古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

長く素晴らしく憂鬱な一日    椎名誠

2020-01-11 15:00:41 | 小説の紹介
角川文庫    1988年


内容とは関係ないのだが、この作品の中で……が三つしかない。


今では六つ点を打つのがよかろう、ということになっている


らしいので、読んでいて気になった。この時代には三つでも


許されたのだろうか。



時代を感じさせるのは、宅急便を隣の家に預ける、というやつだ。



いつからあれやらなくなったんだろう。ご近所づきあい、というのが


消失したひとつのきっかけかもしれない、と思ったり。



それと、この作品にはおうど色というのがよくでてくるのだが、この



作品をあらわしていると思う。でも、ボクは基本的におうど色はなんとも


気色悪くて嫌いである。あと、カ行的笑いというのがあるが、考えてみると


コココココ、というのだけがつかえないのだな、という地味なしょーもない


発見をしてしまった………………合掌。
コメント
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