故郷を離れて５０年以上の歳月が過ぎ行き 子供の頃 使ったり 聞いたりしていた言葉（方言）も すっかり忘れてしまっていますが 突然 ふっと思い出すことがあります。
記憶曖昧で 多少 違っているかも知れませんが 思い出した時に また 忘れてしまわない内に 書き留めておくことにしています。
No.22 ｢てばらせる｣
「全部やり終えることが出来ず残ってしまう」というような意味で 使っていたような気がします。
例えば
「オラウチ キョウ イネカリオエルツモリダッタンニ テバラセテシマッタッチャ」
（私の家の稲刈り 今日終わらせる予定だったんですけど やり終えること出来なくて残ってしまいましたよ）
「テバラセンヨウニ ヨミクリシテ クンナイ」
（やり終えることが出来ないなんてことのないように うまく段取りして下さい）
昭和３０年代、今のような除雪車は無く 冬中 積雪の上に踏み固めた１本道を往来していました。
当地 今日も 終日 快晴。
昨日 時間切れで、てばらせてしまったサトイモ掘り、やれる時にやっておかないと・・・、
ということで やおら畑に。
サトイモ掘りの他にも あれやこれや、やること有りで 結局今日も 夕方まで掛かってしまい 疲労困憊。
（１）サトイモ（トウノイモ、キョウイモ）掘り作業
サトイモ
前半 生育が悪く 後半 やや 元気だったサトイモ、
やはり 量も 大きさも イマイチ、
キョウイモ
（２）冬季貯蔵穴埋め戻し作業
寒冷地につき 収穫したサトイモの半数以上は 毎年 株のまま 掘り下げた地中に埋め戻し、年を越した２月３月頃 掘り出して 食することにしている、
（３）シュンギク防寒対策
（４）ノラボウナの 追肥、土寄せ作業
（５）ハクサイ初収穫
相変わらず バラつき有り、出来は良くない、
１個だけ 試しに収穫、
午後４時頃になると グンと冷え込んでくる。
片付けながら 夕暮れの空を見上げる。
かくして 今日も 畑仕事で お終い。
１日、１日、ひとつづつ・・・、
