幻冬舎文庫 1994年
もたいまさこを浴びるように読んでみた。もたい
まさこを浴びるのは楽しいことだった。もたいま
さこは小林聡美氏こと聡ちゃんの一味でタコ社長と
行動を共にしていた。40代に突入したばかりのころの
作品で、スキーを始めたらしい。アクティブなババアだ。
クルマの免許を取りたがっている。おそば好きらしく
美味いそばがあると聞くと、どこへでもひょこひょこ
と行ってしまうらしい。
それに、八甲田山で遭難しそうになり、さ迷った挙句、
なんとか、無事だったという。しょーもないと言えば
しょーもないエッセイ集だった。しょーもなくないエッ
セイ集というものも皆無なので、このしょーもなさを
楽しもうではないか。
(読了日 2024年8・13(火)11:25)
(鶴岡 卓哉)