古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

堕ちる天使  ウィリアム・ヒョーツバーグ

2023-11-03 12:31:18 | 小説の紹介
佐和誠・訳 ハヤカワ文庫 1978年

映画「エンゼル・ハート」の原作で、かなり映画は

忠実に作られているようであるが、原作はラストの

方の地下鉄の廃駅で行われる悪魔儀式がひとつの

見どころになっているようであるが、映画には

なかった。リサ・ボネット演じるイ(エ)ピファニー

・プラウドフッドも映画では子供がいるが、原作では

赤ん坊はいず、かなりセックス描写というか、関係は

深め、である。

ぼくはこの映画を20歳の頃のヒマなときに、大げさで

はなく100回はみているので、よく知っているのだ。

原作の方が、エンゼルはとっぽく描かれているような

気がする。

往生際が悪いというか、暴力も描かれていて、やはり、

ハードボイルドとして書かれたらしいことはよく分か

った。

   (読了日 2023年9・18(月)0:34)       
       
コメント
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