麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

貴乃花、45。

2018年09月27日 | 身辺雑記
貴乃花は45歳ではなく46歳。
4月5日生まれでもなく、
第65代横綱、幕内在位75場所。

ばれていそうだが、45は
突然休刊をした総合月刊誌に由来。

どちらも戦わずして辞めた、
という印象がある

まず。
1982年4月に、ズバリ45歳以上の
中高年を対象とし創刊された雑誌
「新潮45+」は、三年後に
「日記と伝記とノンフィクション」
を掲げ、現誌名になった。

今やテレビでも活躍する中瀬ゆかりが
2001~08年に編集長を務めた時代は
女性読者にアピール。盟友(?)の
岩井志麻子、中村うさぎ等が連載し、
業界内で「平成のカストリ誌」とも。



どんな学校にも優等生がいて、
スポーツマンがいて、面白い奴やら
不良やらがいるように、新潮社では
「ヤンチャ」キャラとも言えた
「新潮45」だった訳である。
ゆえに。
社長のコメントは「すんまへん、
うちの阿呆がまた図に乗って
悪さしたみたいでぇ……ただ、
このボケから元気取ったら
何も残らないさかいに、
あんじょうお願いしますわ~」と。

無論、このナンチャッテ関西弁は、
僕のイメージであって、実際は
「あまりに常識を逸脱した偏見と
認識不足に満ちた表現が見受けられた」
というもの(9月21日発表)。
そして多くのメディアは、これを
「明確な謝罪がない」と断じた。

で、急転直下の休刊。
これには刀を抜いた対抗勢力も唖然。

ガラガラッとシャッターを
いきなり下ろすのではなく、
反対意見の掲載などで論議を深める等、
「表現の自由」の場を持つべきだった
というのが散見されるマットウな声。

同感。と同時に「そちら側の意見を
載せるくらいなら出したくもん」
という意地があったのかな~と
思うのは意地悪過ぎるか?

販売状況を踏まえれば幕引きは当然
と、冷静な(?)外野の声もある中で、
擁護側に立つ者はまるで居なかった。

順序が逆になったが次に大横綱。
こちらに関しては、十分に闘った末に
刀折れ矢尽きたとも言える。
言えるけれども……。

その闘いが不器用過ぎたというか、
「はっけよい」で同時に立っていない、
はたまたトントン相撲で、互いが
明後日の方向を向いて動くみたいな
印象がズッとあったのも否めない。

※※※

以上、ニュースの雑感。
ほいで、本題としてはこれから。

一連のスポーツ界の「問題」も含め、
個々の良し悪しを超えたところで、
周囲の圧が〈ハンパなく〉働いて、
結果が出ちゃう件が有り過ぎじゃん。
・・・いや、これまでの長い歴史でも
そーゆーの無くはなかったけど・・・
最近は、それが六割五分増してて、
何とも言えない「怖さ」をヒシヒシ
(漢字で書くと、犇犇とか緊緊)と
感じる今日この頃なのです。

我ながら言葉が足らないので、続く。

コメント
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