古井由吉氏という作家は又吉直樹氏にTVを通して
教えてもらって、読んでみようかなと思った。
言葉の選び方が秀逸であって、決して、これを、くだ
らない、といってしまえるものではないだろう。
ビルの谷間に落ちてしまう女のひとの話しがあったが、
その昔、イッセー尾形氏のコントでビルの谷間に入って
いってしまうひというのがあって、それを思い出した。
そういった意味でユーモアもあるんだろうね。
ラストの数編は戦争物であったが、このひとのリアルさは
文学というものの重さを充分伝えてくれる。文学によって
しか伝えられない戦争の恐怖感がひしひしと伝わってきた。
いやぁ、戦争はおそろしいよォ…………合掌。
(鶴岡 卓哉)
教えてもらって、読んでみようかなと思った。
言葉の選び方が秀逸であって、決して、これを、くだ
らない、といってしまえるものではないだろう。
ビルの谷間に落ちてしまう女のひとの話しがあったが、
その昔、イッセー尾形氏のコントでビルの谷間に入って
いってしまうひというのがあって、それを思い出した。
そういった意味でユーモアもあるんだろうね。
ラストの数編は戦争物であったが、このひとのリアルさは
文学というものの重さを充分伝えてくれる。文学によって
しか伝えられない戦争の恐怖感がひしひしと伝わってきた。
いやぁ、戦争はおそろしいよォ…………合掌。
(鶴岡 卓哉)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます