嗣が対談し、
その中で安藤みどり、保亜美、
後藤佑里奈がワンシーン演じる。

現在、骨髄バンクの広報には
中川翔子さんが器用されている。
来年のゲストは彼女か?

(私は俳優座所属ではないけれど
制作担当ゆえ、同じく所属ではない
作家を含め敬称を略しました)

少し説明が不足しているな……。
『~カマキリ』は劇中で骨髄バンク、
骨髄移植、ドナー登録などに触れる。
関連イベントにチラシを置かせて戴く
等々、とても力になっていただいた。

※※※

そーいえば琵琶湖に縁がなかった。
和邇へは京都から「湖西線」に乗る。

日本史に詳しい人なら小野氏・・・
妹子(いもこ)や篁(たかむら)、
三蹟の一人である道風(とうふう)
・・・に縁の神社等が点在する地と
思い当たることだろう。その他、
柿本人麿の柿本氏、山上憶良の山上氏
などなど名門氏族を派生させた豪族、
それが和邇氏だ!!!

『因幡の白兎』でウサギと対峙する
ワニと関係があると言われ、
このワニはアリゲーターの「鰐」か、
日本には生息しないから「鮫」だと
論争には未だ結論は出ていない……。

※※※※

そんなこんな、楽しみである。
いろんな意味で。



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ノーリン

2018年09月13日 | 身辺雑記
第12回BFA under18アジア選手権
(9/3~10、宮崎)が閉幕し、
100回記念大会で活躍した球児らの
「U-18侍ジャパン」が解団した。

秋田・金足農高の吉田輝星は
夏の疲れからか結果が出なかった。
甲子園でのブレイクで一気に
「プロ入り」の気運が高まったが、
既定路線だった大学進学の目が
なくなったわけではない。
本人も「今はまず国体」と。

お話転じて

思えば、商業高校や工業高校が
甲子園を沸かせた時代があった。
時には、農工とか商工とかも出場。
ちなみに我が父は農林高校出身。

今やプロ野球のオーナーに
IT企業がバッコする時流だけれど、
当たり前だが、日本の産業の盛衰が
反映されていて、かつては二次産業

・・・と、ここで今度は横道。
確認のために検索をした。

コトバンクでは
〈英国の経済学者クラークによる
産業分類の一。製造業・建設業・
電気ガス事業などが含まれる〉と。
かたや、Wikipediaでは
〈コーリン・クラークによる
古典的な産業分類の一つ〉だと。

そ、そうか「古典的」なのねん。
閑話休題

かつては、そんな二次産業が主流で、
それがサービス主体の三次へ……
と時計の針は進んでいく。

ま、こんなんも高々百年に満たない
私の見た範囲での話であって、
少し先輩の話には「尋常小学校」
「旧制の中学」「師範」なんて、
聞く側が少しときめく単語が出てくる。

ときめく名前があれば逆も然り。

都立大学とゆーのをどこぞの阿呆が
「首都大学東京」とノーセンスに改名。
いわば「腹痛でお腹が痛い」的な校名を
元に戻すんだか、新しくするんだか、
いずれにしろ消えるなら良い。

其奴の生んだ「新銀行東京」は
名前も酷いが内情はもっと酷い処で、
一足早く消えたのだけれど、
合併後の「きらぼし銀行」ちゅー、
これまたイマイチなネーミング

そして。
リスタート早々に着服が発覚するは、
殺人事件(妻の殺害)容疑者として
行員が逮捕されるはで……
これ以上ない厳しい船出となった。

存続銀行となった八千代銀行には
友人がいるので、是非応援はしたい。

銀行自体。
信用組合で産声をあげ、信用金庫に移行。
合併により力を蓄え、1991年「悲願の」
普通銀行(第二地銀)となった根性を、
見せて欲しいっす。
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不良少女白書

2018年09月12日 | 身辺雑記

『不良少女白書』という歌がある。
名曲だ。

『結婚するって本当ですか』や
テレビドラマ『裸の大将』のテーマ曲、
映画『地球‐テラ‐へ』の主題歌等を
代表曲に持つ男女デュオのダ・カーポ
(夫婦デュオというべきか……、一時
娘さんも加わったトリオの時代も……)
の、榊原まさとしがソロで歌い、
B組シリーズの一編(1981年)
『2年B組仙八先生』の挿入歌にも。
作詞作曲さだまさし。

♪人には黒く見えるカラスが
自分には白く見えてしまう♪
という一節があるのだけれど。



北海道胆振東部地震による全道停電。

原発が稼働してさえいれば、
こんなことは起きなかった。
盲目的な左陣営の情緒に流れた悲劇。
これを機に目を覚ませ!との声。

対して。

地震がいつどこで起きるか判らない
この国ではやはり原発はありえない。
脱原発を今一度推し進める好機と。

前述の歌は「不良少女」が
自分が他の多くと異なるのを嘆くが
「電力の危急」においては、
互いに相手が「不良少女」に
見えているのだろう、きっと。



♪何が正しくて、何が嘘ですか
百じゃなければ零ですか♪
歌は、そうも言う。
不良少女の年頃ならではの叫び。

そして。ここで歌われる不良少女は
いわゆる「不良少女」ではなく、
もっと広域の、無名の一人で
年齢も、性別すら超えた者の声。
ゆえに共感を得てヒットした。

むしろ。
♪なぜ嫌いですか、なぜ好きですか
左ですか 右ですか♪
と今更青臭いことを叫べない層の
代弁だったのだろうか。

歌の流れた当時、制服を着て
授業を右耳に聞いて頬杖をつき、
ぼんやり青い空を眺めていた僕は
自分に精一杯で大人のことなど
まるで想像もしなかったけれど……。



様々な意見の人がいて成立している
世の中、全て同じ考えなら逆に
恐怖以外のナニモノでもない。

そんなこた~百も承知之助の年になり、
あの頃みたいな真っ直ぐな正義だけじゃ
やってけないことも判りつつ……。

そうだ。
「正義」に照らして一つ懺悔しよう。

中三の教室は敷地の端っこ。
外は山道。崖をコンクリで覆った壁。
しかも一階だったから、窓外の景色は
いくら目線を上げても生い茂る竹藪。

読み手の絵を気にして書いた嘘。
ごめんなさい。

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菷も似合うエレクトラ

2018年09月11日 | 制作公演関連
三回に渡るプレイベントを終え、
(6月9日、7月23日、8月9日
上演会場ロビーにて)
いよいよ本番に向けた稽古も
熱を帯びている・・・

M.B.Eプロジェクト
『喪服の似合うエレクトラ』
作/ユージン・オニール、
翻訳/菅泰男、演出/篠本賢一
2018年10月27日(土)~28日(日)
於/シアターΧ(両国)



イラストは演出(美術も)篠本が
芸術監督を務めるシニア劇団櫂人の
宣美でもお馴染み村上洋子。
そしてデザインは松田陽子。
と、奇しくも「Wようこ」*
ちなみに松田はTHEATRE-THEATER**
が制作で携わった作品(J-Theater、
アトリエ・センターフォードete)
で数多く腕を奮っている。

*実は衣装は竹内陽子で、
トリプルようこだったりする。
**呼称はテアトルシアター。
私の屋号です。



さて芝居の方は、荒立ちの段階。
なんたって三部作を一挙に上演。
大作だけに、役者の台詞量たるや
ハンパありません。


そんな緊迫感のある稽古場に
すっくと箒が立っています。
もちろん、舞台美術の仮物で
実際は柱が立つわけです。

南北戦争で活躍する将軍
マノンを主に持つ名門一族。
そのニューイングランドの
巨大な敷が主だった舞台になる。

仮とはいえ箒(しかも和風)と
豪邸との間にギャップを感じます。


そもそも論になるけれど。
東洋の農耕民族が西洋の狩猟民族を
演じることに、なかなかどうして
無理があったりもするわけですが、
最近は畳での生活が減って、
食文化にも変化があったりで
若者たちにおいての「見た目」の
差異はかなり解消されてはいる。

畳といえば、まさに写真にある
長居ス菷。
そうそう昔は茶ガラを畳に撒いて
掃除したものだが……それを知る
世代が今回の座組にはわりと多い。

フローリングが増えた現代では
クイックル○イパーとかル○バ等が
大手を振っていて菷や塵取の出番
・・・って何の話をしているのだ。

文化庁芸術祭参加作品でもある
『喪服の似合うエレクトラ』。
ご期待ください!!!
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戯曲セミナーat本多スタジオが始まりました。

2018年09月10日 | 制作公演関連
日本新劇製作者協会の理事末席にいる。
末席なので気軽に声が掛かる。

日韓演劇交流センター、日本演出者協会、
インドネシア人学生による日本語の
ミュージカルを上演する「en塾」ete.ete
それら団体に所属していないのだけれど
「フリー」という立場もあり、
有り難いことに仕事を頂く。

一昨日は、日本演出者協会
〈日本の戯曲研修セミナー2018
別役実&唐十郎を読む!」初日

セミナー自体には間に合わなかったが
交流会に顔を出し、打ち合わせ。

近代戯曲のリーディング上演及び研修を
2010年1月より積み重ね、今回から
「近代」というくくりを取り払い開催。
多彩なゲストも招き、八回の研修。
そして月末の29日、30日に発表。
演目は別役実『カンガルー』、
唐十郎『唐版・風の又三郎』。
(両日ともシンポジウムもあり) 

詳しくは、演出協のHPを参照ください。



さて、29日はパネラーの一人、
30日は聞き手を務める協会員の
川口典成さんの誕生日が、8日。
つまりセミナー初日と偶然重なり、
交流会でお祝い



なんつーか。
すっかりサプライズが定着
もう今やサプライズじゃないんじゃね?
くらいに、年がら年中そこここで……。


それはともかく。
主催団体も想定外の多くの参加申込があり、
むしろ、そのことがサプライズだったりする。

やはり日本を代表する劇作家、
しかも不条理とアングラという
タイプのことなる二巨頭のカップリングが
効を奏したのやもしれない……。

ドラマリーディング & シンポジウムの
一般聴講も可能です(1500円)

メールgikyoku_tokyo@yahoo.co.jp
または
電話090-6513-7904(コバヤシ)にて。


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2018年09月08日 | 身辺雑記
空も風もようやく秋めいた。

だって、九月。一週間をすぎて
今年も残り四カ月を切った……。

ちょいと早いが今年の漢字は
「荒」じゃないかしら。
直近の自然災害をダイレクトに
受けた安易な「感想」っぽいけど。

ワールドカップも
番狂わせが多く、荒れたしね。
スポーツでいえば。
いろんな協会、あるいは大学も大荒れ。

偶然とはいえ、平成最後の年に
ガラガラガッシャンとなれば良い。



この写真は、二週間前の立川の空。
知人の作演出の芝居を観た某日
(出演者にも関係者多数)の一枚。

ちいさな話だが、この作品も
苦難の道を歩んだと聞いた
……芝居創りに楽チンな現場は少ないが。

その話の中身自体が・・・
新しい商い(ホテル経営)に着手するも
火事に巻き込まれ、借金のカタに
娘を奉公に出し、外国人の目に止まる。
デビ夫人みたいに表からなら幸せだけど
世が世だけに(ちなみに幕末)、
奴隷として海を渡る
・・・っつう、なかなかにハードな設定。



そんな悲しい物語をも上回る
厳しいことの相次ぐ現場だったらしい。

我が家の近くの横断歩道脇。
台風21号で裸になった傘が
ガードレールに掛けられていた。

その侘しさについシャッターを切る。



風速50km超。
西日本を襲った強烈な台風。
巨大な飛行場を麻痺させ、
玩具みたいに車やトラックを転がす。
その脅威冷めぬうちに、
震度7。
北海道全域のブラックアウト。
のみならずライフライン断絶……。

「一日も早い復興を」と願うが、
そのむずかしさがわかるから
言葉にならない。

まるで意味がないけど、
米を研ぐ回数を減らす。
温かいご飯を食べられる幸福に
いつも以上に感謝しつつ、
勇気をもって消費もしよう!

経済鈍化は復興にマイナスだもの。
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しょうしこうれいか

2018年09月04日 | 身辺雑記

僕を生み、育んだ街。
四十七都道府県の中でも圧倒的な
輝きを放つ神奈川の人口分布で
老年(65才以上)が年少(0~14才)の
二倍に達したとの報道をキャッチ。
(今年一月一日現在)
統計を始めてから初めてだと。

「少子高齢化」と漢字五文字で
表現されるより、リアルに刺さる。
ただ。最近の「先輩達」は若いから、
14とか65の区分に違和感がなくはない。
あいだの世代は、生産年令と言い、
つまり最も幅のある15~64才だから
全体の約六割、で老年約25%、
年少は約12%(人数だと112万弱)。

これでも全国平均より「若い」そう。
とはいえ、県内でも箱根や湯河原、
三浦などは年少の三倍の老年数。
まぁ、その辺りは非都市部だから、
そのくらいの数にはなるだろう……。

日本新劇製作者協会の総会について
書いたのは前回のことだ。

「新劇」とアタラシイという
漢字は入ってはいるけれども、
演劇史に刻んだ時の轍は長く深い。
故に「第三世代」の先輩達が、
あらっ八(アラウンドエイティー
より「あらっぱち」がしっくりくる
…かな?なんて)に至っており、
その人口分布は頭でっかち。

しかし。
今年の総会には「若い新入会員」が
多く出席してくれて、光明を見た。


光明・・・こうみょう。

神奈川県は、川崎と横浜の臨海部が
「顔」にあたり埋立地が見事に歯。
三浦半島が「前足」、小田原・
真鶴・湯河原あたりが「後ろ足」。
相模原が「翼」で多摩丘陵は「角」
と。
伝説上の生物を思わせるカッコイイ
形に「巧妙」に仕上がっているのだ。

そんな地形の中。
近代日本の玄関口・横浜を有し、
箱根、湘南等、風光明媚にも恵まれ、
古都鎌倉は国の政の中心を担った。

現代においては制令指定都市3
(日本で唯一最多)

プロ野球チーム1、J1クラブ3、
Bリーグ2とスポーツにおいても
日本を牽引する存在である。
(NPBは2チームの時代あり。
J2とJ3も含めると最多6クラブ)

そんな神奈川の力があれば
少子高齢化という難題に関しても
風穴を空けることが可能だと、
今は都内在住ながら「神奈川県人」の
一人として、信じて疑わない。


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爽快な総会

2018年09月01日 | 身辺雑記
生まれて初めての「総会」は、
中一の「生徒総会」だったと思う。

小学校時代は朝礼や全校集会。
それが、矢鱈画数の多い「総」を纏い、
加えて当時(昭和50年代半ば)は
「総会屋」がバリ元気な頃で、
いたいけな13歳は緊張の面持ちで
体育座りをしていたのだった

僅か二年後、書記長として
まさか壇上で総会を進行する議長団の
末席に座ることになるとは……。
ただ。
ちょいと高い所から見る風景は
なかなか壮観なのである。

人によっては、偉くなった気になり、
その高揚感にハマったりするかも。
例えば、政治家を志したり。
或いは、簡単な伸身の一回半捻りで
世界四番になった純情な少女から
熱血指導者へ転身した頃は
体操の強化にピュアに邁進していた
・・・はずなのに、体育館の高みから
見下ろす感覚に知らず知らず……

あれれ、何の話???
そう「あの風景」は、そんな魔力を持つ。



初めて日本新劇製作者協会の
「総会」に出席したのは、
もう15年以上前になるだろうか。

テレビや新聞で見聞きする
著名劇団を切り盛りする製作者が
勢揃いした空間で、いたいけな
30才半ばの「なんちゃって制作」は
緊張の面持ちで出来るだけ隅の
パイプ椅子に座るしかなかった。

当時は「新劇」が今より少し
活気の中に居たのである……。

それから何年か経ち、たまさか
理事末席に加わったのだけれど、
ちょうど世代交替の時期に、
ちょうど若手から中堅に差し掛かる
お調子者軍団の一人だったから。
そう。
97年、主に新劇の若手でたむろした
「任意団体」のコアメンバーが
気づけば現理事の半数を占めている。

そんなこんなの製作協の総会。
本日、淀橋会館にて。

今年は理事の改選はない。
個人的にはそろそろ次世代に
席を空けないとな~と思っている。

多くの理事が所属劇団の要職にあり、
協会の仕事と兼務している。
そーゆー重石が必要なのは勿の論だが、
フットワークの軽い若い世代も
絶対に必要なのである。

てゆーか。
元々「若手制作人会議(仮)」の
阿呆どもを理事にしたのも、
ダイナモとして機能させる意味
……だったのだけれど、気づけば
僕以外は、制作部長を務める年頃。

さらに別の団体(劇団協議会、
児演協などなど)でも活躍し、
みな忙しそーなのだ、僕を除けば。

兎にも角にも、血流はよくしないと
人の体も組織も、健康ではいられない。
本人にその気はなくても「高圧的」に
なっちまったりするもんな~。



ついついスポーツの協会に
目が行くけれど、スルガ銀行や
埼玉縣信金など金融業の無茶苦茶は
次元が、悪い意味で格段に上だ

さて、今年も残すは四ヶ月。
沖縄県知事選や新潟市長選、
それから自民党の総裁選なども
しっかりウォッチしなきゃです。
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