古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

自動工場    P・K・ディック

2021-02-16 11:37:23 | 小説の紹介

「ディック傑作集2」所収。  ハヤカワ文庫

 

ギャラクシー誌 1955年11月号

 

ディックの短編のその驚愕すべき点は、今、読んでも

 

まったく古びていない、というところ。この自動工場

 

は、一番ストーリーが読み取りにくかった。でも、世

 

界観というか、文明論的なものも読み取れて、おもし

 

ろかった。

 

この作品でもロボットが自立して、その進化をロボット

 

それ自体でコントロールする様が描かれている。このモ

 

チーフがディックは好きだったみたいです。

 

そして、ボクとしても、鉱物的なものというのはドキドキ

 

するものだ、マア、ボクは、だけど。….…合掌。


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