6月12日の投稿でアルストロメリアの花を紹介した。こちらはそのアルストロメリアの原種と言われている花だ。アルストロメリアの原種と言われる花は南米アンデス地方を中心に100種類ぐらいあるようだ。アルストロメリア原種の1/100の花と言うところか。枯れたと思い土手に放置して置いたら場所が良かったかここまで増えた。
子供のころから知る数少ない花の一つ、鉄砲百合だ。小学校へ通った道の横、50mぐらい離れた畑で風に揺れながら咲いていたのを思い出す。私には矢車草と並び郷愁を誘う花だ。
秋の7草の3種目、薄の1種ヤハズススキ(矢筈薄)だ。ヤハズススキの特徴である葉の横筋がはっきりと見え始めた。涼しさを感じさせる葉そして模様だ。
スミレのような花が咲いている。が、よく見ると葉が菫ではない、蘭の1種フウラン(風蘭)だ。セッコクと同じように木の幹とかに付着して育つ着生植物の1種で日本原産のラン科植物のようだ。
朝ドラ“ランマン”で先々週ぐらいに紹介されていた牧野博士が命名した花、ハキダメギク(掃溜菊)だ。”らんまん”の最後に草花が紹介されるがいつも楽しみにしている。このハキダメギク、ちょっと可哀そうに思う名だが、牧野富太郎氏が世田谷の掃き溜めで発見したことから命名されたようだ。
牧野富太郎氏が名を付けた草花は2500種に上るそうだ。その中で自分が発見し、名付けたのは600種余りらしい。”ランマン”が始まる前から知っていた花だが、私が今まで草花で一番ひどい名だと思っていたのはヘクソカズラ(屁糞蔓)だ。最近、これも牧野氏の命名と知った。ヘクソカズラはその臭いからの名だが、今では言い得て妙、に変わった(なんじゃそりゃ、と言われそう)。もう1種、子供のころから知る木でそのものずばりの名クサギ(臭木)と言うのもある(因みに、この木の命名者は外国人。ホッとした)。確かに花の匂いは臭かった。が、蝶の好きな花で黒いアゲハ蝶がよく来ていた光景を今も思い出す。さて、このハキダメギク(掃溜菊)、イメージが良くない。が、”掃き溜めに鶴”と言う格言から考えると可愛い花を想像できる。
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