今は2:45。眠れないし、余力もあるので、
書評なんてもんをやってみましょうかね。
角川ホラー文庫 平成8年
これを良書か悪書かといったら、悪書だろう。
悪書ならではの魅力というものもある。
トリビアに満ちていて、飢饉についての考察に
詳しい。
よくいろいろ調べてあって、いろいろ勉強にもなった。
ひとつ気になったのは、生ごみというのは燃えない
ごみなのですかね。ぼくは燃えるごみだと思っていたが。
この本書では脳を食べるということになっているが、
人間の部位で一番食べちゃいけないのが脳だという。
だから、狂った、ということに相成るのかもしれない
けれど、ラストの二行はホラー文庫の名に負けない
怖いものだった、脳を食べながら……うわっ、怖っ!
(読了日 2024年 6・17(月)20:30)
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