この倉橋女史の特徴として「発狂」と「発想の逆転」が
いえるだろう。ここでは、鬼に食われるのではなく、鬼
を食う。それも鬼は美味でありハムのように柔らかな肉な
のだ。
発狂しているツウィストによって書かれたそれは、怖い
というより滑稽であり、なんかおかしみを誘うものだ。
ぼくはぜんぜん怖くなかった。そもそも恐怖小説ではなく
怪奇掌篇だというんだから、怖くはなく、怪しいが先に立つ
んだろう。......合掌。
この倉橋女史の特徴として「発狂」と「発想の逆転」が
いえるだろう。ここでは、鬼に食われるのではなく、鬼
を食う。それも鬼は美味でありハムのように柔らかな肉な
のだ。
発狂しているツウィストによって書かれたそれは、怖い
というより滑稽であり、なんかおかしみを誘うものだ。
ぼくはぜんぜん怖くなかった。そもそも恐怖小説ではなく
怪奇掌篇だというんだから、怖くはなく、怪しいが先に立つ
んだろう。......合掌。