この頃の僕は鬱で、狂っていて、世界に対して展
望を開けないでいた。今も開けてはいないが、あの
頃よりはずっと良くなっている。現実の世界はあの頃
より、厳しいだろうが、僕にとっては、すごく
優しく迎えてくれているように思える。これから
どんなに厳しい現実が待ち受けていようと、戦って
いく気力もある気がする。
。。。。。。
世界 鶴岡 卓哉
もう誰も信用などできないのだ
僕は自分自身さえも信用することができない
他人など信ずる気など起こらない
僕を助けてくれる人などおらず
僕も誰も助けないだろう
この世界は冷たく凍っている
感情というものが失われ冷血動物のようだ
誰もが素知らぬ顔をし困っている人たちを素通りする
例え、乱暴されていようと殺されていようと
僕たちは素知らぬ顔をする