古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

二度寝とは遠くにありて想うもの    津村記久子

2020-01-12 11:46:06 | 本の紹介
講談社文庫      2015年


シーナさんばかり読んでいて、女のひとも読んでみたいものだ、


と思って読んでみた。


津村さんは小説の方もよく読むし(この作品はエッセイ)、前作


やりたいことは二度寝だけ、もここで書いてみたと思う。


津村さんはよく道を聞かれるというが、ボクもよく道を聞かれる


それも外国人に聞かれる。この前はイスラエルの人に道を聞かれた。


NYに行ったときも、黒人に、なんとかなんとかなんとか、といって


いるのだが、道を聞いているらしかった。おじさんか外人が圧倒的に多い


のだ。


そういうボクだが、友達は昔からいない。いたときもあるが、ごく短期間だ。


大人になってからは友達の存在の意義さえもよくわからなくなってくる。


第一、ものすごくわずらわしいことに気づいてしまうのだ。はじめはそう



じゃなかったよね、という感じで、思っていたのとはずいぶん違って見えて



きたりして。親しくなればなるほどウソ野郎であることが明らかになってく


るので、ほんとに友達なのか? ととほほな気分になってくる。



二度寝をしたいかと聞かれれば、ボクの寝方は特殊で、五度寝くらいしてる




からねえ………………合掌。
    
コメント
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