古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

新版 悪魔の飽食 森村誠一 

2024-07-24 00:45:32 | 大道珠貴
角川文庫 昭和58年

第七三一部隊と称される満州に展開していた

細菌兵器を研究していた施設があって、そこで

行われていた悪行の数々を暴いている。

ぼくは広島に住んでいて、時に原爆のことで

被害者だ、という想いがあったが、これを

読んで、加害者としてのWWⅡを知って

しまった。御国の為という言葉ひとつで残虐

になれる日本人。それは決して、我々とは

別の日本人ではなく、地続きの日本人の姿

なのだ。

その施設は寒天の腐った臭いが立ち込め、

「丸太」と称される人間(ロシア人他)の

人体実験につかう人間がいて、一日に数体消費

されたという。

人間が出来る最悪な非業とはこのことだろう。そ

の罪からは幾年月が過ぎても逃れられない気が

確かにした。

(読了日 2024年 6・22(土)17:53)
                (鶴岡 卓哉)


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