古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

二百回忌    笙野頼子

2019-05-18 12:11:33 | 小説の紹介
新潮社    1992年~1994年


この作品集のトップバッター「大地の黴」。うーん、わからん!


とわからんなりにゆっくりと咀嚼すれば、理解はできる、うんうん、


そうかそうか………………。次に「二百回忌」うんうん、わからんゾ、い


や、こんな作品を簡単にわかってます、といって読むヤツこそわかって


ないのだ。こういう世界観嫌いじゃないゾ、いや、むしろ、こういう


奇妙なのは好みである。「アケボノノ夢」でテーマはうんこか…………いや、


さすがにバッチイな…………と油断していると、ラストの、「ふるえるふ



るさと」………………うーん、すいませんでした、なめてました、わかりまし



ぇーん…………トホホ…………となったのでした…………合掌。



                       (鶴岡 卓哉)
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