古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

本は鞄をとびだして    群ようこ

2018-12-23 15:00:24 | 群ようこ
新潮文庫   1992年


洋書ばかりの書評集二十冊分。


最近、なんで本を読むのか、と言う問いに明確な答えが出た。


それは、呆け防止である。


先日、歌手の西野カナの名前をどうしても思い出せなくて、焦った。


ボクのKおばさんは八十六歳になるが、読書をしているおかげか、まったく


ボケていない。


読書というのは、お脳に恐るべき効用をもたらすらしい。


といいつつ、この書評集だが、解説の川本三郎氏の指摘にもあるとおり、


群さんの「日常感覚」の鋭敏さ、ということにつきるのではないのか。


本棚から猫じゃらし、の続編になるらしいが、ボクは読むのが、前後した。


ボクも生活が一番大切である。


群さんの「日常感覚」は非常に文学的で優れているのではないか、と思う


のだった。

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