麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

しょうしこうれいか

2018年09月04日 | 身辺雑記

僕を生み、育んだ街。
四十七都道府県の中でも圧倒的な
輝きを放つ神奈川の人口分布で
老年(65才以上)が年少(0~14才)の
二倍に達したとの報道をキャッチ。
(今年一月一日現在)
統計を始めてから初めてだと。

「少子高齢化」と漢字五文字で
表現されるより、リアルに刺さる。
ただ。最近の「先輩達」は若いから、
14とか65の区分に違和感がなくはない。
あいだの世代は、生産年令と言い、
つまり最も幅のある15~64才だから
全体の約六割、で老年約25%、
年少は約12%(人数だと112万弱)。

これでも全国平均より「若い」そう。
とはいえ、県内でも箱根や湯河原、
三浦などは年少の三倍の老年数。
まぁ、その辺りは非都市部だから、
そのくらいの数にはなるだろう……。

日本新劇製作者協会の総会について
書いたのは前回のことだ。

「新劇」とアタラシイという
漢字は入ってはいるけれども、
演劇史に刻んだ時の轍は長く深い。
故に「第三世代」の先輩達が、
あらっ八(アラウンドエイティー
より「あらっぱち」がしっくりくる
…かな?なんて)に至っており、
その人口分布は頭でっかち。

しかし。
今年の総会には「若い新入会員」が
多く出席してくれて、光明を見た。


光明・・・こうみょう。

神奈川県は、川崎と横浜の臨海部が
「顔」にあたり埋立地が見事に歯。
三浦半島が「前足」、小田原・
真鶴・湯河原あたりが「後ろ足」。
相模原が「翼」で多摩丘陵は「角」
と。
伝説上の生物を思わせるカッコイイ
形に「巧妙」に仕上がっているのだ。

そんな地形の中。
近代日本の玄関口・横浜を有し、
箱根、湘南等、風光明媚にも恵まれ、
古都鎌倉は国の政の中心を担った。

現代においては制令指定都市3
(日本で唯一最多)

プロ野球チーム1、J1クラブ3、
Bリーグ2とスポーツにおいても
日本を牽引する存在である。
(NPBは2チームの時代あり。
J2とJ3も含めると最多6クラブ)

そんな神奈川の力があれば
少子高齢化という難題に関しても
風穴を空けることが可能だと、
今は都内在住ながら「神奈川県人」の
一人として、信じて疑わない。


コメント
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