普段 散歩(ウオーキング)途中、コンデジで やらた撮っている写真等も とりあえず PCから外付けHDの送り、保存しているため、かなり大量になっているが そのほとんどは 不要、無用な拙劣写真ばかり。
時々は 削除、整理する気になるが 面倒臭がり、結局、放置している。
今から19年前、2001年の夏、妻と次男と三人で 「白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)」を訪れたことが有ったが、その時の写真を見る度に蘇る記憶が 2つある。
その一つは
大雪渓を登り詰めてやれやれ、葱平付近で休憩しようと座りこんだ時、突然 右足の登山靴の靴底のつま先部分から半分程、パカーン!と 口を開けてしまったこと。
登山は まだこれからという時、場所、すっかり泡を食ってしまったが とりあえず 予備で持参していた靴紐でがんじがらめに縛り付け なんとか大丈夫そう?、続行することにしたが ヒヤヒヤもの。
到着した山小屋で、さらに丈夫そうな紐をもらい補強、白馬岳山頂へ、
翌日は 不安が有ったものの、予定通り、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、白馬鑓温泉を巡った。
最悪、靴底が全部剥れてしまったらどうしよう?、終始、登山靴を気にしながらの山旅だったが、なんとか猿倉に戻りついて 胸を撫で下ろしたものだ。
帰宅後 早速、山専門店に持ち込んだが 「登山靴には よくあるトラブル」等と説明され 「へー!そうなんだ」、目から鱗になった気がする。
登山靴は 上部本体と靴底部分が、接着剤で接着されており、その接着剤は 使用頻度にかかわらず、経年劣化を起こしやすいのだそうだ。長期間使用していない登山靴等、見かけは消耗もしておらず綺麗な登山靴でも、接着剤が劣化していると パカーン!と剥れてしまう可能性が有るということを、初めて知った山旅だった。
靴底が磨り減ってしまっている分けでもなかったこと、靴底貼り直しが可能であるということで 修理を依頼、確か2~3週間は掛かったと思うが 新たに買うよりも俄然安く、綺麗に出来上がって戻ってきた。そのことが有って以降は、万一の場合に備えてその準備をするようになった。
もう一つは
「白馬鑓温泉」での 露天風呂の記憶だ。
「白馬三山」山歩きのお目当ての一つだった大出原のお花畑を満喫した後は、
その山旅の最終目的でもあった 白馬鑓温泉に立ち寄った。
白馬鑓温泉は 白馬鑓ヶ岳の中腹 標高 2,100mに有る秘境温泉。
小屋の裏に有る巨大な岩の割れ目から 毎分760リットルが天然湧出している。
その露天風呂に浸かろうとして 思わず悲鳴を上げて 飛び出した。
直射日光に当たり日焼けした肌に 43.1℃の源泉掛け流し。
たまったものではない。
何度も何度も 湯を浴び 少しづつ慣らしてから我慢大会の如く身を沈めたものだが
露天風呂からは 信越の名峰等の眺望が楽しめるところ、
ゆったり浸かっていること出来ず、多分 数分間で 出てしまったような気がする。
入浴料がもったいなかった等と冗談言ったり言われたりしたが
それも 思い出の一つ。
今になってみれば、白馬鑓温泉も 二度と訪れること叶わない、遠い秘境の温泉になってしまった。
参照・引用 → 白馬鑓温泉小屋
数年前、白山からの下山の日、外はゲリラ豪雨
。登山道は、滝のようです。
下山し始めて、片方の靴のに水が入ってきました。
麓まで、降りるしかない。予備の靴紐…あちこちからヒモを集め、しっかりと結び、何とか下山したときはホッとしました。
すぐmont-bellで新しい登山靴を買いました。
山で起きたいろいろなハプニング、トラブルも 今になっては 皆 思い出、笑って過ごせますが、無事下山するまでは 緊張されてでしょう。モンベルで新調、靴が変われば その後、気合が入ったのではないですか。
コメントいただき有難うございます。