文春文庫 1990年
「ひるめしのもんだい」である。ボクはひるめしというほどのひるめし
を食べないのでよくわからないが、しっかりひるめしを食べるという
人にとってはひるめしをどうするか? は一大問題なようである。
つまり、ひるめしくらいの問題についてはガタガタいうが、政治につ
いてやなんかはそう問題にしないらしい。政治についてとやかく言う
シーナさんなんて見たくない。いや、読みたくない、か。
身辺問題についてあーだこーだ言うのが、ついては世界平和について
語るのと同じくらい重要なことになってゆくのである、それが、文学
というものである、とボクは理解している。
「週刊文春」に毎週書いていた6,5枚のやややや的な枚数をこなして
だされた、本書。良い消化スピードでこなされてゆく。読んでいて、たのしー
ということは文学にとって罪であるのか、ないのか、じっくり考えてみたい
………………合掌。
「ひるめしのもんだい」である。ボクはひるめしというほどのひるめし
を食べないのでよくわからないが、しっかりひるめしを食べるという
人にとってはひるめしをどうするか? は一大問題なようである。
つまり、ひるめしくらいの問題についてはガタガタいうが、政治につ
いてやなんかはそう問題にしないらしい。政治についてとやかく言う
シーナさんなんて見たくない。いや、読みたくない、か。
身辺問題についてあーだこーだ言うのが、ついては世界平和について
語るのと同じくらい重要なことになってゆくのである、それが、文学
というものである、とボクは理解している。
「週刊文春」に毎週書いていた6,5枚のやややや的な枚数をこなして
だされた、本書。良い消化スピードでこなされてゆく。読んでいて、たのしー
ということは文学にとって罪であるのか、ないのか、じっくり考えてみたい
………………合掌。
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