ゴールデンウイーク初日、全国的に やや不安定な天候だったようですが 行楽地等は 大変な混雑だったのではないでしょうか。
当地も 午後3時頃までは 五月晴れでした。
好天に誘われて 地元のお寺、宝生寺(ほうしょうじ)の火渡祭を 見に行ってきました。
毎年 4月29日に行われている行事なんですが 訪れるのは 30数年振りのような気がします。
宝生寺は 真言宗、智山派の寺院で 山号は 大幡山蓮華院、御本尊は 不動明王、応永32年 明鑁上人が開山したと伝えられています。
昭和20年8月2日の戦災で 本堂はじめ多くの建物が焼失、現在の建物は 戦後再建されたものなんだそうです。
山門
露店が出ており お囃子が お祭り気分を 盛り上げています。子供達は ウキウキ 駆け回って・・・。
本堂
本堂横に有る 毘沙門堂です。
東京都指定文化財 「毘沙門天立像」が おさまっています。
火渡祭の前に 毘沙門堂で 護摩焚きが 行われます。
山伏の法螺貝が 境内に響き渡り・・・。
山伏は 高尾山薬王院から 招聘されていると思われます。
火渡祭に向かう僧侶
無病息災、家内安全、厄除けを 祈願し 裸足で 渡ります。
火渡祭も終わりに近づいた午後3時頃 あたかも 毘沙門天の 「喝ーっツ!」ではないかと 思われてしまう程に 一転にわかに掻き曇り 雷鳴が轟き、雨もパラパラ、びっくり仰天 急いで家に戻りました。